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押川春波の海底軍艦の小説ですが、聞かんとて
今度吾等らがこの大危難をば、同じ日本人の――しかも忠勇義烈なる帝國海軍々人の手によつて救はれたのは、實に吾等兩人の幸福のみではない、天は今やかの朝日島に苦しめる櫻木海軍大佐の誠忠をば遂に見捨てなかつたかと、兩人は不測に感涙の流るゝ樣に覺えて、私はうつむき、武村兵曹は顏を横向けると 、このとき吾等の傍に、何か艦長の命を聽かんとて、姿勢を正して立てる三四名の水 兵は、先刻より熱心に武村兵曹の顏を見詰めて居つたが 何か艦長の命を聞かんとてとはどういう意味ですか、( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。
- 島田 佳(@sgypn)
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「何か艦長の命を聞かんとて」とは「艦長から何か命令があった時にそれを聞き逃してしまわない様にするために」という意味です。 因みに、質問者様が引用された箇所の全文の意味は以下の様なものになります。 このたび私たちが、同じ日本人の――しかも忠勇義烈なる(←「忠義の心に厚く、勇気と正義感に優れる」という意味)帝国海軍軍人の手によってこの大変な危難から救われたのは、実際のところ我々両名の幸運よるものだけではなく、天が今もあの朝日島で苦しんでいる櫻木海軍大佐の忠義一筋の心を見捨てなかったからだと、二人は思わず感涙の涙を流してしまったが、その事に気付いて(泣き顔を見られるのが恥ずかしいので)私はうつむき、武村兵曹は顏を横向けるのだった。その時、艦長から何か命令があった場合に備えて、私たちのそばで姿勢を正して立てっていた三、四名の水兵は、先ほどから武村兵曹の顏を熱心に見詰めていたのだが、
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