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宇宙(軌道)エレベータ構想に潮汐力は利用可能か?

 宇宙(軌道)エレベータという潮汐力を利用した構想が大手建設会社と大学教授から提案されています。本も出ていますが信じられません。  宇宙ステーションから鉛直にテザーという紐を伸ばして地上の荷物を吊り上げ宇宙に向けてカウンターウェイトを操作するそうです。宇宙(軌道)エレベータの形状を鉛直に支える力を潮汐力と遠心力から得るという構想です。  潮汐力と言えばまず月の引力による潮の潮汐がその事例です。 その潮汐力や遠心力では宇宙(軌道)エレベータ構想を成功させることができないと思うのですがいかがでしょうか。教えて下さい。  宇宙(軌道)エレベータの鉛直に伸びた形状を支え、テザーを鉛直に潮汐力で伸ばすには棒や針が鉛直に立つ現象が実測できなければ実現しないはずです。私は長い棒や針が縦に勝手に立ったり、吊り置いて自由に回転させた針が月に向いた姿を見たことがありません。その疑問を解いて下さい。  潮汐力の実例は満潮干潮の海面です。海は満潮干潮で、海面が高度10mを超えて干満します。それが主に月の引力が原因となった潮汐力です。WEB引用「潮汐力の神秘(潮の満ち干) 各地の干満差 世界最大といわれるカナダのファンディー湾の干満差はなんと15mを超えることもあるというから驚きです。 その他にも西オーストラリアのブルーム、朝鮮半島の仁川の10mも有名です」「ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。」。  しかし私は長い棒や針が月を向いて勝手に立ったり、吊り置いて自由に回転させた針が月に向いた姿を見たことがありません。  宇宙(軌道)エレベータの鉛直に伸びた形状を支え、テザーを鉛直に伸ばすには棒や針が鉛直に立つ現象が実測できなければ実現しないはずです。  ところで海水では水のあらゆる部分に均等に潮汐力が作用している。潮汐力は海面を押し、満干潮汐を発生する。潮汐力が弾性体なら月方向に伸びるような応力と、弾性体の形状にひずみを発生させるように働く。水は非弾性体だが流体なので流れ集まって海面を月に向けて上下させ潮汐を起こす。  潮汐力は場の歪をともなわないがあらゆる部分に均等に作用する。あらゆる部分に均等に作用する性質は地球重力の性質、そして遠心力の性質でもあります。  どうやら自由に吊り置いた針が付きを指してくれない原因は均等にあらゆる部分に作用する性質が潮汐力にあるからだ。潮汐力が月にめがけて、棒や針を向けない。いくら針の感度が良くても向かない。  どうやら作用点をよく再考し原因を考えねばいけないようだ。作用が針の末端の作用点に集中すれば、たとえば磁針のように磁極めがけて回転し向きを変えるはずだ。磁針では針の末端に磁界傾度が強くなる。針の末端に磁場傾度急峻に変化して磁力線が集中する。  ところが潮汐力は針の末端に力が集中しない。だから針も長い棒でも自由に回転させても月をめがけた向きへと方向が変わらない。磁針に対する磁場のような場の歪が、潮汐力にあれば針は月をめがけてでも回転する筈だ。したがって潮汐力には場の歪をともなわない。  ところで宇宙(軌道)エレベータではテザーという紐が地球から鉛直に宇宙ステーションの外側へカウンターウィトと一緒に伸びていくと構想している。  このように宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びるためには磁針に働く力のような場の変化が必要だ。しかし潮汐力にはそのような場の変化はないので、宇宙(軌道)エレベータ構想は失敗する。もちろん重力や遠心力も磁場と磁針のような磁界のひずみがないので宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びることは起きないと考えます。

みんなの回答

回答No.9

この場合の「潮汐力」は、公転軌道上を回る天体において、 その軌道速度は重心におけるものであるため、その天体の 主星に近い方は、本来もっと早い軌道速度に足りないので 主星に向かって引かれ、主星から遠い側に引っ張られる (遠心力が優越する)事を言っています。 剛体を「まっすぐに立てる」話ではなく、反対に引っ張る 力をバランスさせながら、両側に「たらしていく」話です。 ただ、「まっすぐに立つ」のではなく、公転速度の違いと のバランスによって、両側にたらす腕はS字に反りますが。

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 A> この場合の「潮汐力」は、・・剛体を「まっすぐに立てる」話ではなく、反対に引っ張る力をバランスさせながら、両側に「たらしていく」話です。 新Q 地上に向けて垂れますが、逆にはなりえない。  建設開始から宇宙(軌道)エレベータよりテザーの先端をもっと高度を高い位置へと繰り出します。すると開始前はテザー増分0です。 もし宇宙(軌道)エレベータから両側に増分0から「たらしていく」と両方とも地球を目指すでしょう。テザーは柔軟な材質の繊維です。片方ごとに向きが違うと考えたら、ムシの良すぎる矛盾というものです。

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  • kagakusuki
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回答No.8

 回答No.4、5です。 >あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。 >カウンターウェイトを宇宙に向けて伸ばしてみてください。できるでしょうか。  何か勘違いをしておられませんか? 私は回答No.5において、衛星からテザーを伸ばしても、テザーは回転してしまって鉛直方向に延びる事は無い、つまり、テザーを下に延ばして行くという方法では軌道エレベータを建設出来ないという事を示していますよ。 >ミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。ぜひ実証実験を建築の先に行うべきです。 >あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。ですから地上でも確かめられます。  それは無理です。  潮汐力は上下方向の長さが長いほど大きくなります。  ミニチュアでは例え東京タワーと同じサイズのミニチュアを作ったとしても、軌道エレベーターの十万分の1よりも更に短い長さしかありませんから、それが潮汐力で鉛直に立たないからと言って軌道エレベーターの実証の可否を判断する理由にはなりません。  又、地上に置かれたそのミニチュアは、上部と下部との間には速度差も重力加速度の差も殆ど無いのですから、潮汐力が働いているとは言えません。  潮汐力の効果を調べるのに、潮汐力が働いていないものを参考にする事は出来ません。  それに何よりも、地上に置かれているミニチュアは重力によって下方向に引っ張られているのですから、模擬衛星本体から下に向かってテザーを送り出したのなら、鉛直方向に延びて行くのは当たり前の話です。 >海は満潮干潮で、海面が高度10mを超えて干満します。それが主に月の引力が原因となった潮汐力です。 >潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。」。すごい水柱高さです。 >どんなに面積の小さな手桶でも深さ15メートルの手桶を持ち上げる力は私にはありません。とんでもない力が地上の潮汐力にあり、微力とは到底いえません。  質問者様は考え違いをしておられます。  それは潮汐力自体の力によるものではありません。  水面に生じる波の性質と、沿岸部の地形によって、潮汐が何十倍にも増幅された結果です。  1日2回満潮と干潮が繰り返されるという事は、半日周期で海面が上下するという事であり、それは地球の表面を「波長が地球半周文の長さに等しい波」が地球の自転にほぼ等しい速度で進んでいると見做す事が出来ます。  この潮汐による波の事を「潮汐波」と言います。  潮汐波は水面に生じた波です。  水面の波は波長の長さに対して水深があまり深くない場合には、水深が深い所では波の進行速度が速くなり、浅い所では遅くなるという性質があります。  そのため、外洋の水深の深い所で生じた振幅の小さい潮汐波が水深の浅い沿岸近くに接近すると、潮汐波の進行速度が遅くなり、波は前後方向に圧縮されるため、波を構成していた水塊が持っていた運動エネルギーが位置エネルギーに変換されて、波高が大幅に高くなります。  それに加えて、潮汐波も波である以上、音波が共鳴を起すのと同様に、共振によって振幅が増幅されます。  潮汐の干満の差が大きな場所は何れも細長い湾となっている様な所です。  湾の長さ方向に潮汐波が進行するのに要する時間によって決まって来る「湾の共振周波数」の関係で、湾内と外洋を繋ぐ湾の出入口が満潮の時に湾内に侵入した潮汐波が、湾の長さ方向を進行して行き、湾の奥で海岸で反射して湾の口に逆戻りして行って、湾の口に潮汐波が戻った時に、丁度外洋が干潮となる様な関係となっていた場合、共振によって潮汐は何十倍にも増幅されます。 >各地の干満差 世界最大といわれるカナダのファンディー湾の干満差はなんと15mを超えることもあるというから驚きです。 その他にも西オーストラリアのブルーム、朝鮮半島の仁川の10mも有名です」「ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。」 とは、そういった特殊な共振周波数を持つ場所なのです。  もし、水深や沿岸の形状などといった地形の影響がなければ、潮汐の高さは数十cmに過ぎません。  海の潮汐とは、「引力と遠心力の合力」の強さが場所によって異なるため、海水に加わる「引力と遠心力の合力」によって海水に生じる水圧の違いを埋め合わせるのに必要なだけ海面の高さに差が生じたものです。  地形の影響がない場合の干満の差が仮に0.5mあったとしても、海の平均水深は約2800m程ですから、干満の差によって埋め合わせる事が出来る水圧の差は、水深2800mにおける水圧のたった5200分の1に過ぎません。  これが月の潮汐力の強さなのです。 【参考URL】  海洋学概論「海の波・潮汐と潮流」   http://kutty.og.u-tokai.ac.jp/~kunio/kougi/kaiyo-gairon/2014/gairon2014sp_yasuda-no9.pdf  FNの高校物理 > サイトマップ > 10.潮汐力   http://fnorio.com/0010tidal_force1/tidal_force.htm

