• ベストアンサー

イメージセンサーの画質を上げる手段

イメージセンサーのいわゆる「画質向上」として、プロセスの改善以外には以下のような方法があります。 ■色分離 ・従来のベイヤー配列 ・Foveon(センサーごとにRGBを受光して偽色をなくす) ・三板式イメージセンサー(光を3つに分離してそれぞれのセンサーでRGBを受光して偽色をなくす) ■画素 ・中判(センサー自体を大きくして画素密度を下げる/上がりにくくする) ・α7sや1Dの方向性(画素数を減らして画素密度を下げる) ・α7Rや5Dsの方向性(画素数を増やして解像度を上げる) この中で将来性があり、技術として筋がいいと考えられるのはどの方法なのでしょうか? また、この中で最も画質が上がるのはどれでしょうか。

noname#257529
noname#257529

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10488/32988)
回答No.2

理屈の上ではフォベオンのようなRGBをそれぞれに受光することでしょうが、「理論上は理想だが、現実はそうじゃない」なんて話は世の中ゴロゴロあるわけでしてね。理論的に理想的なエンジンはロータリーエンジンなのですけどね。 センサーの大きさと画素数のバランスは、もうとっくに理論値を超えています。APS-Cサイズのセンサーだと、理屈上は最もバランスがいい画素数は約600万画素といわれています。そうすると大ざっぱにいって3000ピクセル×2000ピクセルですから、一般的なディスプレイでも充分です。MacBookProのRetinaディスプレイが2880×1800ピクセルですからね。 印刷する場合はA4サイズで4000×3000ピクセルくらいなので、一般的にA4(四つ切)サイズまでは印刷する可能性はあるでしょうから、そこからいうと1200万画素くらいが欲しい、とはなります。 フルサイズ機で最もバランスがいいのは1200万画素といわれていますから、そのくらいあれば一般的には充分だ、となります。 ただ、あまり大きな写真が要らない(むしろデータが重くなるデメリットがある)報道写真の分野では画素数は必要ないですが、ときに大きくプリントすることがある広告写真の分野では「縦3メートル、横5メートルで印刷する」ってこともありますから、画素数が多いほうがいいという需要があります。 もうハードウェア的にはごく一部のプロのような需要を除けば必要とされる性能ははるかに凌駕していると思います。一般道を走るのに、GT-Rの性能は要りませんでしょ? また今は基本的に撮って出しということはなくなり、どのような媒体であれPhotoshopのようなデジタル現像を行なった上で世に出されますから、もう撮像素子にそこまでの性能も求めていないというのもあります。 料理のおいしさは無農薬野菜かで決まるのではなく、料理人の腕も重要じゃないですか。 iPhone6Sの画質がすごいというのが話題になりましたが、あれはカメラのハードウェアの性能ではなく、画像処理エンジンのチューニングが素晴らしいからです。 ちなみに、Nikonの撮像素子にはSONY製のものが使われているものがありますが、Nikonのほうが特に高感度における画質が優れています。撮像素子に写っている画像はNikonのものもSONYのものも同じなのですが、その後の画像処理エンジンの違いが画質の差に出ているのです。

その他の回答 (2)

