弟が急性リンパ性白血病になり、早急に移植したい

質問

弟が慢性白血病から、急性白血病になり、抗がん剤投与が始まりました。
骨髄移植しか道はなく、私は不適合でした。骨髄バンクでは、適合候補が８人いるそうですが、骨髄バンクのよくわからない制度があり、まずは５人に手紙をだし返事を待つそうで、断りの手紙が届くともう一人繰り上がり、次の方に手紙を出すという何とも呑気な話で、一気に８人に出してくれたらいいのに・・・
急性に転換してしまったので、元気なうちに早急に移植したいのに、ドナーが見つかるのは早くて３，４か月～数年と言われました。
何とか早くドナーを見つける方法はないのでしょうか？
ただ待つしか道はないのでしょうか？
何かいい方法があれば、ぜひぜひ教えてください。

回答No.2

tarohkaja

骨髄バンクの他に、さい帯血バンクもあります。
骨髄移植ということを正確に言うと、造血幹細胞移植で、造血幹細胞は骨髄にもさい帯血にもあるのです。
主治医が適切な判断をしてくれると思います。

５人ずつ、というのは血液内科医の不足のためです。小児科医・産婦人科医の不足はマスコミでも報道されるのに対し、血液内科医の不足は話題にならないために知られていませんが、不足です。
臓器移植と違い、骨髄移植のドナーは生身の健康体ですから、適合者にお願いするのに、コーディネーターの説明だけではなく医師の説明が必須です。
この説明に当たる医師は、ドナー候補者の居住地に近い病院の血液内科医師ですが、勤務する病院の診察治療業務の合間に候補者の相手をするので、対応時間も限られ、両者の時間調整にも手間取ります。
それで、一人の患者に一気に無制限のドナー候補者とコーディネートを始めようとすると、全国の血液内科医師が身動きが取れなくなるのです。

断りの返事、という表現がありましたが、これは医師が骨髄バンクの医学データ以外の発表データを見る暇がないために事実誤認をしていることが多く、患者側に「断られた」と誤った表現をする医師が多いためですが、ドナー候補者は断ったのではありません。
大多数は健康上不適格です。若いころにドナー登録して、適合患者が見つかった時には成人病年齢で、血圧が高いの糖がでているのと、ドナーには不適格であるためが多いのです。
妊娠出産育児介護という理由で応じられない人もいます。
会社を休めない、という理由も深刻です。昔は１０人でやっていた仕事を、今では６人７人でやっている企業はざらです。
中には、健康上不適格で、ドナーはお願いできませんと、骨髄バンクの方から候補者にお断りすると、おれは健康には自信があると逆切れするドナー候補者もいるそうです。
このデータは公表されていますが、血液内科医師は見る暇がなく、患者に断られたと言うのですが、誤解は困ったことです。

第一段階でドナー登録者に「適合患者が見つかりました」という通知を出して、『自身の病気で通院中』『妊娠出産育児介護』『会社繁忙期』などでコーディネートに応じられないという返事をよこす登録者は半数に上ります。主治医が断られましたち言っても、事実はやむを得ない理由によるものです。

なお、私は公益財団法人日本骨髄バンクからの委嘱を受けた地区普及広報委員（ボランティアで、全国に１００人います）で、医学的知識はありませんが、骨髄バンクの仕組みや骨髄提供の実際などは毎年骨髄バンクの研修を受けていて、以上の事実関係はご信用いただきたいと思います。

お礼

わかりやすい説明をありがとうございます。
そのようなボランティアもあるのですね。ボランティアの方々に手助けいただいているのにもかかわらず、今の情報社会の時代、もっと迅速にドナーを探せるような気がしてなりませんが、どうにもできない自分に腹が立ちます。

回答No.1

sutorama

たぶん説明があったと思いますが「さい帯血」について、病院なりバンクなりに聞いてください

http://www.bmdc.jrc.or.jp/generalpublic/saitai.html

あとは・・・・近々、出産される方を友人や知り合いから探し出し、提供と協力をお願いすることも可能かと思います

http://www.bmdc.jrc.or.jp/generalpublic/saitai.html#an5

その場合、出産費用・入院費用の負担についても協力する必要があるかと思いますので、とのもかくにも「さい帯血」について調べられると良いかと思います

お礼

私は子供が４人、弟は３人・・・
自分たちの臍帯血を使えれば一番よかったのに。
確かいとこがもうすぐ出産予定です。
さっそく調べてみます。
ありがとうございました。