• ベストアンサー

Maxwell分布をする任意の2分子の相対速度

Maxwell速度分布をしている気体の中から任意に二つの分子を取り出すとき、その相対速度の2乗平均は一個の分子の速度の2乗平均の2倍になるらしいのですがなぜでしょうか? 完全にお手上げです(×_×)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • zuyun
  • ベストアンサー率53% (16/30)
回答No.2

Maxwell速度分布している気体は、 ・特定座標方向の速度分布は正規分布(平均 0、分散 kT/m)です。 … (1) ・分子の並進エネルギー (1/2)mv^2 の平均は (3/2)kT です。 … (2) さて、取り出した2分子の特定座標方向の速度をu1, u2とすると、(u1-u2)の分布は平均 0、分散 2kT/m の正規分布となります。なぜなら、「正規分布する独立した2変数の和の分布は、同じく正規分布で平均と分散はそれぞれの和」となるからです。(これでは(u1+u2)の分布の説明をしているように聞こえますが、uの分布は左右対称なので同じことです。)  すると、(1)において「T」を「2T」に置き換えたのと同じであることから、温度を2倍にした時の速度分布を考えているのと同じであることに気づきます。 (2)より、速度の二乗の平均はTに比例することから、これが2倍になると分かります。

bilateraria165
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なんとなくですが・・・考え方はわかりました。

その他の回答 (3)

noname#108554
noname#108554
回答No.4

理想気体は分子間相互作用は無視している(位置に相関がない)ので、 1自由度あたりkT/2ずつエネルギーが渡されます。 単原子分子なら3自由度なので1粒子あたり3*kT/2のエネルギーをもちます。 この問題の場合は、2つの分子の自由度を話題にしているので さらに倍になります。 速度の2乗平均は1粒子あたり運動エネルギーに比例することに 注意しましょう。

  • kuruntep
  • ベストアンサー率4% (1/24)
回答No.3

 全くのシロートの暇つぶし的回答です。  「相対速度の2乗平均」は[(v1-v2)^2掛ける確率密度]の積分ですよね。期待値だから。但しv1,v2はベクトルで、^2は内積ということで。  そしたら、v1・v2の期待値がゼロなら、質問の結果になりますよね。  Maxwell速度分布じゃ無くたって、等方的な場合ならv1・v2の期待値は(ベクトルだから)ゼロかな?  プラマイキャンセルして、、、。  まあ、出鱈目の思い付きですけど、、、ご批判を待つ。

noname#108554
noname#108554
回答No.1

自由度の等分配則からです。 (で、いいと思いますが、等分配則を示せという問題だったら ちゃんと積分して示す必要があります。)

bilateraria165
質問者

お礼

不勉強で申し訳ないのですが、 >自由度の等分配則 とはなんですか?

関連するQ&A

  • Maxwell速度分布の平均速度について

    Maxwell速度分布から 平均速度:√(8kT/πm) 最大確率速度(Maxwell速度分布の極大値):√(2kT/m) 二乗平均速度の平方根:√(3kT/m) が導かれますよね?これらの違いってなんでしょう? 数値の違いは明白なんですが、その差の意味するところがよくわかりません。またなぜこの3つが重要になってくるのでしょうか? 教えてください。

  • Maxwellの速度分布則

    Maxwellの速度分布則に関して。 (気体定数)×(絶対温度)/(質量) の単位の変換ってなんのことか分かりますか?

  • 分子の平均速度について

    分からない問題があったのでできれば教えていただいと思い投稿させていただきました。 ○箱の中の14個の気体分子が与えられた速度分布を持つ。 このときの、分子の平均速度を求めよ。 問題はこれしかなく、求め方も教科書等に載っていないので、どうにもしようがありません。 よろしくお願いいたします。

  • 二乗平均速度 分子

          _ 二乗平均速度v^2の平方根は分子の平均の速さにほとんど等しい       _ 27℃の酸素のv^2の平方根を求めよ 酸素の分子量を32、気体定数を8J/mol・Kとする とんと検討がつきません どなたか説明をお願いします

  • 気体分子の分子速度について

    素人質問で大変恐縮なのですが、教えて頂きたいのは下記3つなのです・・・ (1)物理化学の本に『気体分子の速度は相互の衝突の為、絶えず変化し零から非常に大きな値にわたって分布する』とありました。(物理化学大要《東京(株)養賢堂発行》より) そこで疑問に思ったのは、気体分子の速度変化は、相互の衝突のみに起こるのかな?という事です。分子に作用する重力や浮力もあると思うのですが、如何なものなのでしょうか?一般的に重力等は無視するものなのでしょうか? (2)流体が対流を起こしている時などは、分子速度は対流が無い時と比べて速度の違いがあるのでしょうか? (3)理論上、分子の平均の並進運動エネルギーは空気を構成している全ての分子分たし合わせた後、体積を単位体積にすれば、ベルヌーイの定理でいう、運動エネルギーになるのですか? そもそも、換気力学を多少かじった程度の私が興味本位で物理化学に挑んだのですが、それがどうして難しく・・・物理化学の本を読んでいても気体分子と流体が上手く結びつきません・・・何か良いURLがありましたら一緒に教えて頂きたいと思います。 以上、宜しくお願い致します。

  • 気体分子の運動について

    以下の文章が正しいか否か、という問いです ---------------------- 理想気体では絶対温度が各気体分子の平均運動エネルギーに比例するので分子の質量が100倍になると分子の平均速度は1/10(十分の一)になる。 ---------------------- これは正しいのでしょうか?そもそも速度は変化するのでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 二乗平均速度

    気体分子運動論に出てくる二乗平均速度ですが、これを時間の関数として、表すことができないものでしょうか。

  • 気体の拡散について

    気体の拡散が根平均2乗速度によって決まるとする時、ヘリウム原子は窒素分子より何倍早く拡散するか、25℃の時、窒素分子の根平均2乗速度は何ms-1か、ただし、気体定数は8.31jmol-1とする。という問題が教科書にのっていたのですが、答えがないのでわかりません。解き方を教えてください。

  • 根平均二乗速度の問題です。

    化学の問題が分からないので教えてください。   問題は、 気体を構成する分子の質量が1×(10のマイナス25乗)kgであって根平均二乗速度が1000m/sである1×(10の23乗)個の気体分子を1リットルの容器に閉じ込めるのに必要な圧力を計算しなさい  です。 答えは33.3barです。 解説は無く、計算しても答えが合わないので教えてください。

  • 2乗平均速度

    物理の「気体の分子運動」の単元で、 「2乗平均速度」の公式が出てきますよね。 なんでわざわざ「2乗平均速度」にしなくちゃいけないんでしょうか? 普通に「平均速度の2乗」にしてはいけないのでしょうか? 私の言っている公式がなんのことか伝わらない人は、 URLを参考にして下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E4%B9%97%E5%B9%B3%E5%9D%87%E9%80%9F%E5%BA%A6