スコットトランスの結線

質問

スコットトランスの説明を見ると、たいてい一時側がYです。

一次側がデルタでもできなくはないと思いますけど、
そういう説明が見当たらないのはどうしてでしょう？

【質問1】
実はあるが説明はYばかりで単に慣習の問題
技術上の理由があってΔは存在しない

どっちでしょう？
【質問2】もし後者なら理由は何でしょう？

回答No.1

mdmp2 · ベストアンサー

スコットトランスは一次側がYではないと思います。巻き線が二つしかないからです。Yは三つの鉄心にそれぞれの相の線が巻いてあります。
あえて言うならT 結線ではないでしょうか？
一次側がΔで、二次側で二組の単相に変換するトランスはハーゲントランスというようです。

お礼

失礼しました。
巻線が二つしかないと言う説明時点で、その先を読みませんでした。
ハーゲントランスというものをご紹介いただいてたのですね。

調べてみますと、
確かに私の想像通りにΔ結線から単相を2系統取り出していました。
そして私がなぜそうしないかと思った根拠、
第三調波の封じ込め効果もあるようです。

結論的には有る無いでいえばそれは有りで、
別の呼び名のトランスになるということですね。

しかしなぜか普及しない、ニッチなもののようでした。
この疑問はまだ残ります。

補足

その理屈が成り立つならYだって巻き線が二つしかないことになりますよね？

回答No.4

teppou

No.3 teppou です。もう結構ですと言うことですが、何か根本的な勘違いがあると思われますのでもう一言。
　＞YでもTでも2でも3でもいいでしょう。
　よくないのです。
　＞個数だけにこだわりそればかり持ち出すなら、
　個数が重要なのです。
　Y も Δも直線三本で描かれています。これは変圧器三個を組み合わせてあるというシンボルです。
　スコットトランスは、変圧器二個を組み合わせてあります。
　ですから、スコットトランスを Y や Δ であらわすことはできません。

補足

あれはこういうものだ、これはこういわれている、的な説明は結構です。
たぶん電気に対する理解の方向性が違う(どっちがいいとは申しません)のだと思いますが私には参考になりません。
他の似たスタイルの方にはそう説明してあげて下さい。
ありがとうございました。
以後同じようなスタイルでの説明なら以後無視させて頂きます。悪しからず。

回答No.3

teppou

電気主任技術者です。
　御質問内容や、他の方の回答への補足コメントの意味がわかりません。
　スコットトランスは、単相変圧器２台を結線してあるもので、巻線は二つです。
　巻線が二つと言うことは、磁気回路が二つと言うことです。
　Y も Δ もありません。

　＞スコットトランスの説明を見ると、たいてい一時側がYです。
　URL の図などを示して、質問内容を説明するか、図を添えて再度ご質問になるのがよいと思います。

補足

巻線が二つですか、まあトポロジーはTですからね。
YでもTでも2でも3でもいいでしょう。

しかし問題なのはそういうことではないでしょう。
トポロジー的にΔかYかということです。
もちろん両方単相2系統を取り出すことは可能です。

個数だけにこだわりそればかり持ち出すなら、
何の説明にもなりませんのでそれ以上は結構です。
ありがとうございました。

回答No.2

fujiyama32

3相電源から単相電源を得るために用いられるスコット結線について
は下のURLをクリックして参考にして下さい。

[変圧器のスコット結線とその使用例/日本電気技術者協会]
http://www.jeea.or.jp/course/contents/07209/

正規の接続はT座変圧器と主座の変圧器を組み合わせして2相の単相
電源を作り出しています。
上記URLの解説とベクトル図を参考して理解を深めると良いでしょう。

(注)
正規の単相電圧を得るためには、1次側の変圧器の1台に
定格電圧×√3／2のタップ
を設けた変圧器を用意し、解説にあるT字型の接続をします。
2次側もL字型の接続をします。
以上から、２つの巻線のベクトル合成により必要な単相電圧を作り出す
技術上の結線方式です。
標準変圧器によるスター接続でもデルタ接続でもないことが判ると思い
ます。

補足

聞きたいのはそういうことではありません。
一次側をYにして単相2系統を取り出せることは理解していますし、
その説明は山のように見かけます。
ご紹介頂いたものもそのあまたの例の一つです。
しかし私が知りたいのは、
一次側をΔにしてもできるように思われるのだけれども、
そういう解説例が見当たらないのはどうしてか？ということです。