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 A> 何か勘違いをしておられませんか? 私は回答No.5において、衛星からテザーを伸ばしても、テザーは回転してしまって鉛直方向に延びる事は無い、つまり、という事を示していますよ。 新Q> 「テザーを下に延ばして行くという方法では軌道エレベータを建設出来ない」同感です。失敬しました。 Q>>ミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。・・ですから地上でも確かめられます。 A> それは無理です。 潮汐力は上下方向の長さが長いほど大きくなります。ミニチュアでは・・軌道エレベーターの十万分の1よりも更に短い長さしかありませんから、それが潮汐力で鉛直に立たないからと言って軌道エレベーターの実証の可否を判断する理由にはなりません。 又、地上に置かれたそのミニチュアは、上部と下部との間には速度差も重力加速度の差も殆ど無いのですから、潮汐力が働いているとは言えません。潮汐力の効果を調べるのに、潮汐力が働いていないものを参考にする事は出来ません。・・特殊な共振周波数を持つ場所なのです。もし、水深や沿岸の形状などといった地形の影響がなければ、潮汐の高さは数十cmに過ぎません。 新Q> ミニチュアを実現する方法が物理学であり技術の神髄です。たとえばコンピュータにはアナログコンピュータという技術でミニチュアの神髄となる、次元解析を実現しています。アナログコンピュータは波動の解析に力を発揮しますが、建築デザインにおいて次元解析でダムや高層ビル、地震応力のミニチュアを観察することができます。 ガウディのバルセロナに作ろうとしたサグラダ・ファミリアの素晴らしさはそこにあります。テレビや本で話題になったから素晴らしいのではありません。(実際美しいですが)  鉛直に自立するか感度を高めた実験をすれば宇宙(軌道)エレベータのミニチュア観察も可能です。たとえば月の潮汐力は高さは数十cmの水中をたてるほどあるのですから十分に強力です。このおおきな巨大な力をミニチュアの実験に利用しないのが変です。  月夜の晩に今がシーズンのカエルの卵を池に捜してください。くにゃくにゃの寒天が月を指して直立しましたか。海に出かけてナマコを捕まえて下さい。クニャクニャの体が月を指して伸びましたか。物理は自然観察が基本です。  宇宙(軌道)エレベータからより高度を増す建設で最初の高度増分はkm単位ですか、まさか、手のひらより近い、ほぼ0mmから建設開始と同時にテザーの先端は伸ばし始めるはずだったのではないでしょうか。建設開始時には長くありません。建設後に何十キロメートルに達する筈にしても万里の長城も一歩から、0mmからです。0mmで不可能なら建設はやはり不可能なのです。    A>それに何よりも、地上に置かれているミニチュアは重力によって下方向に引っ張られているのですから、模擬衛星本体から下に向かってテザーを送り出したのなら、鉛直方向に延びて行くのは当たり前の話です。 新Q> 下方に伸びるのを観察するのは本旨が読み取れない意味、実に間抜けです。その通りです。やりたい観察、するべき観察はお判りでしょう。宇宙(軌道)エレベータの円周外側、宇宙に向けてより高度の高い方向へテザーが伸びるか判定するのです。 それは地上で十分可能です。やりたければ無重力体験用の航空機に乗ってやればいい。垂直坑道で自由落下させるエレベータ内でやってもよい。比重の似た溶液を満たしたプールの中にミニチュアを沈めてもよい。

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回答No.7

どうも根本的に宇宙(軌道)エレベータの原理を理解していないようなのでかんたんに説明します。 衛星軌道上には遠心力・潮汐力を利用して地上から見て完全に静止した一点に衛星の配置が可能です。そこから地上に向けてひも付きの物体を落とせばまっすぐ地面に向けて落下していきます。つまり静止軌道の一点から質量バランスを保ちながら地上方向・反地上方向へ建造物を伸ばしていけば一方が地上に達するとともに一方が宇宙へと伸びた構造物ができあがるので、これがエレベータとして成立するのです。流体云々の考察自体がまったく無意味です。

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 A> ・・衛星軌道上には遠心力・潮汐力を利用して地上から見て完全に静止した一点に衛星の配置が可能です。 新Q  遠心力・潮汐力は静止衛星の部分条件で条件の総てではありません。それだけでは静止はできません。潮汐力というより静止衛星に働くのは正しく言えば万有引力です。大体衛星は遠心力と万有引力との釣り合いで説明するのが普通でしょ。 だいたい自然落下の放物線運動が宇宙を飛びゆくロケットの基本運動のなかで遠心力、地球の万有引力を利用しているのが宇宙ロケットです。宇宙ロケットの中でさらに極限に軌道の水平方向を求めているのが静止衛星で、地球に対する周回周期がほぼ1回/日が静止衛星ですね。静止衛星ではさらに軌道周回の円を収める面に、赤道を収める面と実用上問題の起きない程度に一致させた条件にあります。 A>  そこから地上に向けてひも付きの物体を落とせばまっすぐ地面に向けて落下していきます。 新Q すべての衛星は放物線落下運動の軌道ですから糸くずといえど、そんなわけないでしょう。 地上と静止衛星は同期して1日で1回360°周回しています。同期して周回する状態ではカーブ外周を走る側は速く、内周を走る側は速度が遅いのです。すると軌道高度が下がりつつある落下物はまだ接線速度が静止軌道のままなのでそれより遅い地表よりも先行していきます。真っ直ぐ地面にむけて落下などあり得ません。  簡単な計算をしてみましょう。高度hで半径Dの地球を周回すると静止衛星の接線速度は時速v=2π(D+h)/24です。それに対し静止衛星に同期して回転する地表では接線速度V=2πD/24です。衛星高度の接線速度vと地表の接線速度Vでは互いに大きさが異なるので、真っ直ぐ落ちることにならず、回転方向に先行して進んだ地点に到達します。したがって真っ直ぐ落ちることは決してありません。  したがってテザーの地上末端を地上に繋留すると、その速度を高度に関係して変化させるための張力が発生します。そしてもしも水平張力がどの高度でも一定ならカテナリ(懸架)曲線ですが、一定引力で現れる懸架のような形になるか否か、水平張力は高度ごとに変化して一定の保証はありません。 A> つまり静止軌道の一点から質量バランスを保ちながら地上方向・反地上方向へ建造物を伸ばしていけば一方が地上に達する 新Q 真っ直ぐ地上に到達不能と計算に示したとおり。地上に達しても真っ直ぐではありません。 A> 一方が宇宙へと伸びた構造物ができあがるので、これがエレベータとして成立するのです。 新Q 宇宙へ伸びる構造物はできません。 なぜなら鉛直に直立するような棒の現象は宇宙にもこの地上にも、宇宙(軌道)エレベータでも、疑似無重力の飛行機でもそんな棒も針もみつけられた例がないからです。現実に存在しない絵空事、空想の産物です。 テザーはアジマス比の極大にまで大きい繊維です。柔軟な素材ですから無重力にもし置けばそして潮汐力が働いたとしてもやはり自立した直線状線分にはなりません。 潮汐力が働いた繊維が鉛直に自立するか、宇宙ステーションや地上や、疑似無重力の飛行機や、垂直坑道の自由落下エレベータの中で実験したらはっきりします。でももっと身近に観察ができます。水の中に浮いた寒天状カエルの卵を月夜の晩にでも観察してください。蛙の卵の寒天が直立した姿をたとえ水の中でも見ることはないでしょう。それが現実なのです。潮汐力が繊維を鉛直に自立させることはありません。海のナマコも月夜の晩でも月を指して長くなったりはしません。なったらおもしろい。かんげいです。 潮汐力は鉛直に自立させないので、すると静止衛星からより高度の高い方面にテザーを伸ばすと高度は増加せず同一高度に停滞する状態になります。なぜならば静止衛星に蓄蔵してあったテザーはどの部分も静止衛星と同一の接線速度を持っているからです。鉛直に立ち上がる事があり得ません。

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回答No.6

>現実を試しに観察してください。 >物理は現実の観察が基本です。頭の中の論理はその次です。 あなたがやっているのは観察ではなく都合のいい現象だけを思い込みで自分に都合のいい解釈をしているのにすぎません それを避ける一般化が物理学であることを理解することです そもそも宇宙(軌道)エレベータは一定の重力場での力の釣り合いで得られるのであって、場の変化というおかしな解釈自体があなたの独りよがりに過ぎません 高いところにあるものを地面に落とす重力と遠心力・潮汐力がつりあう、宇宙(軌道)エレベータの単純構造を理解することです

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。われわれは建設的に前向きに対話を運びましょう。  たとえばミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。ぜひ実証実験を建築の先に行うべきです。  その宇宙(軌道)エレベータを実証するときのミニチュアは形状が線状に長軸を長くアスペクト比10以上で長ければ長いほど実際の宇宙(軌道)エレベータに近く実証できるでしょう。ミニチュアの材質は柔軟材質でグミやゼラチンやゴムひもがよいでしょう。宇宙に持って行ってください。  あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。ですから地上でも確かめられます。  カウンターウェイトを宇宙に向けて伸ばしてみてください。できるでしょうか。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。針が、棒が、ペンが鉛直に自立しますか。  大きめに作りたければスカイツリーや廃坑の垂直エレベータ穴で実験できるでしょう。  とても良い実験実証の実例があります。とても役立ったミニチュアです。 たとえば有名な寺院にバルセロナのサグラダ・ファミリアがあります。建築設計士のガウディはさすがに立派な科学者です。日本の似非科学とは違います。  かの地で建設中の寺院に行くと地下に展示場があり、完成予想図や完成模型があります。  模型には何種類もあるのですが、特記記銘すべき模型は天地逆さに糸でつり落とした立体模型です。  サグラダ・ファミリアでは建築設計に力学計算だけではなく、ミニチュアに力学構造の正否を実験しています。  サグラダファミリアは柱で支えなくとも外皮壁構造で全体を支える目的でカテナリ(懸垂架線曲線)を基本の力学に用いたところに特徴があり、ユニークな構造です。他に完成した建築物が類似と言えばアーチ構造の石橋やしかないのです。  あなたが仰るように役に立つ力学か、ミニチュアを考え実施すべきでしょう。

masaban
質問者

補足

お答えありがとうございます。 補足  潮汐力は地上でも宇宙(軌道)エレベータでも原理は変わりません。大小微小だという事はあるかないか、どちらにしろ感度の高い測定器で嫉視すれば良いのです。潮汐力の有無は地上でも宇宙(軌道)エレベータでもどちらにも有りです。  とこが潮汐力は海水面の上下にしか観察できません。針は鉛直に自立しません。 原理があっても針に働くことはありません。  なぜが ためしに私論を仮説として提示しましょう。 海は満潮干潮で、海面が高度10mを超えて干満します。それが主に月の引力が原因となった潮汐力です。WEB引用「潮汐力の神秘(潮の満ち干) 各地の干満差 世界最大といわれるカナダのファンディー湾の干満差はなんと15mを超えることもあるというから驚きです。 その他にも西オーストラリアのブルーム、朝鮮半島の仁川の10mも有名です」「ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。」。  ところで海水では水のあらゆる部分に均等に潮汐力が作用している。潮汐力は海面を押し、満干潮汐を発生する。潮汐力が弾性体なら月方向に伸びるような応力と、弾性体の形状にひずみを発生させるように働く。水は非弾性体だが流体なので流れ集まって海面を月に向けて上下させ潮汐を起こす。  潮汐力は場の歪をともなわないがあらゆる部分に均等に作用する。  どうやら自由に吊り置いた針が付きを指してくれない原因は均等にあらゆる部分に作用する性質が潮汐力にあるからだ。潮汐力が月にめがけて、棒や針を向けない。いくら針の感度が良くても向かない。  どうやら作用点をよく再考し原因を考えねばいけないようだ。作用が針の末端の作用点に集中すれば、たとえば磁針のように磁極めがけて回転し向きを変えるはずだ。磁針では針の末端に磁界傾度が強くなる。針の末端に磁場傾度急峻に変化して磁力線が集中する。  ところが潮汐力は針の末端に力が集中しない。だから針も長い棒でも自由に回転させても月をめがけた向きへと方向が変わらない。磁針に対する磁場のような場の歪が、潮汐力にあれば針は月をめがけてでも回転する筈だ。したがって潮汐力には場の歪をともなわない。  ところで宇宙(軌道)エレベータではテザーという紐が地球から鉛直に宇宙ステーションの外側へカウンターウィトと一緒に伸びていくと構想している。  このように宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びるためには磁針に働く力のような場の変化が必要だ。しかし潮汐力にはそのような場の変化はないので、宇宙(軌道)エレベータ構想は失敗する。

