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反応機構

rei00の回答

  • rei00
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回答No.4

rei00 です。 補足拝見しましたが,かえって混乱させちゃったみたいですね。 補足ではアルド-ル縮合とメチル化を同時に行なう様に書かれていますが,これは別々の反応です。 教科書にのっているかと思いますので,あまり詳しい説明はしたくない(ご自分で勉強された方が為になると思いますので)のですが,もう少し詳しく回答しておきますね(きちんと教科書の該当ヶ所を勉強して下さいよ)。 1)アルド-ル縮合。  アルド-ル縮合は酸触媒でも塩基触媒でも行なえます。両者の特徴を簡単にまとめると, 酸触媒:ケトンからできるエノ-ル体が,酸で活性化されたアルデヒド基に求核攻撃し,β-ヒドロキシケトンを与えますが,このものは酸性条件下容易に脱水(β-脱離)反応を起こし,結果としてα,β-不飽和ケトンが生成物になります。 塩基触媒:ケトンからできるエノレ-ト・アニオンが,アルデヒド基に求核攻撃し,β-ヒドロキシケトンを生成物として与えます。 2)メチル化  メチル・アニオンのマイケル付加反応です。 いかがでしょうか。以下,補足内容の問題点です。参考までに。 > アルデヒド基のカルボニル酸素原子にプロトン付加後、 > その酸素原子がケトンのα位水素(メチル基)にアタックして、  プロトン化されたカルボニル酸素原子は,+電荷を帯びますので,ケトンのα位水素(メチル基)へのアタック(求核攻撃)は起こしません。 > メチレンアニオンが生成して、 > 水がとれると同時にそのメチレンアニオンが元のアルデヒド基のC原子(++にチャージ)に求核攻撃して > 環構造が生成する。  酸性(H+ が多量に存在する)条件下では,アニオンはできません。たとえできても,すぐにプロトン化されてしまうために反応には関与できません。

hiro2000
質問者

補足

わかりました。酸触媒存在下でのアルドール縮合が起こって6員環のα、β不飽和ケトンができて、その後有機銅試薬(CH3)2CuLi&H2Oで目的物完成!?

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