SUS410の加熱による影響

このQ&Aのポイント
  • マルテンサイトSUS410素材と異金属の接着不良が発生したため、500℃で加熱して接着剤を軟化、溶解しています。
  • 500℃の加熱はSUS410の組織に影響を与える可能性があります。
  • 加工途中工程におけるSUS410の加熱は、接着不良の解消に役立つ方法の一つです。
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SUS410の加熱

加工途中工程でマルテンサイトSUS410素材と異金属の接着不良発生のため、500℃に加熱して接着剤を軟 化、溶解させています。 500℃はSUS410の組織に影響を与えるでしょう か?

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

航空機の分野からの回答なのでマニアックになりますが・・。410は通常372537℃の範囲での焼き戻しは避けるようになっています。可能なら372℃以下でTRYされては?また537℃以上でないと接着剤が剥離できないなら再度焼き入れ・焼き戻しをされる方が良いと思います。再度熱処理される場合は金属組織を安定化させるために深冷(サブゼロ)されることを推奨します。

noname#230358
質問者

お礼

Padi様 早速のアドバイス有り難うございます。 上記方法でTRYしてみます。 これからもよろしくお願いします。

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