プレス加工におけるS60CとS60C-CSPの違いと機械的性質

このQ&Aのポイント
  • プレス加工品図面の材料欄にS60CMとS60C-CSPと書いてある2通りのものがあります。プレス加工するのに違いがあるか、機械的性質を教えてください。
  • プレス加工品図面の材料欄にはS60CMとS60C-CSPという2種類の表記があります。これらの材料のプレス加工にはどのような違いがあり、それぞれの機械的性質について教えてください。
  • プレス加工品図面にはS60CMとS60C-CSPという2つの材料表記があります。これらの材料をプレス加工する際にはどのような違いがあり、それぞれの機械的性質について知りたいです。
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S60Cについて

プレス加工品図面の材料欄にS60CMとS60C-CSPと書いてある2通りのものがあります。 プレス加工するのに違いがあるか、機械的性質を何方かご教授下さい。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

#2です。 言葉足らずだったかもしれません。 補足します。 硬度の範囲は指定できる範囲ということで,実際にはユーザー側がこの範囲内のプラスマイナスいくつかで指定するという意味です。 従って,どのくらいの硬度で作ってあるかはミルシートなどで見ることが出来ると思います。 尚このことについては JIS G 3311 とか JIS G 4802 で規定しています。 以上補足致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

S60CMとS60C-CSPは化学成分,製造方法も同じですので、同質と考えてかまいません。 但しCSPの方はばね用を目的にしたもので,調質指定が可能な材料となっています。 CSP記号の後に A、R、H、B のどれか記号がついていませんか。 この記号により調質区分(指定できる硬さ)を表しています。 A;焼きなましをしたもの 硬さ Hv190以下 R;冷間圧延のままのもの 硬さ Hv230270 H;焼入焼戻しをしたもの 硬さ Hv350500 B;オーステンパーをしたもの 硬さ Hv360440 S60CMの場合は焼きなましをしたものであれば Hv190以下の硬さで,冷間圧延のままのものであれば Hv190280 の硬さとなっています。 従ってCSPの場合はどんな熱処理がされているかどうかの違いにより,硬さが変わるだけで後はほぼ同じと考えて良いと思います。(CSPに続く記号を確認する) 尚これらの性質等はミルシートで確認できると思います。 以上、参考になれば幸いです。

noname#230358
質問者

お礼

有難うございました。 調質により硬度差がかなりの巾がありますね。 客先より図面指定の再確認してみます。 ご丁寧なご回答に感謝致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

記号としては S60Cは問題ないと思いますが、「機械構造用炭素鋼」です。 製造方法を表す符号の ・CSPは、ばね用冷間圧延鋼管帯(Cold Strip sPring) ・Mは、特殊みがき帯鋼(みがき特殊帯鋼:Migaki) ですが、肝心のプレスに関する機械的特性はよく分かりません。 上記を手がかりに検索すると何か分かるかも知れませんが・・・

noname#230358
質問者

お礼

有難うございました。 早速に検索してみます。

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