80歳の父のびまん性大細胞型B細胞型リンパ腫に免疫療法は効果的か?

このQ&Aのポイント
  • 80歳の父がびまん性大細胞型B細胞型リンパ腫と診断されましたが、抗ガン治療ができない状態です。
  • 父の状態は肝障害、腎障害、播種性血管内凝固症候群といった合併症があり、腸管壁周囲のリンパ節が腫れています。
  • 最後の手段として免疫療法を検討していますが、びまん性大細胞型B細胞型リンパ腫に適している治療方法や費用についての情報が不明です。
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びまん性大細胞型B細胞型リンパ腫 (免疫療法)

80歳の父ですが、去年の暮に陰嚢の中に腫瘍が出来ているので、今年の初めに、手術で取ったのですが、検査の結果、びまん性大細胞型B細胞型リンパ腫と診察され、入院ものの、抗ガン治療もできない状態だと言われました。肝障害、腎障害、播種性血管内凝固症候群(DIC)ともいわれ、腸管壁周囲のリンパ節が腫れている状態です。もともと糖尿病も患っています。私としてはこの1ヵ月の足らずの間に何故このような状態にまでなってしまっているのか、頭がついていかない状況です。もちろん父も数か月?に迫っている自分の寿命にとてもついて行けてない状態です。そこで免疫療法というものをネットで見つけ、最後の手段と思い色々検索しているのですが、びまん性大細胞型B細胞型リンパ腫に適しているものはあるのか?どのくらいのお金がかかるのかがわかりずらく、よいご意見等いただけたらと思います。

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  • jing0708
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回答No.2

とてつもない嘘をつく人間がいるようですので、血液内科は専門ではありませんが(消化器の専門です)免疫学の専門としてお答えします。(学位を腸管免疫でとっています) まず、お父様の状態ですが問題は治療が完了したとしても肝障害、腎障害によって余命が短い可能性が高いという点です。この状態では、一般的にR-CHOP療法(リツキサン+CHOP(抗がん剤)の併用療法)などを行うことができません。 また、DICもあるのであれば、正直外科術も無理で症状を安定化させるだけで担当医が精一杯になっているであろうことは想像に難くありません。 免疫療法の問題は、患者の体力に依存しなければならないという点です。免疫学をしっかりと理解していない人間は、免疫力でいつでも対応できると勘違いしていますが、お父様のように80代の場合はそもそも免疫力は20代の10%程度まで落ちています。従って免疫療法は効果が出にくいのです。 せっかくですので、別の回答者さんが回答している内容を引用してお答えします >http://bsl-48.com/hasumi.html< にもありますが、根拠として出されている例はすべて固形がんであり、血液がんは一切記載がありません。また、医学論文上でもハスミワクチンは4報しか論文が出ていません。最後に出たのは2013年です[1] 従って、この方法は全く根拠がありません。 次に、免疫療法でB細胞リンパ腫に効果がある可能性が示されているのは、昨年行われた第58回米国血液学会(ASH)年次総会(サンディエゴ)で報告されたCAR-T細胞免疫療法という方法です。ただ、これに詳しい医師は国内に極めて少ないということや年齢的にもおそらく難しい点からお勧めしません。 免疫療法を行うこと自体を私は否定しませんが、基本的には効果は極めて小さいと思ってください。私自身がん免疫療法に関して、肯定的ではありますが免疫学に詳しくない人間が間違えているのは ・免疫療法は患者の体力、あるいは血液産生能力に依存した方法である ・B細胞、T細胞、NK細胞、樹上細胞の誘導能力が低下している70代以降では治療成績が低い ・あくまで免疫療法は抗体産生能力、各種細胞遊走能力を維持した患者にのみ限定して行うべきである ・そのために漢方の補剤などを用いることは否定しない という点を正しく理解していない点です。80代である以上、免疫療法の効き目は低いと思われます。担当医に相談すれば否定はしないと思いますが、同じような事を言うと思います。 日本の医学会は免疫に詳しくない人間も多いですが、詳しいが故に上記のように患者さんによっては否定する医療従事者も十分にいることをご承知ください [1]Hasumi K et al.,Clinical response of advanced cancer patients to cellular immunotherapy and intensity-modulated radiation therapy.Oncoimmunology. 2013 Oct 1;2(10)

suginami-1
質問者

お礼

丁寧な内容ありがとうございます。昨日主治医と話しました。ほぼ同じことを言われました。1つ書き忘れたのが、ステロイドを使用しているという状態です。その為、腫瘍崩壊症候群も起きているので、更にDICがひどくなってるそうです。今月持つかどうかの状態でした。

その他の回答 (2)

回答No.3

医師のお方から否定的なご意見がございましたが、 血液がんにハスミという免疫療法が有効なことは事実です。 また、お歳と言えども、抗癌剤などでたたいていないことから健全な白血球が保全され隣接していることからです。 また、何にしても免疫療法以外に望みはありませんし、癌抗原に適合するワクチンがハスミにはございます。 ワクチンは病状を証明する紹介状などがあれば入手でき、担当医の手を借りずとも、5日ごとの皮下接種ですからご自身で使用できます。 とにかく、BSL48クリニックか経験ある協力医に相談なさってください。