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  • kagakusuki
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回答No.5

>ペンの向きは鉛直を保ったでしょうか。地球に対して鉛直になろうと動いたでしょうか。 >宙に浮いた水玉は楕円球になりながら長軸が地球に対して鉛直になろうとしたでしょうか?否でしょ、  ペンは長さが非常に短いので、例え地球に対して鉛直方向に向けた場合においても、その両端の間に加わる潮汐力は極々僅かなものに過ぎず、感知出来る様な力とはなりません。  宙に浮いた水玉は、潮汐力と表面張力によって回転楕円体の形になろうとしてはいますが、ペンの話と同様に潮汐力は極ごく僅かなものに過ぎないため、僅かな外乱があればその外乱の影響の陰に潮汐力の影響が隠れてしまい、感知する事が出来なくなります。  テザーに関してですが、例えば衛星からテザーを下向きに伸ばした場合には、テザーは高度が低下する事になりますから、位置エネルギーが運動エネルギーに変換され、テザーの速度は衛星本体の速度よりも速くなります。  そのためテザーは衛星本体よりも先に進む事になりますが、衛星本体に繋がっているため衛星本体に引っ張られて次第に高度があがって行く事で衛星本体の周りを回転運動し始めます。  衛星本体と同じ高度に達した後も慣性によって回転は続くため、今度は衛星よりも高度が高くなり、運動エネルギーが位置エネルギーに変換されてテザーの速度は衛星本体よりも遅くなり、衛星に追い越される形で衛星の上方を前から後ろに向かって回転する事になり、これが繰り返される事で、テザーは衛星の周りを衛星とテザーの軌道周期と同じ周期で回転する事になると思います。  ですから、テザーを地球のある方向に向ける様な力が働く事は無いと思います。 (但し、テザーに電流が流れる場合や、空気抵抗の影響がある場合にはこの限りではありません)  ペンの場合も測定出来るかどうかも分からない程の極極僅かな潮汐力が働いてはいるものの、ペンの慣性モーメントの影響も合わせて考えますと、ペンが地球に対して鉛直方向に立つ様な事にはならない筈です。

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 補足  ミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。ぜひ実証実験を建築の先に行うべきです。  その宇宙(軌道)エレベータを実証するときのミニチュアは形状が線状に長軸を長くアスペクト比10以上で長ければ長いほど実際の宇宙(軌道)エレベータに近く実証できるでしょう。ミニチュアの材質は柔軟材質でグミやゼラチンやゴムひもがよいでしょう。宇宙に持って行ってください。  あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。ですから地上でも確かめられます。  大きめに作りたければスカイツリーや廃坑の垂直エレベータ穴で実験できるでしょう。  カウンターウェイトを宇宙に向けて伸ばしてみてください。できるでしょうか。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ(磁力の失せた)方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。針が、棒が、ペンが鉛直に自立しますか。  とても良い実験実証の実例があります。とても役立ったミニチュアです。 たとえば有名な寺院にバルセロナのサグラダ・ファミリアがあります。かの地で建設中の寺院に行くと地下に展示場があり、完成予想図や完成模型があります。  模型には何種類もあるのですが、特記記銘すべき模型は天地逆さに糸でつり落とした立体模型です。  サグラダ・ファミリアでは建築設計に力学計算だけではなく、ミニチュアに力学構造の正否を実験しています。  サグラダファミリアは柱で支えなくとも外皮壁構造で全体を支える目的でカテナリ(懸垂架線曲線)を基本の力学に用いたところに特徴があり、ユニークな構造です。他に完成した建築物が類似と言えばアーチ構造の石橋やアーチの屋根しかないのです。  あなたが仰るように役に立つ力学か、ガウディのサグラダファミリアにならってミニチュアを考え実施すべきでしょう。

masaban
質問者

補足

お答えありがとうございます。 補足  潮汐力は地上でも宇宙(軌道)エレベータでも原理は変わりません。大小微小だという事はあるかないか、どちらにしろ感度の高い測定器で嫉視すれば良いのです。潮汐力の有無は地上でも宇宙(軌道)エレベータでもどちらにも有りです。  とこが潮汐力は海水面の上下にしか観察できません。針は鉛直に自立しません。 原理があっても針に働くことはありません。  なぜが ためしに私論を仮説として提示しましょう。 海は満潮干潮で、海面が高度10mを超えて干満します。それが主に月の引力が原因となった潮汐力です。WEB引用「潮汐力の神秘(潮の満ち干) 各地の干満差 世界最大といわれるカナダのファンディー湾の干満差はなんと15mを超えることもあるというから驚きです。 その他にも西オーストラリアのブルーム、朝鮮半島の仁川の10mも有名です」「ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。」。すごい水柱高さです。  どんなに面積の小さな手桶でも深さ15メートルの手桶を持ち上げる力は私にはありません。とんでもない力が地上の潮汐力にあり、微力とは到底いえません。  ところで海水では水のあらゆる部分に均等に潮汐力が作用している。潮汐力は海面を押し、満干潮汐を発生する。潮汐力が弾性体なら月方向に伸びるような応力と、弾性体の形状にひずみを発生させるように働く。水は非弾性体だが流体なので流れ集まって海面を月に向けて上下させ潮汐を起こす。  潮汐力は場の歪をともなわないがあらゆる部分に均等に作用する。  どうやら自由に吊り置いた針が付きを指してくれない原因は均等にあらゆる部分に作用する性質が潮汐力にあるからだ。潮汐力が月にめがけて、棒や針を向けない。いくら針の感度が良くても向かない。  どうやら作用点をよく再考し原因を考えねばいけないようだ。作用が針の末端の作用点に集中すれば、たとえば磁針のように磁極めがけて回転し向きを変えるはずだ。磁針では針の末端に磁界傾度が強くなる。針の末端に磁場傾度急峻に変化して磁力線が集中する。  ところが潮汐力は針の末端に力が集中しない。だから針も長い棒でも自由に回転させても月をめがけた向きへと方向が変わらない。磁針に対する磁場のような場の歪が、潮汐力にあれば針は月をめがけてでも回転する筈だ。したがって潮汐力には場の歪をともなわない。  ところで宇宙(軌道)エレベータではテザーという紐が地球から鉛直に宇宙ステーションの外側へカウンターウィトと一緒に伸びていくと構想している。  このように宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びるためには磁針に働く力のような場の変化が必要だ。しかし潮汐力にはそのような場の変化はないので、宇宙(軌道)エレベータ構想は失敗する。

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回答No.4

 質問者様は勘違いをされておられる様ですが、軌道エレベーターの話で述べられている潮汐力とは、月の潮汐力の事ではなく、地球の潮汐力の事です。  潮汐力とは遠心力と引力という2つの力の差によって生じる見かけ上の力の事です。  月は地球の周り回っていますが、正確に言いますと地球の周りではなく、地球と月を合わせて考えた場合の重心(共通重心)の周りを回っています。  そして地球もまた月の引力によって月の重心がある方向に引っ張られていますが、その月の引力によって月がある方へと地球が落ちて行ってしまわないのは、地球もまた地球と月の共通重心の周りを回っていて、その遠心力によって月の引力に対抗しているからなのです。(地球は月と比べて非常に重いため、月に対する地球の公転半径は非常に小さく、回転の中心点は地球の内部に位置しています)  地球が月との共通重心の周りを回っていて、月と地球の関係が維持されているという事は、地球に加わる月の引力と遠心力が釣り合っているという事ですが、その2つの力が釣り合っているのは地球の重心(地球の中心)における位置においての話であり、地球の中心よりも月に近い所では月の引力の方が強くなっていますし、地球の中心よりも月から遠い所では月に対する地球の公転運動による遠心力の方が強くなっています。  月が天頂に見えている時には満潮となりますが、その場合、地表は地球が共通重心よりも月に近い所に位置していますから、月の引力の方が遠心力より強いため、地球表面にある海水が月のある方へ引っ張られる事によって海面が盛り上がる訳です。  逆に、月が天頂に見えている地点から見て地球の丁度裏側の地点では、地表は地球が共通重心よりも月から遠い所に位置していますから、遠心力の方が月の引力より強いため、地球表面にある海水が月のある方向とは反対の方へ引っ張られる事によって海面が盛り上がる訳です。  これが潮汐の原理であり、潮汐を生み出す原因ともなっている「引力と遠心力(正確には遠心力ではなく慣性力)の差によって生じる力」の事を潮汐力と言います。  軌道エレベータの話における潮汐力もこれと同じ様な話で、軌道エレベータは地球の周りを地球の自転周期と同じ周期で回っているため遠心力が加わる事になりますが、この遠心力と地球の引力が釣り合うのは、静止衛星軌道高度と同じ距離だけ地球から離れた所だけであり、それよりも下の所では地球の引力の方が強くなるため下へ向って引っ張られているのに対し、静止衛星軌道よりも高い所では遠心力の方が強くなっているために上に向かって引っ張られる事になります。  この軌道エレベーターを上下方向に引っ張っぱる力が、軌道エレベーターに加わる地球の潮汐力なのです。  静止衛星軌道高度よりも下の部分に加わる地球の潮汐力と、上の部分に加わる地球の潮汐力が丁度釣り合っている様に、上の部分と下の部分の質量の分布を調整してエレベーターを設計すれば、エレベーターは静止衛星軌道と同じ高さの所を中心としていつまでも同じ高度に留まる事が出来ます。  これが軌道エレベーターの原理であり、静止衛星軌道を境にして上下逆方向に加わる地球の潮汐力が存在しているからこそ、軌道エレベーターが成り立つ事が出来るのです。 【参考URL】  軌道エレベータ - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8C%E9%81%93%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF  JSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会 > 一般 宇宙エレベーターとは > 初めての方へ──宇宙エレベーター早わかり   http://www.jsea.jp/about-se/How-to-know-SE.html  潮汐力 - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%AE%E6%B1%90%E5%8A%9B  FNの高校物理 > サイトマップ > 10.潮汐力   http://fnorio.com/0010tidal_force1/tidal_force.htm