  • bardfish
  • ベストアンサー率28% (5029/17765)
回答No.3

画質向上・・・とおっしゃいますが、画質を落としている原因とか要因を無視していたのでは本質的な解決には至らないと思いますが・・・ Foveonや3版式は改造間の上ではベイヤーを超越しています。 ベイヤーの解像感が劣る原因はローパスフィルター。 ローパスフィルターを装着していない機種も存在しますが、ローパスフィルターでぼやかさないと偽色が目立つようになってしまいます。 偽色も画質低下の要因の一つですよね。 偽色の発生を抑える方法の一つとして高画素化があると言われています。 画素が細かくなれば偽色も目立たなくなるという考え方なのかな? そのためにはレンズの解像度も合わせてあげる必要があるから金食い虫になってしまうでしょう。 さて、目先を変えて望遠鏡に目を向けてみましょう。 望遠鏡ではデジタルカメラ(のイメージセンサー)を使用し長時間露光で数億光年先の星を撮影します。 ハワイにあるスバル天体望遠鏡ではデジタル一眼レフのフルサイズセンサー(くらいのサイズ)を十数個とか数十個並べて数億画素とか数十億がその写真を撮影しているとサイエンス番組で紹介されていました。 単純に並べただけではフチの分欠損が出来てしまうので、歯抜けの状態に並べて撮影時に合成できるようにズラして露光するそうです。 で、何がいいたいかというと、深宇宙の観測には民生品の数十倍以上の画質が求められているということ。 そこで得られた研究成果が民生品に降りてくれば素晴らしいものになるかもしれません。 今のところ学術研究用だと強制冷却とか民生品では考えられない贅沢な作りになっていたりするので、簡単に移行はできないでしょうが、研究開発に携わっている企業なら何かしら成果を持ち帰って自社製品に活かすと思います。 宇宙開発方面も調べると、違った方向性も見えてくるかもしれませんよ。 ハッブル宇宙望遠鏡なんて打ち上げ後に撮影ユニットを交換したはずですからね。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5080/13274)
回答No.1

「画質」と一言で言ってますが色々な要素が有ります。 ダイナミックレンジを向上させるのであれば、今の所1画素あたりの面積を増やして受光量を増やすしかありません。 解像感(シャープネス)を向上させるのであればベイヤー配列のカラーフィルターを止めて、Foveonや三板式のように補完処理を無くすしかありません。

関連するQ&A

  • デジカメの画質

    デジカメを買おうと思います。 ネットでは画素数が多いほど画質が悪いというような記事を見つけましたが、 イメージセンサーの大きさが同じときは画素数は大きいか小さいか どちらの方が画質はいいんですか?

  • 高画素の縮小と低画素はどちらが高画質に資するか

    1920x1080の画素数の写真を撮影したいとして、 5000万画素のセンサーの画像を縮小するのと、207万画素のセンサーで撮影するのでは低感度域・高感度域それぞれにおいてどちらが画質(現実の映像に近い)に貢献するのでしょうか。 どちらも同様の世代のCMOSイメージセンサーとして考えてください。

  • イメージセンサーの配線

     画素の開口率が100%未満(半分程度)なのは、 イメージセンサーには、配線が必要であるための由ですが、 配線をレンズと反対方向にするなどすれば、100%に近づけられると素人考え的には思うのですが、 実際はどうなのでしょうか?

  • 撮像素子(イメージセンサー)には、フルサイズ・APSサイズ・1/1.8

    撮像素子(イメージセンサー)には、フルサイズ・APSサイズ・1/1.8とサイズがありますが フルサイズのカメラで画素数が1200万画素 1/1.8サイズの小さなイメージセンサーで1200万画素とゆう風に、かなり小さな(携帯電話内臓のカメラなど)イメージセンサーでも1200万画素も入るわけなのですが、画素の大きさが大きいものと小さいものがあるということと理解してよろしいでしょうか? そして 大きい画素と小さい画素の具体的な大きさの数値はわかりますでしょうか?

  • WEBカメラの画質について

    最近、メッセンジャーを使って、ビデオチャットを始めました。しかしWEBカメラの画質が気になります。現在はCMOSセンサーの30万画素を使用しているのですが。CCDセンサーを選んだ方が良いのか、それとも30万画素よりも130万画素というように画素数の多い方を選ぶべきか?例えば、CMOSセンサーの130万画素とCCDセンサーの30万画素では、どちらが画質が良いのでしょうか?よろしくお願いします。

  • 一眼レフとコンパクトの画質の差はレンズ?

