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学校のグラウンドへの落雷

      ご覧いただきありがとうございます。  以前からあるのですが、学校等のグラウンドに雷が直撃する死亡事故が各地で発生しています。  校舎や建物上、バックネット、境界線等、各所に避雷針は設置され、安全と言われる45度の仰角を満足している場所でも発生しており、数年前は近所の学校でも起きています。  質問は、避雷のための施設が整備されているにも関わらず、何故落雷事故が防げないのでしょうか。安全基準に問題があれば見直すべきではないでしょうか。  自然現象には疎いので易しく御教示いただければ幸いです。

noname#231830
noname#231830

質問者が選んだベストアンサー

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noname#252929
noname#252929
回答No.2

自然現象に対して、完全な安全基準なんんていうものは、まだ人間が作れる様なものではありません。 過去の経験より、より少なくなる程度のものしか作れないのです。 その度に安全基準を変更したところで、費用がかかるだけで、効果は完全とは言えないものに、安全基準を変える必要性もないのです。 そもそも、避雷針で、本当の雷は防ぐ事はできないのです。 大きな雷の力をご存じないかもしれませんが、雷が1つ落ちた時に流れる電気は、10万人都市で、数ヶ月分の電気と同じ様な量が一瞬で流れるのです。 その雷が落ちた場合、現在の避雷針設備であれば、避雷針は溶け落ち、避雷針から地面につながるアースの電線は一瞬で燃えます。 それくらいの電気が流れるのです。 それでも安全にという避雷針を立てるとなれば、避雷針のためだけに1本数億などの巨額の費用をかける必要が出てきます。それだって、耐えられない可能性もあるのです。 そんなものつくたってしょうがないでしょう? なので、ある程度までしか想定をしていません。 また、避雷針の有効範囲は45度とも言われているのですが、実際にはこれだけでは耐えられないとも言われています。 避雷針が100mの高さなら、100mが守られるというのが、理屈になります。 では、もともと110m離れたところへ落ちる予定だった雷は、避雷針に引き寄せられたりしますので、避雷針に到達せずに、手前に落ちたりもします。つまり、守られているべき範囲に落ちる事もあるのです。 でも、確率的に、何もないよりはマシなので、つけるという基準になっているのです。 安全基準の考え方が、あなたの場合は、100の安全と考えている様ですが、そういうものではなく、0よりは安全、という事が基準になっており、100の安全というのは、完全に鉄板で覆う程度の事をしなければ物理的に無理なのです。 よく、車の中にいれば安全。何て言いますが、上に書いた様に、大きな雷の場合、車の中なんて、全く意味がありません。 車体が流れる電気の熱で高温になり、一瞬で塗料や内装などが燃え上がりますので、絶対に安全なんていう事はできないのです。 安全なのは、そんなに大きくない雷というだけの話になります。 でも、外にいるよりは安全という事なのです。

noname#231830
質問者

お礼

 ご回答いただきありがとうござます。  仰るとおり、原発の安全性、地震の安全性のような、「安全基準」と理解してきました。「避雷針の保護範囲は安全」「車の中は安全」という理解です。  ご回答から、落雷の被害を完全に防ぐ安全対策はないということですね。もし、それが有れば「送電線に落雷して停電」などは完全に予防が可能と言うことになります。  ご丁寧にありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

  >45度の仰角を満足している場所でも発生しており 実例をお願いします グラウンドは避雷針のカバー範囲外になるのが普通です  

noname#231830
質問者

お礼

 45度仰角に近くとも危ないこともあるようですね。  ご回答ありがとうございました。

noname#231830
質問者

補足

 数年前の近所の学校の事故を分かる範囲で調べています。  体育館(約25mH、屋上に25m程の避雷針兼無線塔)、グラウンド、 バックネット(避雷針高約40m)がほぼ直線にあるグラウンドの、体育館とバックネットの間に落雷した模様です。体育館とバックネット間約100mで、確かに45度仰角を僅かにはずしていましたが、そんなものでしょうか。  |                |                ■                |  ■       人        | ---------------------  

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