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 A>軌道エレベータの話における潮汐力・・ この軌道エレベーターを上下方向に引っ張っぱる力が、軌道エレベーターに加わる地球の潮汐力なのです。・・軌道エレベーターが成り立つ事が出来るのです 新Q> それが私が意図し示したかった潮汐力です。手間をかけたご説明ありがとうございます。  しかしテザーを地球に対し鉛直に伸長する作用は期待できない。それが私の知る真実の現象です。 あなたも私も宇宙飛行士の船内映像中継を見たことがあるでしょう。思い出してください。 縄跳びやボール投げ、鉛筆やペン等、そして飲用水で目の前の宙に水玉を浮かせ宙に浮く無重力というのを見せ、地上にいる我々にテレビから宇宙の旅の映像を見せてくれます。  ところでペンの向きは鉛直を保ったでしょうか。地球に対して鉛直になろうと動いたでしょうか。  宙に浮いた水玉は楕円球になりながら長軸が地球に対して鉛直になろうとしたでしょうか?否でしょ、真実を見る目がなぜ曇るのでしょう、とっても残念です。テザーが地球に対し鉛直に伸びる現象があるとしたら、経験から私にはあり得ない話ですが、あなたはその現象をどこで見たのでしょう。あったら教えて下さい。

masaban
質問者

補足

お答えありがとうございます。 補足  ミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。ぜひ実証実験を建築のまえに行うべきです。  その宇宙(軌道)エレベータを実証するときのミニチュアは形状が線状に長軸を長くアスペクト比10以上で長ければ長いほど実際の宇宙(軌道)エレベータに近く実証できるでしょう。ミニチュアの材質は柔軟材質でグミやゼラチンやゴムひもがよいでしょう。宇宙に持って行ってください。  あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。ですから地上でも確かめられます。  大きめに作りたければスカイツリーや廃坑の垂直エレベータ穴で実験できるでしょう。  カウンターウェイトを宇宙に向けて伸ばしてみてください。できるでしょうか。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ(磁力の失せた)方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。針が、棒が、ペンが鉛直に自立しますか。  とても良い実験実証の実例があります。とても役立ったミニチュアです。 たとえば有名な寺院にバルセロナのサグラダ・ファミリアがあります。かの地で建設中の寺院に行くと地下に展示場があり、完成予想図や完成模型があります。  模型には何種類もあるのですが、特記記銘すべき模型は天地逆さに糸でつり落とした立体模型です。  サグラダ・ファミリアでは建築設計に力学計算だけではなく、ミニチュアに力学構造の正否を実験しています。  サグラダファミリアは柱で支えなくとも外皮壁構造で全体を支える目的でカテナリ(懸垂架線曲線)を基本の力学に用いたところに特徴があり、ユニークな構造です。他に完成した建築物が類似と言えばアーチ構造の石橋やアーチの屋根しかないのです。  あなたが仰るように役に立つ力学か、ガウディのサグラダファミリアにならってミニチュアを考え実施すべきでしょう。

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  • chie65535
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回答No.3

>しかし私は長い棒や針が月を向いて勝手に立ったり、吊り置いて自由に回転させた針が月に向いた姿を見たことがありません。 それは「貴方が静止衛星軌道上に居ないから」です。 貴方が静止衛星軌道上に居れば「長い棒や針が『地球』を向いて勝手に立ったり、吊り置いて自由に回転させた針が『地球』に向いた姿」を目にする事が出来ます。 なお、何を勘違いしているか知りませんが「月は無関係」です。 軌道エレベーターで論じられている「潮汐力」は「静止衛星に対して働く、地球の潮汐力」です。判りやすく言えば「地球と静止衛星の間でお互いに働きあう引力」「地球に落ちようとする力」の事です。 静止衛星が静止している理由は「地球の潮汐力(地球に落ちようとする力)と、回転する衛星の遠心力が、ピッタリ釣り合っているから」です。 「静止衛星」は「実は静止してない」のです。「永久に落ち続けている」のです。ただ「遠心力で外側に飛び出して行こうとする距離と同じだけ落ちている」のです。 なので「静止衛星の重心から地球に近い方」では「地球に向けて落ちようとする力(潮汐力)」が働くし「静止衛星の重心から地球に遠い方」では「地球から離れようとする力(遠心力)」が働きます。 以上を踏まえて、静止軌道の高度35786kmにある静止衛星から、地球の方向に向けて「長さ35786kmある絶対切れないケーブル」を出すと、ケーブルは「地球の潮汐力(地球の引力)」によって、地表に向かって真っ直ぐに垂れ下がります。 紐の片方を固定して吊るすと、地表に向かって真っ直ぐに垂れ下がりますが、これと同じです。 地球の方向にだけ垂らすと、ケーブルの重さの分だけ「重心が地球に近付いてしまう」ので、静止衛星がケーブルごと「落下」を始めてしまいます。 それを防ぐため、地球と反対の方向に向けて「長さ35786kmある絶対切れないケーブル」を出します。この「反対側のケーブル」は「遠心力」によって「地球と反対側にまっすぐ伸びていく」ことになります。 紐の先に重りを付けてグルグル振り回すと、紐は真っ直ぐに「外側に向かって伸び」ますが、これと同じ事が起きます。 そして「内側に垂らしたケーブル」と「外側に張ったケーブル」は「潮汐力と遠心力」で、静止衛星を中心にして、真っ直ぐになり、釣り合います。 高度35786kmにある静止衛星から長さ35786kmある絶対切れないケーブルを垂らしたのですから、このケーブルの「先っぽ」は「地表に到達」します。 軌道エレベーターの正体は「静止衛星から絶対に切れないケーブルを出しただけの物」なのです。

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます  人間の目は曇りやすい、優秀なはずなのになぜか真実や実像が見えない。原因は何なのかどちら側に生まれるのか、もう一度もう一度宇宙の映像の真実を思い出せるか試してください。 q>> 針が月に向いた姿を見たことがありません。 A >それは「貴方が静止衛星軌道上に居ないから」です。 新q あなたも私も軌道にいなくても、ほぼ実体験したはずです。宇宙飛行士が縄跳びやボール投げ、鉛筆やペン等、そして飲用水で目の前の宙に水玉を浮かせ宙に浮く無重力というのを見せ、地上にいる我々にテレビから宇宙の旅の映像を見せてくれます。  ペンの向きは鉛直を保ったでしょうか。地球に対して鉛直になろうと動いたでしょうか。  宙に浮いた水玉は楕円球になりながら長軸が地球に対して鉛直になろうとしたでしょうか?否でしょ、真実を見る目がなぜ曇るのでしょう、とっても残念です。 A> 貴方が静止衛星軌道上に居れば「長い棒や針が『地球』を向いて勝手に立ったり、吊り置いて自由に回転させた針が『地球』に向いた姿」を目にする事が出来ます。 新q 経験から私にはあり得ない話ですが、あなたはその現象をどこで見たのでしょう。あったら教えて下さい。 A>軌道エレベーターで論じられている「潮汐力」は「静止衛星に対して働く、地球の潮汐力」です。判りやすく言えば「地球と静止衛星の間でお互いに働きあう引力」「地球に落ちようとする力」の事です。 新q 地球重心と軌道上物体の重心の離れる距離により、重力加速度が異なる。その加速度大小の傾きから起きる力を潮汐力とよぶ。月と海水の間にも傾きがあるので同じく潮汐力という名称で現象名を代表する。したがって潮汐力が宇宙(軌道)エレベータでは月や海水とはなるほど無関係です。そういう認識が最初からありますが、見知らぬ相手に説明するには、共通に経験のある海から話の糸口、条件解説の始まりにしています。このような融通にご理解をください。 A> 静止衛星が静止している理由は「地球の潮汐力(地球に落ちようとする力)と、回転する衛星の遠心力が、ピッタリ釣り合っているから」です。 新q いわゆる無重力ですから、テザーを伸ばしても、テザーの先端はくにゃっとなり、いわゆる地球に対して鉛直にテザー自ら形状真っ直ぐに伸びだすことは絶対に起きない現象です。 A> ・・なので「静止衛星の重心から地球に近い方」では「地球に向けて落ちようとする力(潮汐力)」が働くし「静止衛星の重心から地球に遠い方」では「地球から離れようとする力(遠心力)」が働きます。・・、地表に向かって真っ直ぐに垂れ下がります。 新Q その通りの力は存在しますが、働きは違います。けっしてテザーを下に垂らす現象に働きません。もし働けば宇宙船の中のペンや水玉が宙に浮く姿に現れています。  現れないので存在しない働きです。   A> ・・、地球と反対の方向に向けて「長さ35786kmある絶対切れないケーブル」を出します。この「反対側のケーブル」は「遠心力」によって「地球と反対側にまっすぐ伸びていく」ことになります。・・紐の先に重りを付けてグルグル振り回すと、紐は真っ直ぐに「外側に向かって伸び」ますが、これと同じ事が起きます。 新q これも嘘です。宇宙船の中のペンや水玉が宙に浮く姿に現れています。  現れないので存在しない働きです。なぜ真実が目の前にあるのに見えないのでしょう。  不思議な心理現象です。

masaban
質問者

補足

お答えありがとうございます。 補足  ミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。ぜひ実証実験を建築の先に行うべきです。  その宇宙(軌道)エレベータを実証するときのミニチュアは形状が線状に長軸を長くアスペクト比10以上で長ければ長いほど実際の宇宙(軌道)エレベータに近く実証できるでしょう。ミニチュアの材質は柔軟材質でグミやゼラチンやゴムひもがよいでしょう。宇宙に持って行ってください。  あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。ですから地上でも確かめられます。  カウンターウェイトを宇宙に向けて伸ばしてみてください。できるでしょうか。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ(磁力の失せた)方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。針が、棒が、ペンが鉛直に自立しますか。  大きめに作りたければスカイツリーや廃坑の垂直エレベータ穴で実験できるでしょう。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。  とても良い実験実証の実例があります。とても役立ったミニチュアです。 たとえば有名な寺院にバルセロナのサグラダ・ファミリアがあります。かの地で建設中の寺院に行くと地下に展示場があり、完成予想図や完成模型があります。  模型には何種類もあるのですが、特記記銘すべき模型は天地逆さに糸でつり落とした立体模型です。  サグラダ・ファミリアでは建築設計に力学計算だけではなく、ミニチュアに力学構造の正否を実験しています。  サグラダファミリアは柱で支えなくとも外皮壁構造で全体を支える目的でカテナリ(懸垂架線曲線)を基本の力学に用いたところに特徴があり、ユニークな構造です。他に完成した建築物が類似と言えばアーチ構造の石橋やしかないのです。  あなたが仰るように役に立つ力学か、ガウディのサグラダファミリアにならってミニチュアを考え実施すべきでしょう。