回答No.1

身体全身を巡っているのは血管、リンパ管そして神経です。 白血球(免疫担当細胞)は主に骨髄球とリンパ球に分かれます。 リンパ球はT細胞とB細胞があり、リンパ管を通って全身を行き来し、リンパ節より血管の中にも入り込み血液内や組織で体内の異物の排除などに当たっています。 体内の異物というのは、ウイルスや細菌、また癌細胞、感染細胞、移植細胞などの非自己を表現するモノです。 悪性リンパ腫は、このT細胞とB細胞のうち、ごく一部の特定のリンパ球がガン化し、リンパ節で増殖し腫れてリンパ腫瘍となったもので、多くのタイプがありますが血液癌であり、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫はB細胞の癌化です。 ガン化する原因として、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスがバーキットリンパ腫に関係し、またHHV-8がカポジ肉腫や悪性リンパ腫などの悪性腫瘍の発症と関連していることがことが明らかとなっている以外多くは解っていませんが、ウイルス遺伝子の挿入などにより、癌遺伝子をもつこととなったリンパ球が増殖していると言う事です。 いずれのタイプにしても、ガン化したリンパ球が増殖してリンパ節で腫瘍を形成している病気ですが、リンパ球総量からすればガン化しているのはごく一部のリンパ球であり、多くのリンパ球は健在です。 言い換えれば、健全なリンパ球とガン化したリンパ球は常に隣接していますが見逃している状態であり、癌遺伝子を作る原因ウイルスにも認知は及んでいません。 {免疫療法} ■免疫療法をされる機関にとっては白血病を含み血液癌は最も速効することが知られています。 なぜならガン化したリンパ球は健全なリンパ球と常に隣接していることから、異物として認知すれば日夜となく速やかな攻撃排除が可能だからです。 ■免疫療法の種類 さまざまなものがありますが、一口で言えば、健全なリンパ球に癌細胞の成分(癌細胞膜抗原=癌細胞に現れている蛋白質)を認知させる療法です。その手法として、 特異的なもの 1. 癌抗原ワクチン=成分そのものやそれに近いものを接種して免疫反応(白血球が異物として認知する反応)を起こさせるものがあり、ペプチドワクチンとハスミワクチンです。 ハスミワクチンは癌種ごとの適合ワクチンが有り、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にはLS・Mという一般ワクチンが使用されると思いますが、月に14,000円程です。なお患者自身の癌抗原を抽出して2ヶ月かけて作成する自家ワクチンもあり年間28万円程です。 2. DC療法=患者自身の樹状細胞という白血球を培養して癌抗原を食わせ、それを患者に戻すもの。1クール数百万の料金。 非特異的なもの 1. 丸山ワクチン=結核菌成分を接種し、巻添え的な免疫反応を期待するもの。月に1万程。 2. ラック細胞療法(LAK)=患者の健全なT細胞をサイトカインのIL2を与えて培養し、患者に戻すもの。1クール120万ほど。その他ラック療法を応用したものがあります。 いずれも「免疫細胞療法」としてさまざまな医療機関で行われていますが、認可はされていませんし、いずれも広くは知られていません。それぞれをネットで検索してお調べになれば解ります。 ●大切なことは、癌免疫療法は短期間されても効果はなく、うまくいっても3年ほどは継続できることが必要です。従って、副作用がなく金銭的にも継続できるものでなければ完全治癒には結びつきません。 ●私がお勧めするのはハスミワクチンです。治癒が得られます。 なお、免疫療法ですから白血球が弱化する化学療法との併用は効果を得られません。抗癌剤を使用しないことです。また食事療法も必要です。 ---------------------------------------------------------- なお、残念ですが大半の医師は免疫の理論も深くは学んではいなくそれほど知識にありませんから、免疫療法に意見を求めても否定されますし、質問しても正しい答えは返ってきません。 ハスミのことを相談するなら、以下の診療窓口か協力医にお聞きください。 乱文ながら取り急ぎ投稿します。ご幸運をお祈りいたします。 ●東京のBSL48クリニックが受診窓口です。 http://bsl-48.com/hasumi.html 以下の協力医からもBSLに手続きができます。 大阪の協力医は田中クリニック(ある程度詳しくお知りです) http://www.tanaka-cl.com/vaccine_02-2.html 広島の協力医は永山医院(ある程度詳しくお知りで、すぎな会という患者会もお持ちで古くからの協力医です 院長永山多寿子先生は娘の汐見千寿先生に平成27年バトンタッチされました) http://www.nagayama-cl.com/original10.html 徳島はホームページはお持ちではありませんが天羽(あもう)クリニックです。 定例会にご協力頂いています。(詳しくお知りです) http://byoinnavi.jp/clinic/95393 ---------------------------------------------------- 参考になる広島の体験者のブログがございます。 http://ameblo.jp/cancer-vaccine/entry-10817075956.html

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