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海水の陰イオンクロマト

海水の試料を陰イオンクロで測定したいのですが、Clのピークが他のピークにかぶってしまい測定することができません。諸事情により試料の希釈を行わずに測定したいのですが、何かいい方法はあるでしょうか?Clを吸着する前処理カートリッジも検討しましたが、希釈なしでCl濃度を測定可能な濃度(~50mg/L)に下げられる吸着容量を持つカートリッジが見つかりませんでした。

  • 化学
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みんなの回答

回答No.2

海水の滞留時間は長く、海洋には多種多様な生物が生存しているから、これらの排泄物や死骸由来の有機物質が多量に存在する。海水のモニタリングは淡水の分析の場合と違う。 塩分は、希薄な電解質溶液では各成分イオンの濃度と当量電気伝導率との積の総和が電気伝導率と等しくなる。 海水のようにイオン強度が高い場合、各イオンの濃度を活量に置き換えると上記の関係は成立するが、活量は濃度によって変化する。 海水の塩分濃度は0.5%程度の範囲内で、主要成分イオン間の濃度比が一定に保たれているから、試料海水の電気伝導率からその塩分濃度を知ることができる。サリノメーターという測定器がある。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.1

まじめな話,無理じゃね. たとえば硝酸銀入れて沈殿させるとかは,共沈で目的物ごと落ちる可能性はあるし,そもそも硝酸イオンが高濃度に残るからやっぱり容量的に無理だろうし. 前処理カートリッジも,Cl-以外にどのくらい影響するかわからないので,そもそもそれでいいのかという検証なしには話が始まらない.問題ないなら,カートリッジを何段階も使うという手はありうるかもしれないが. いずれにしても,海水のイオン総濃度はいろんな意味で分析的には厳しい.溶媒抽出でさえ,抽出率に影響するレベル.

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