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  • nananotanu
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回答No.2

>宇宙ステーションから鉛直にテザーという紐を伸ばして というところで、もしかしたら国際宇宙ステーションなどをイメージされて混乱されたのかもしれませんが、そもそも「軌道エレベータ全体の重心」は静止衛星軌道上に持っていきます。だから、重心から上下に紐をのばしていったと考えれば(重心の位置を保ったまま)、やがて下にのばした紐は(重力で引っ張られるので)地球赤道上のある地点に届くはずです。なぜなら、ロープの出発点は常にその地点の真上にあるのですから。一方、上にのばしていったロープは遠心力によって真っ直ぐ張られていきますから、結局1本のまっすぐのびたロープが張られることになりますね。この、(静止衛星軌道上にある)重心から上下にはみ出した部分同士が引っ張り合う力を『潮汐力』といいます。 即ち、軌道エレベータが鉛直にたつのは、そもそも地上の真上の点と結んでいるからであり、また、ここでいう潮汐力は『月による』潮汐力ではないのです。

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 A>・・というところで、もしかしたら国際宇宙ステーションなどをイメージ 新Q1> そのとおりイメージしています。ほかに建築の手順はあるのでしょうか。 私の案では宇宙ステーションができた後、そこに資材の総てを一旦貯蔵します。 貯蔵される資材とはカウンターウェイト、テザーです。  一旦貯蔵という意味は資材が宇宙(軌道)エレベータステーションの高度に達するという意味よりも、その意味は同じ周期で地球に対し回転が同期する条件に一致させるという意味がより重く重要です。 同期するために最良の選択がステーションに貯蔵する方法です。 次に資材の総てが宇宙(軌道)エレベータステーションの位置する方位と同一か、地上繋留点と直線状に位置するように延伸させることが2番目に重要です。 A>・・そもそも「軌道エレベータ全体の重心」は静止衛星軌道上に持っていきます。 新q2> たとえば『「軌道エレベータ全体の重心」は静止衛星軌道上に持っていき』を実現するためには新Q1がその方法でしょうな。 A> だから、重心から上下に紐をのばしていったと考えれば(重心の位置を保ったまま)、やがて下にのばした紐は(重力で引っ張られるので)地球赤道上のある地点に届くはずです。 新q> 宇宙船で宇宙飛行士が持った縄が鉛直方向に垂れたり、高度をより高きに目指して縄が伸びることは現実の自然現象では存在しません。  あなたも宇宙飛行士が宙に浮かせた鉛筆やペンが鉛直には向かないと知っているでしょう。  飲料水の水玉が宙に浮いても鉛直方向の楕円にはなってない画像を見ているでしょう。  それなのになぜ宇宙(軌道)エレベータのテザーに限って鉛直に伸びた姿になると想像するのでしょう。  テザーをどうやって垂らすのでしょう。地上から出発させた場合でも、自然の摂理からロープ先端を宇宙ステーションにまで届ける事は不可能です。 A> なぜなら、ロープの出発点は常にその地点の真上にあるのですから。一方、上にのばしていったロープは遠心力によって真っ直ぐ張られていきますから、結局1本のまっすぐのびたロープが張られることになりますね。 新q> 原理や現象に矛盾しているのでロープが張れません A>この、(静止衛星軌道上にある)重心から上下にはみ出した部分同士が引っ張り合う力を『潮汐力』といいます。 新q> 潮汐力はその通りのものです。しかしあなたの想像は現実の現象とは異なるものです。  もしあなたが利用しようとするそのような働きが潮汐力に存在するなら、すべての棒は勝手に鉛直に立ちます。  たとえば磁針の針のような構造にプラスチック針を作れば、宇宙船内でも、地上でも、いずれでも鉛直方向へと方針が向くはずです。しかしそのような観察は私たちの世界には存在しません。  

masaban
質問者

補足

お答えありがとうございます。 補足  ミニチュアに力学構造の正否を実験し実証しましょう。ぜひ実証実験を建築の先に行うべきです。  その宇宙(軌道)エレベータを実証するときのミニチュアは形状が線状に長軸を長くアスペクト比10以上で長ければ長いほど実際の宇宙(軌道)エレベータに近く実証できるでしょう。ミニチュアの材質は柔軟材質でグミやゼラチンやゴムひもがよいでしょう。宇宙に持って行ってください。  あなたの仰る潮汐力は宇宙(軌道)エレベータでも地上でも同一の性質です。ですから地上でも確かめられます。  カウンターウェイトを宇宙に向けて伸ばしてみてください。できるでしょうか。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ(磁力の失せた)方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。針が、棒が、ペンが鉛直に自立しますか。  大きめに作りたければスカイツリーや廃坑の垂直エレベータ穴で実験できるでしょう。  その宇宙(軌道)エレベータの最も簡易なミニチュアは何でしょう。それは磁力を除いた特製の針を持つ方位磁石の構造です。  それに類する身の回りの品が、宇宙飛行士の宙に浮かせて遊んでいるペンや鉛筆やヒモなのです。よく観察しましょう。  とても良い実験実証の実例があります。とても役立ったミニチュアです。 たとえば有名な寺院にバルセロナのサグラダ・ファミリアがあります。かの地で建設中の寺院に行くと地下に展示場があり、完成予想図や完成模型があります。  模型には何種類もあるのですが、特記記銘すべき模型は天地逆さに糸でつり落とした立体模型です。  サグラダ・ファミリアでは建築設計に力学計算だけではなく、ミニチュアに力学構造の正否を実験しています。  サグラダファミリアは柱で支えなくとも外皮壁構造で全体を支える目的でカテナリ(懸垂架線曲線)を基本の力学に用いたところに特徴があり、ユニークな構造です。他に完成した建築物が類似と言えばアーチ構造の石橋やしかないのです。  あなたが仰るように役に立つ力学か、ガウディのサグラダファミリアにならってミニチュアを考え実施すべきでしょう。

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  • OKWavex
  • ベストアンサー率22% (1222/5383)
回答No.1

>このように宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びるためには磁針に働く力のような >場の変化が必要だ。しかし潮汐力にはそのような場の変化はないので、 >宇宙(軌道)エレベータ構想は失敗する。もちろん重力や遠心力も磁場と磁針のような >磁界のひずみがないので宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びることは起きないと >考えます。 考えるのは勝手ですがあなたのひとりよがりの思い込みにすぎません。 潮汐力も遠心力も地球の外に向いた力として働くから利用できるのです。 しりたければ物理学を勉強してください。

masaban
質問者

お礼

お答えありがとうございます 物理学の勉強をなさるとなぜ現実が見えなくなるのでしょう。 潮汐力などではテザーを地球に対し鉛直に伸長する作用は期待できない。それが私の知る真実の現象です。もちろん宇宙(軌道)エレベータの長軸形状を鉛直に保つはずもありません。 現実を試しに観察してください。物理は現実の観察が基本です。頭の中の論理はその次です。  たとえばあなたも私も宇宙飛行士の船内映像中継を見たことがあるでしょう。思い出してください。 縄跳びやボール投げ、鉛筆やペン等、そして飲用水で目の前の宙に水玉を浮かせ宙に浮く無重力というのを見せ、地上にいる我々にテレビから宇宙の旅の映像を見せてくれます。  ところでペンの向きは鉛直を保ったでしょうか。地球に対して鉛直になろうと動いたでしょうか。  宙に浮いた水玉は楕円球になりながら長軸が地球に対して鉛直になろうとしたでしょうか?否でしょ、真実を見る目がなぜ曇るのでしょう、とっても残念です。テザーが地球に対し鉛直に伸びる現象があるとしたら、経験から私にはあり得ない話ですが、あなたはその現象をどこで見たのでしょう。あったら教えて下さい。  

masaban
質問者

補足

お答えありがとうございます。 補足  潮汐力は地上でも宇宙(軌道)エレベータでも原理は変わりません。大小微小だという事はあるかないか、どちらにしろ感度の高い測定器で嫉視すれば良いのです。潮汐力の有無は地上でも宇宙(軌道)エレベータでもどちらにも有りです。  とこが潮汐力は海水面の上下にしか観察できません。針は鉛直に自立しません。 原理があっても針に働くことはありません。  なぜが ためしに私論を仮説として提示しましょう。 海は満潮干潮で、海面が高度10mを超えて干満します。それが主に月の引力が原因となった潮汐力です。WEB引用「潮汐力の神秘(潮の満ち干) 各地の干満差 世界最大といわれるカナダのファンディー湾の干満差はなんと15mを超えることもあるというから驚きです。 その他にも西オーストラリアのブルーム、朝鮮半島の仁川の10mも有名です」「ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。」。15mの水柱となると大変な重さです。どんな面積の小さな手桶でも深さ15メートルまで満たした手桶は私には持ち上げられません。決して弱い潮汐力ではありませんが、針や棒は鉛直や月のほうにめがけて自立しようとはしません。いくら軽い針であっても不能です。なぜでしょうか。  ところで海水では水のあらゆる部分に均等に潮汐力が作用している。潮汐力は海面を押し、満干潮汐を発生する。潮汐力が弾性体なら月方向に伸びるような応力と、弾性体の形状にひずみを発生させるように働く。水は非弾性体だが流体なので流れ集まって海面を月に向けて上下させ潮汐を起こす。  潮汐力は場の歪をともなわないがあらゆる部分に均等に作用する。  どうやら自由に吊り置いた針が付きを指してくれない原因は均等にあらゆる部分に作用する性質が潮汐力にあるからだ。潮汐力が月にめがけて、棒や針を向けない。いくら針の感度が良くても向かない。いくら強い潮汐力が働いても針はピクリとも動かない。  どうやら作用点をよく再考し原因を考えねばいけないようだ。作用が針の末端の作用点に集中すれば、たとえば磁針のように磁極めがけて回転し向きを変えるはずだ。磁針では針の末端に磁界傾度が強くなる。針の末端に磁場傾度急峻に変化して磁力線が集中する。  ところが潮汐力は針の末端に力が集中しない。だから針も長い棒でも自由に回転させても月をめがけた向きへと方向が変わらない。磁針に対する磁場のような場の歪が、潮汐力にあれば針は月をめがけてでも回転する筈だ。したがって潮汐力には場の歪をともなわない。場のひずみの代わりに海水は流動変位の性質がある。流動変位が場のひずみの代役をしたのだ。  ところで宇宙(軌道)エレベータではテザーという紐が地球から鉛直に宇宙ステーションの外側へカウンターウィトと一緒に伸びていくと構想している。  このように宇宙(軌道)エレベータの形状が鉛直に伸びるためには磁針に働く力のような場の変化が必要だ。しかし潮汐力にはそのような場の変化はないので、宇宙(軌道)エレベータ構想は失敗する。