    デジタル一眼レフカメラとコンパクトカメラで、 同じ610万画素のカメラでも圧倒的に一眼レフで撮った写真のほうが綺麗に感じます。 等倍で見るとノイズ?のような粒子が一眼レフのほうが少なく、610万画素の一眼レフと、1000万画素のコンパクトカメラでも、610万画素の一眼レフのほうが綺麗に感じるほどです。 この画質の差は、一眼レフのレンズから作られているのでしょうか? イメージセンサーなどにも差があるのでしょうか? イメージセンサーの画素数以外にどこから画質の差がくるのか、詳しい方ご回答お願いします。

  • CMOSイメージセンサ

    最近、画素内に増幅トランジスタを搭載するCMOSイメージセンサをよく耳にします。 しかし、画素内にトランジスタを搭載すると、本来の光検出領域が狭まってしまう気がします。大丈夫なのでしょうか? また、増幅トランジスタの部分に光が入射して大きな電流が流れるという事態も起きそうですが大丈夫なのでしょうか? 以上2点ですが、解決方法があればアドバイスをお願いいたします。

  • イメージセンサについて疑問があります。

    1/2.3のイメージセンサを搭載している、コンパクトを持っています。 1台はコダックZ915 http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/zoom_series/z915/products.shtml 1台はキャノンSX130 http://cweb.canon.jp/camera/powershot/sx130is/index.html そのあと、コダックがなんとなく(本当になんとなく)、写りの色合いが気に入ったので、海外からコダック・Z990という日本未発売の型式を通販で買いました。 カメラ本体は日本語モードがあるので、使用で不自由はありません。 http://store.kodak.com/store/ekconsus/en_US/pd/MAX_Camera/productID.221644300 このZ990、評価が割れまして、 1)図体がデカくても1 / 2.33サイズのイメージセンサーではないか。→コダック信者買い物失敗w 2)1 / 2.33でもBSI-CMOS、裏面照射だし、最新型なら性能も上であろう  2の1→Z915よりは性能は上であろう。ただ、キャノンより上かはわからない。コダックだから、個性があるけど。 2の2→一番新型だから、Z990がおまえの手持ちでは一番画質上等なカメラだよ 3)イメージセンサの大きさ調べてから買った方がよかったな。リコーのGX200にでもしておけばよかったのに。 ただ、コダックの歴代フィルムモード(コダカラー、エクタクローム、トライエックスモードがあります)は、腐ってもフィルム屋のカメラでおもしろいな。 1・2・3とわかれました。 話の中心はイメージ・センサなのですが、コダックは個性的、と皆いいます。 質問は 1)今の1/2.3イメージセンサは、本当に1000万画素を生かしきれる実力があるのでしょうか? 個人的には技術の進歩は日進月歩以上にあるとおもいますが、1000万画素なんかいらないのではないかとも思っています。 2)コダックが個性的、というのは、どうなのでしょう? デジカメの世界は日本が征服しているとおもいますが、そのなかで個性はだせるものでしょうか? よろしくおねがいいたします。

  • イメージセンサの感度と飽和電子数

    イメージセンサの感度と飽和電子数に関してですが、 コンパクトデジカメ(センササイズ1/2.3or2.4で1000万画素)とデジタル一眼レフカメラ(フルサイズで2000万画素)において、感度および飽和電子数は具体的に何倍くらい異なるのでしょうか。 正確に上記のスペックでなくても良いので、簡単な比較が知りたいです。 あるいは、デジタル一眼レフのISO100のS/NはコンパクトデジタルカメラのISOで表すとどのくらいになるのでしょうか。 宜しくお願いします。

  • デジカメの画素につきまして

    デジカメの画素につきまして 撮像素子(イメージセンサー)には、フルサイズ・APSサイズ・1/1.8とサイズがありますが フルサイズのカメラで画素数が1200万画素 1/1.8サイズの小さなイメージセンサーで1200万画素とゆう風に、かなり小さな(携帯電話内臓のカメラなど)イメージセンサーでも1200万画素も入るわけなのですが、画素の大きさが大きいものと小さいものがあるということと理解してよろしいでしょうか? そして 大きい画素と小さい画素の具体的な大きさの数値はわかりますでしょうか? 画素については よく図でレンズーフィルターー受光素子という具合で説明されていますが 顕微鏡で見た感じの実物の写真なんかはありますでしょうか?