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     シャボン玉の原液が瓶からこぼれて、そのまま宇宙船ISS内で遊泳したらどのような形状になるのでしょうか。揺れ動き、ゆれ弾む球となるだろうとおもいます。実際はどうだったでしょうか教えてください。  そしてその現象が宇宙(軌道)エレベータ構想に関係するか教えてください。現象が宇宙(軌道)エレベータの建設と運営の根幹に応用される潮汐力とのかかわりについてあなたの考えを教えてください。  宇宙(軌道)エレベータは成功するか失敗するかお考えを教えてください。  山崎・古川両名の宇宙飛行士さんが宇宙ステーションISSの実験でシャボン玉を膨らませ、地上と違って宇宙では均一なシャボン膜ができ、着色や膜厚が均一で、薄い膜の弱い部分が生じにくく、膜の破れる要因がないために寿命の長いシャボンだまができたそうです。  みるとシャボン玉の形状はほぼまん丸のゆれ弾む球となっていました。  宇宙にも重力が地球から届いていますので、シャボン玉の寿命や膜の均一均質性に影響しそうですが、次の理由で地上とは異なり、膜質の悪化がないそうです。  宇宙ステーションISSの物体では周回軌道接線方向の速度から生まれた遠心力があり、その遠心力と釣り合う向心力を重力が果たす。このときには重心を1つの作用点にひとくみの向心力と遠心力が同じ大きさで、鉛直線上に反対向きに働くので力同士がつり合う。釣り合うので重心は移動運動しない。遠心向心の一対の力2つは作用点がひとつなので、物体にかかった向心力と遠心力が原因の回転運動は発生しない。  このため膜液が鉛直下方に集中する地上と異なり、ISS内では膜液の厚みや膜質が均一なシャボンだまになるそうです。  ではシャボン玉の原液が瓶からこぼれて、そのままISS内を遊泳したらどのような形状になるのでしょうか。その観察について確たる報告はないようです。 原液はシャボン玉の挙動とおなじく揺れ動き、ゆれ弾む球となるだろうとおもいます。実際はどうだったでしょうか教えてください。  そしてこの現象が宇宙(軌道)エレベータの成否を握るように私は考えます。  宇宙(軌道)エレベータ構想の、成功、または失敗について、あなたの予想と、あなたの考える根拠となる原理を教えてください。  原液の球はなにかの動きに押されてシャボン玉と同じように揺れ動き弾みますが、待っていればそのうち静止します。そのときの原液のしずくの形状は楕円体でしょうか、それとも球でしょうか。私は球だと予想します。実際はどうでしょう教えてください。  もし原液の形状が楕円体となるなら、宇宙(軌道)エレベータは成功するでしょう。  これを考えて私は宇宙(軌道)エレベータの失敗を予想しています。  宇宙(軌道)エレベータが成功するなら原液は楕円体となるだけではなく、水あめや、蜂蜜が垂れ流れる形状と同じに、原液は連続して鉛直に垂れ流れてゆくはずです。  だから原液が球体形状なら宇宙(軌道)エレベータは失敗すると考えます。わたしは宇宙(軌道)エレベータ構想を失敗と考えます。  詳しくいうと、宇宙(軌道)エレベータ建設推進派は潮汐力を建設と運用に応用するそうです。  もし潮汐力が建設や荷役などの運用に応用できるなら、その潮汐力はISSでも原液や石鹸液を蜂蜜が垂れ流れるように、連続して鉛直に垂れ流れさせるだろうから失敗と考えるのです。  潮汐力は物理の原理なのでいかなる場合にも同一に働き同じ現象をあらわします。  しかし、その原理はこのような宇宙(軌道)エレベータに応用できるでしょうか。  適用を宇宙(軌道)エレベータ建設推進派はまちがえているようです。  潮汐力は一塊の物体において形状をひずませ、物体の元の形状が球体なら楕円体にひずませます。たとえば地球の潮汐現象は月と地球と太陽の引力によるそのなか2つを選ぶ1対の組が起こす、楕円体への変形です。  潮汐力の変形力は物体の界面(表面、地平面、海面)に作用点をもち、重心を含む同一線上に同じ大きさで、向きの異なる一対の力を生じます。  したがって一対の力から回転もせず、界面の作用点は移動も連結もできず、ほかの物体に力を移動することはありません。  でも潮汐力においては力の大きさは対の2個の塊の辺長や径という長さのスケールが大きいほど、大きくなります。   宇宙(軌道)エレベータは辺長や径の数十メートルから数百メートルの形状の地上基地と、静止衛星と、カウンターウェイトの3体からできた構造です。 3体はそれぞれテザーという縄でむすばれます。テザーの長さは数100kmから数万kmになるそうです。 この数万kmというスケールが潮汐力の大きさになると宇宙(軌道)エレベータ建設推進派は考えているようです。  できません。次の場面を想像し考えてみてください。縄なら先端のフックと物体に用意した耳輪間を引っ掛けて結ぶこともできるでしょう。縄の取り付けはワンタッチです。  宇宙(軌道)エレベータの3体を結ぶ瞬間、縄の取り付け前になかった力が、縄の取り付け後その瞬間から生まれるでしょうか。結ぶ前にはそれぞれ1体ごとにそれぞれが一定の潮汐力で一定にひずんでいるでしょう。3体を縄で結んだ後、突然それぞれの潮汐力は変化するでしょうか。  宇宙(軌道)エレベータの3体はどれも推進エンジンを持っていません。3体はどれも地球の周回軌道上にあるのですが、3体がそれぞれ別個の慣性運動をしているとすれば、結んだ瞬間衝撃を発生します。でも衝撃が収まったあとは3体合成の慣性運動をします。地上の物体がそうであるように3体別個の潮汐現象は結合前もあとも同一に変わるものではないでしょう。時間がたつと形状は新体操で振るリボンのように、宇宙(軌道)エレベータは地球に巻きついていくでしょう。  

  • 宇宙(軌道)エレベータは可能か、けん玉で考えると

    宇宙(軌道)エレベータは不可能なのにできると考えるそうです。 できないと考えませんか。 宇宙(軌道)エレベータは糸で3体をつなぐそうです。地球と静止衛星とカウンターという3体をテザーというカーボンファイバーを素材にした糸でつなぐそうです。 3体を糸でつなぎ、3体に働く潮汐力という力に頼り、鉛直に長軸を向けた数十万キロメートルの構造を作るそうです。  これは不可能です。  たとえばカウンターと静止衛星を身近なおもちゃで模擬してみましょう。  まず宇宙(軌道)エレベータを2分割して対応するおもちゃをみましょう。おもちゃとはけん玉です。玉がカウンターです。カウンター以外の残りの宇宙(軌道)エレベータをけん玉の持ち手と考えてみましょう。 けん玉の持ち手をつかむと、玉は持ち手から糸で吊られ、垂れ下がります。  地上では間違いなく垂れ下がります。静止衛星上の宇宙飛行士にけん玉を持ってもらうと、玉はふわふわと漂い、垂れ下がることも浮き上がることもないでしょう。糸を長めに繰り出しても玉の位置は変わりません。  しかし宇宙(軌道)エレベータ推進派の論理では玉が垂れ下がらず、かならず鉛直に潮汐力で浮くといいます。  そしてけん玉の糸を繰り出すほど、宇宙に向けて鉛直に伸びるといっています。 言わなかったとしても、論理はそういう矛盾を含んだ構成です。  けん玉の姿を見れば、静止衛星から赤道付近のどこかの地上まで糸は揺れながら垂れ下がる可能性はあります。  その理由は「けん玉の持ち手をつかむと、玉は持ち手から糸で吊られ、垂れ下がります」という現実があるからです。  しかし宇宙(軌道)エレベータではこの事実に反して、さらに論理に矛盾、自己矛盾、自家撞着してカウンターが浮くと言っているのです。  糸を繰り出して、静止衛星からカウンターを浮かすことができないのですから可能な建築物ではありません。  

  • 宇宙エレベータの敗北宣言はいつあるのか

    宇宙エレベータについての話です。 宇宙エレベータができると信じている学者がいます。  予備実験を最近して彼らは完成できず完敗したのですが、なぜ敗北宣言なり、その映像なりを公開しないのでしょうか。  問1敗北宣言はいつするか?  問2なぜ敗北宣言なり、その映像なりを公開しないのでしょうか。  問3できないことをできると強弁する彼らをどうやって説得したらよいでしょうか。  問はこの3つです。  説明すると、宇宙(軌道)エレベータというものは、静止軌道の宇宙ステーションから鉛直に伸びた、テザーという縄にエレベータの箱を支えさせ、赤道付近の地上局から宇宙ステーションまでエレベータやロープウエーのように人や荷物を運ぼうという構想だそうです。  鉛直の縄の天上にはカウンターウェイトという錘を先端にとりつけて、上空に縄を伸ばしたり縮めたりするそうです。  さて縄を鉛直に伸ばす方法があるでしょうか。成功を願う学者は昨年実験したのですが、縄をためしに伸ばそうとして成功しませんでした。同じロケットの実験で同時に2件の実験があったようです。  どちらも失敗したのですが、敗北宣言をしないままのようです。  この敗北を私は当然のことと思います。成功を願う学者は力学を理解していません。  成功のためにはたとえば、彼らは潮汐力を利用するそうです。  もし潮汐力がエレベータの建設や維持に利用できるほど存在するなら、それなりの現象がすでに観察されているはずです。  たとえばテザーを鉛直に伸ばすときには、もし潮汐力が働くなら、宇宙遊泳中の飛行士の周りのロープが、たとえばジャックの豆の木のように天に向けて直立運動をしないとなりません。そんな姿を見たことが私にはありません。  潮汐力がエレベータに使えないとわかる事例はもう一つこんな事例からもわかるはずです。  宇宙遊泳中の飛行士の周りや、船内にもし水滴が浮かべられたら、もしテザーが鉛直にぶら下がるなら、その水滴は鉛直方向にフットボールの様な紡錘形にならねばならぬでしょう。テザーの錘が潮汐力で天に上がっていくのならそのときにも、水滴は船内の鉛直方向に長軸を持ったフットボールの紡錘形を示すはずです。  そういう目に見える潮汐力が、ほんのわずかも存在しない状態で、宇宙エレベータの建設や維持や、運営ができないのです。でも私はそんな紡錘型の水滴を見たことがありません。  現象の姿を彼らは無視するのですが、心の目を開けるにはどうしたらよいでしょう。

  • 宇宙(軌道)エレベータ推進派の横に寝ないわけ

    宇宙(軌道)エレベータ推進派はなぜ学者の書いた論文「軌道エレベーター不可能説」に明白にされた事実を無視するのだろうか。理由を知りたい。 石原藤夫金子隆一らは著書のなかで「だから、軌道エレベーターを横にしたりバラバラにしたりするような、・・ちからは、はたらかない」としているが、彼らの主張は当を得た答えや理由にはなり得ないと私は考える。  かれらは鉛直方向に働く力があると宇宙(軌道)エレベータが寝ることにならないと考えるらしい。 彼らの主張するように鉛直方向に宇宙(軌道)エレベータの長軸両端間に力が働いたとしても、宇宙(軌道)エレベータは寝てしまうのである。 もし柔軟な材からできた直方体の長軸末端に引っ張りの力が働けば、模型ゴム動力飛行機の延びたゴム糸が重力で垂れたがように、宇宙(軌道)エレベータの形状を曲げてしまう。曲がりができれば、宇宙(軌道)エレベータが大なり小なり寝たということである。  衛星の物理上の原理では衛星となって公転すると軌道高度によって、衛星の角速度が高高度ほど遅い角速度の関数が得られる。 そして宇宙(軌道)エレベータの形状の長軸構造は繊維の連結した縄のようだ。したがって縄の各部を切り分ければ、高度の異なる多数の衛星とみなせる構造物である。  もし建設当初の時点で鉛直に長軸の向いた宇宙(軌道)エレベータの形状が完成しても、このようなわけで、時間の経過とともに、公転する軌道高度によって、衛星の角速度が高高度ほど遅い角速度の関数原理だから宇宙(軌道)エレベータは横に寝てしまうに違いない。 宇宙(軌道)エレベータの完成後、時間経過に従い各高度の部材は角速度の違いから時間に比例して鉛直軸から離れていく。宇宙(軌道)エレベータを縄のようになぞらえて、縄の両端を引っ張り張力を与えたとしても、縄は電柱間に張り渡された電線が重力で一様に一定の力が懸けられたとき懸垂架曲線を描くようになる。この懸垂架曲線は凧揚げの凧糸にも模型飛行機のゴム動力にも姿を現す。 ただし宇宙(軌道)エレベータに作用する力では一定の力ではない。高度と時間という人為から乖離した条件に定まる。 したがって宇宙(軌道)エレベータは高度と経過時間に比例した角を与える原理から曲線を描いて鉛直軸から離れていく。時間を増すほど、宇宙(軌道)エレベータの建設計画形状と異なる曲線へと変化する。  論文では「軌道エレベーター不可能説」として宇宙(軌道)エレベータが鉛直に長い形状にできない事が明白なそうだ。素直に受け入れるべき真理だ。  それなのになぜ宇宙(軌道)エレベータ推進派は学理に疎い素人のくせに、間違った考えを続けるのだろうか。 宇宙(軌道)エレベータ推進派の「軌道エレベーター石原藤夫金子隆一49ページから50ページまでの抜粋」を以下に引用する。   「(5)横に寝てしまわないだろうか? ・・軌道エレベーターは横に寝てしまわないのか?というまことにもっともな疑問である。一般に人工衛星が地球を周回する周期は、高度が低いほど小さい(短時間に1周する意)。・・・つまり衛星が空を走る速度(角速度)は、低高度ほど大きいのだ。だとすると、図・・のように、軌道エレベーターの低い部分は速く動こうとし、高い部分は遅く動こうとし、、したがってエレベーター全体は横に寝てしまうか、またはバラバラになってしまうか、するのではないだろうか。ちょっと考えると、そうなりそうにも思える。事実、そういう論文を発表して、「軌道エレベーター不可能説」を唱えた人もいる。  しかし、軌道エレベーターに作用する力をよく考えてみると、真の意味での引力は、地球の重力場による式・・のちからのみであり、それは当然、つねに地球の重心の方角を向いている。  また、周回していることによって軌道エレベーターの内部にあらわれる見かけの力である式・・の遠心力は、地球重心と反対の向きのみを向いている。軌道エレベーターに作用する力、または軌道エレベーター内に静止している物体にはたらく力は、この2つの力の和だから、その向きは、とうぜん、地球半径方向―つまりは最初に想定したケーブルの軸の方向―のみである。 だから、軌道エレベーターを横にしたりバラバラにしたりするような、・・ちからは、はたらかないのである。 この疑問は、軌道エレベーターを初めて知った人の多くがいだくもので、一種の力学クイズみたいな問題なのである。軌道エレベーター石原藤夫金子隆一49ページから50ページまでの抜粋」  さらに宇宙(軌道)エレベータ不可能説には付け加えがある。  2つ目の不可能は鉛直に伸ばす力の存在がないことである。  衛星となっている事から鉛直に働く力は作用点ごとに高高度方向と地球中心方向が一対となって、それらはすでに釣り合っている。余分な力はない。一つの力が二重に作用するはずもない。  したがって宇宙(軌道)エレベータの両端を鉛直に伸ばす力は存在しない。  余分な力が存在していれば、宇宙船内に浮いた直方体の全ては鉛直に長軸を向けなければいけない。しかしそんな現象はお目にかかれない。  宇宙(軌道)エレベータの両端を鉛直に伸ばす力が存在しないので宇宙(軌道)エレベータは不可能である。  3つ目の不可能説に付け加えもある。  宇宙(軌道)エレベータのアンカーを高高度に運ぶ時、鉛直に直線で運ぶことができない。したがって、その軌跡上にテザーが張られるので、テザーは曲線を描き鉛直線上に並べられない。  なぜなら衛星の軌道は高度を上げるとき、衛星の進行速度を減少させる。高度は時間をかけてついには高度がます。高度を上げるまで時間がかかる。そして鉛直軸よりも進行速度を減少させた時点で宇宙(軌道)エレベータの鉛直計画線から離れてしまう。衛星が静止するには赤道周と同じ面内を周回すること、真円に近い軌道である必要がある。ところが衛星が高度を上げるとき真円度を減少させ、楕円軌道をたどって、以前の高度よりも高い頭上に表れるが、楕円軌道であるがゆえに速度も変動を続け、角速度も変動を続け、決して静止状態にはならない。テザーは楕円軌道上に曲線となって張られる。  したがって、この3つめの理由からも宇宙(軌道)エレベータは不可能である。  

  • 宇宙軌道エレベータに不足する観察力

    宇宙(軌道)エレベータを建設したがっている会社があるようですが、周回円周運動の種類を考えていないように見えます。彼らは遠心力で宇宙(軌道)エレベータを建設できるような誤りの妄想に取りつかれたようです。 なぜなら利用できない遠心力という力を妄想しているからです。  宇宙(軌道)エレベータの伸展した形状を建設するとき、遠心力を利用する構想ですが、宇宙(軌道)エレベータは作用点の存在しない周回円周運動で衛星の公転ですから、接触作用点の存在しない周回円周運動となり、遠心力から仕事を得ることはできないのです。  なぜそれがわからないのでしょう。それを教えて下さい。 周回円周運動には2種類を大別できます。一つは縄跳び縄を振り回したときを代表にカウボーイの投げ縄、自動車や自転車のサーキット路走行等です。それらには共通して縄やタイヤをとおして力の作用点が運動中の剛体に接触しています。接触から力学論を講じることができます。これらは接触したことから「作用点」が存在するといえます。  これら作用点のある周回円周運動では常時連続して円周接線と直交し円の中心に向いた向心力と呼ぶ加速度があります。力学の釣り合い安定として論を講じるとき便宜上に円の外に向いた遠心力を仮定します。  もし遠心力が実際に作用すると、直進一定の慣性運動の物体はその作用から周回運動を始めます。  しかし、このような周回運動と異なる運動原理が現実に存在します。接触を確認できる作用点を持たないのです。そのような運動原理では上記の遠心力も仮定すら存在しません。  たとえば静電引力という接触した作用点の存在しない力が一つ目の周回円周運動原理をもとに原子核と電子に作用するとしてみましょう。 原子核の周りを周回する電子は静電引力から周回運動をしますが、電子の偏向運動には光や電波のエネルギー放射をともなうので徐々に電子の運動エネルギーは常時連続して減少します。放射がないならば、なおさらに加速から運動エネルギーは増加して、電子の運動エネルギーは一定ではあり得ません。 もしエネルギー放射すると電子の周回運動はだんだん径が小さく、速度を落とし、遂には原子に接触してしまいます。 ところが現実に接触は起きないので静電引力が電子を周回させているのではありません。 また常時周回運動しているからといって原子核の中で電子の運動エネルギーが増加するわけでもなく、原子モデルの中の電子の運動エネルギーは一定です。  したがって接触した作用点のある力学モデルからは論じられない2つめの周回円周運動が存在すると明確になります。 こんなわけで作用点の有無の別から2つ目の種類は接触した作用点の存在しない周回円周運動とわかります。  この作用点の存在しない周回円周運動では周回物体の運動エネルギーが不滅一定量である特徴があります。  そして周回物体の運動エネルギーが一定であるから、周回物体から周囲の物体や環境に対して、いわゆる力学上の「仕事」をしないとわかります。  ここが重大です。仕事ができないなら宇宙(軌道)エレベータの形状を伸展させる建設には役立たないからです。  作用点の存在しない周回円周運動は原子内の電子だけでなく、アナロジーのある物理現象の全てにあてはまります。宇宙の公転、衛星の公転は接触した作用点の存在しない周回円周運動ですから、そこから仕事を得ることはできないのです。  宇宙(軌道)エレベータの伸展した形状を建設するとき、遠心力を利用する構想ですが、宇宙(軌道)エレベータは作用点の存在しない周回円周運動で衛星の公転ですから、接触した作用点の存在しない周回円周運動といえ、遠心力から仕事を得ることはできないのです。  なぜそれが建設推進派にはわからないのでしょう。

  • 宇宙エレベータの次回準備実験

     宇宙エレベータ建設とい実現性の疑わしい事業があります。  その実現性の疑いは実験により晴らすべきでしょう。  宇宙でジャックの豆の樹のようにテザーという紐が大地に対し鉛直に無限長まで立ち上る現象の存在がその建設計画の前提です。  魔法使いがロープを空に伸ばすというおとぎ話の絵本を読んだことがあるでしょう。そのロープが実在しないと宇宙エレベータの建設はできません。  テザーと呼ぶロープを昇る、エレベータの様な運搬機械によって、地上から宇宙に資材を運びあげることを宇宙エレベータと名付け、それを実現しようとしているそうです。  果たして宇宙でひもやロープは自然と鉛直に伸びるでしょうか。 実証実験をすべきです。 すでにその実験の一つは失敗しましたが、次回の実験はあるのでしょうか。  実験失敗の結果は予想できます。  たとえば宇宙船の中のロープや水の写真を観察すれば失敗がわかるのです。  宇宙船の中で水は球体になった形状で器からこぼれて浮遊しますが、ロープが自然に鉛直に伸びる現象の存在が事実なら、宇宙船の浮遊した水は糸のように細く鉛直に伸びるべきです。  糸のように鉛直を指す伸びた水はただの一回も宇宙船に観察されたことが無いのです。  丸まらずに鉛直に伸展したロープの姿も宇宙の衛星の道具に観察されたことがありません。  ロープが、均質でも両端だけが重いダンベルのようでも起きる現象は同じですから、宇宙エレベータのテザーとテザーの両端のカウンターウェイトにも同じことしか起きないでしょう。  存在しない現象をあてにして宇宙エレベータ事業が構想されているのですが、物理数式が構想者のよりどころです。  理解不足で誤用したために起きた数式の間違いを頑なに正解と信じた宇宙エレベータ建設構想をかかげた彼らの頑固な夢は、実験でしか晴らす事ができないのです。  彼らはいつどのような2回目の実験をするのでしょう。

  • カウボーイの投げ縄と宇宙エレベータ

    火踊りのバトンに燈された火はなぜ回転の接線方向にたなびいているのだろう。  宇宙(軌道)エレベータからカウンターウェイトをつけたテザー(カーボン繊維で作られた縄)をカウボーイの投げ縄のように振り回して宇宙の遠方へ地球と鉛直に伸ばすという説がある。わたしは到底できるとは思わない。きっと宇宙(軌道)エレベータでは20人乗りかもっと大きい、遊園地の鎖ブランコのような振り回しでカウボーイの投げ縄のように振り回した竿の先からテザーが伸ばせると考えているのだろう。  宇宙(軌道)エレベータができるかどうかを考える前にまず、身近なカウボーイの投げ縄、それに類する投げ縄状の回転例を考えてみたい。サモアの火踊りのバトンに燈された火はなぜ回転の接線方向にたなびいているのだろう。  今回は、バトン末端に燈された二つの火が回転すると接線にたなびいているのはなぜかそれを教えて欲しい。  火踊りのバトンを見れば、回転中心から距離が伸びた炎が見られず、決して回転中心から伸びた炎は作れない。接線にたなびく炎はなぜできるのだろうか。教えて下さい。  たとえば振り回す姿と言えば、ポリネシアンショー・サモアの火踊りと、20人乗り以上の、おおぜいの客をめいめいに、各々ぶら下げた遊園地の鎖ブランコ、カウボーイの投げ縄、ひとり縄跳びを事例として思い出す。    カウボーイの投げ縄を回す時には、頭上で伸ばした腕を大きく回し、ほぼ水平に縄を振り回して遠くまで縄を回す。カウボーイの腕は縄の先端よりかなり先回りした角度を進み(前進位相)、縄は腕の後について回るが、地面に擦れることなくまわる。カウボーイの投げ縄は勢いをつけだんだんとロープを伸ばすその手順がないと、一気に長すぎるロープは地面を這い、手に引きずられ足元に巻きつく。  手首の回転で縄を回すひとり縄跳びの縄でも、縄よりも手首の回転は前進位相をさせる。違いもある。でもカウボーイと違うやり方がある。 一人縄跳びでは大きく腕を伸ばして回しはじめ、すぐに腕を一気に折縮め手首だけの捻りにする。出だしの動作はカウボーイの投げ縄の徐々とは逆だ。逆の違いは縄を回すときの手順に段階があり、その段階で目立つ操作がどちらかを特徴づけて観察されているのだろう。たぶん本質は変わらないのだろう。  投げ縄と縄跳びに共通する要素は動力を伝える前進位相だ。前進位相がないと振り回せない。が、勢いのつけ方をみれば、徐々と一気と要素は逆だ。前進位相は20度から5度ほどの間だ。  ところがサモアの火踊りを観察すると水平回転でも垂直回転でも炎は前進位相90度を意味する接線方向にたなびいている。なんででしょう。教えて下さい。  たぶん宇宙(軌道)エレベータでカウンターウェイトを振り回して宇宙(軌道)エレベータの形状を鉛直に長い構造に整えたいという構想は、振り回す姿でいえば遊園地の大型鎖ブランコのイメージが似ているのでしょう。  遊園地のめいめいの客おおぜいを、其々にぶら下げたブランコは、回り出すとほとんど 前進位相の観察できない状況なのに、お客たちは高度を数メートル高く、振り回され、回転中心からの距離も増してブランコが回っていく。宇宙(軌道)エレベータでカウンターウェイトを振り回してテザーが伸ばせるという説を唱えるのはこの遊園地のブランコの姿を連想しているのだろう。  どこに違いがあるのか。サモアの火の舞が接線になる理由が分かれば明確になるのだろう。できない事もはっきりするだろう。

  • 宇宙エレベーターって原理的に可能なのですか?

    政治的や技術的な問題は別にして原理上可能なのでしょうか? 静止軌道上に大きな衛星を浮かせてそこから地上に極めて軽く丈夫なベルトを下しこれを伝わって物資を運ぶ・・・とは言いますが。 ちょっと考えた問題点をいくつか 1、地上からベルトを伝わって貨物を持ちあげる場合衛星の公転周期は当然24時間ですが貨物の重さによって衛星は引っ張られ高度が下がり公転周期は短くなり結果として西の方向に傾く、これを修正する為に衛星をロケットエンジンで軌道修正しなければならず大きなエネルギーを使う。 軌道エレベーターの前提である極めて少ないエネルギーで物資を宇宙空間に運べる、と言う事があやしくなる。 2、地上から宇宙へ行く間に非常に強い風が吹きこれは1の場合と同じで衛星の軌道を乱す事になり軌道修正が必要になる。 3、物資の高度によりベルトを下に引く力が大きく変わりそれは衛星の軌道を狂わせる事になりその意味でも絶えず軌道修正は必要になる。 要するに宇宙空間に浮いている物を下から引っ張る訳なので非常に不安定になりとてもじゃないが実用性は無い、と思うのですがでもそんな事は当然研究された結果の宇宙エレベーター構想なのでしょうから私の考えが間違っているのかもしれません。 どなたか詳しい方分りやすく教えて頂けませんか。

  • 宇宙エレベーターの紐はほんとうに宇宙に伸びるのか

     宇宙エレベータを建設すると企業と日本の学者が息巻いている。紐を伝って地上と宇宙間にエレベータを運転するのだそうな。人工衛星に物資が運べるという。  紐を静止衛星から地球にたらし、静止衛星は紐の中間点にすぎず、その紐の逆端は宇宙彼方に延びるのだそうだ。宇宙のかなた方向へ、紐が鉛直に延びるとなぜ言えるのか私はその論理が不思議だ。説明してほしい。  たとえば、宇宙遊泳の動画でビニールパイプや電線や紐らしきものが見えたが、それが真っ直ぐ宇宙を指して鉛直に伸びた姿など見たことない。宇宙の紐は、毛糸を風呂の中にかき混ぜたときのように曲がりくねっているはずだ。伸びるはずのないものにどのような作用が働くと考えているのだろうか。それを知りたい。  カーボンナノチューブ略称CNTにしても、地球周回の軌道付近で1km延ばせば、衛星設置部の根っこでぽっきりと折れるに違いない。   なぜなら静止衛星が静止に見えるため、周回速度は軌道の径(高度)に従う関数だからだ。衛星本体と紐先端では当然に周回速度が異なる。  そして、衛星軌道の地球に対する回転に従い衛星の進行方向は向きを逐次変えている。  進行方向が変わる原因は加速度の発生だ。  したがって加速度が径の関数で紐のそれぞれの各部位に異なる値で働いている。  これを釣り合わす支持力は存在しないので、紐は必ずたなびく。  もしたなびかないとき、紐は折れるしかない。たなびけば釣竿がしなったように紐は曲がる。曲がればエレベータは躓いて進めない。地球にたらした紐も原理は同じに曲がる。  ほかの話でも原理の欠陥は知れる。たとえば宇宙船の破片からできた危険な宇宙デブリを導電紐に絡めて速度を電力損失に変換させて、落下燃焼させるというアイデアがエレベータの紐に似ている。  が、その論理が正しいと、するとCNTを紐にした静止衛星はデブリのように燃え落ちてしまうことになる。もしエンジンで推力の減少を補えば、それは紐に対して付け根部に加速度とともに力を作用させやはり折ることになる。  この姿に似たものがある。たとえば、ピッチング練習のタオル。  野球のピッチャーが投球フォームの練習のため、ぬれタオルをもって振りぬく、球の離れる瞬間のタイミングの瞬間、振り回してそれまでは真っすぐ伸ばされていたタオルが持ち手部分からぽっきりと折れる。CNTの宇宙エレベータの紐もこうなるはずだ。

  • 潮の干満 潮汐についての疑問

    潮の潮汐について疑問があります。 満月と新月の時に大潮になるのは理解できます。 太陽と月が直線状にあるため、引力の合成で干満の差が大きくなるのですよね? 例えば満月の時 「太陽---地球-月」で 太陽方向と月方向に海面が引っ張られるので昼の12:00と深夜0:00が 満潮になると思えますが、実際には正中に関係なく干満のピークが来ます。 (2009/9/25 で満潮が05:00と17:30ごろ) 自転の影響でズレが起こるのでしょうか? あと、24時間+αでズレが生じますが何故ですか? なぜ、秋の干潮は太陽が出ている時間の干潮よりより夜の方がより大きく潮位を下げるのでしょうか? いろいろ不思議です。。。