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他人に迷惑がかからない法律

phjの回答

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.6

一見すると個人の自由に見える法律も、安全を確保するのに役立っているようなものもたくさんあります。 建築法はまさにそのような法律のひとつです。 >住宅の部屋面積に対して窓を設けなくてはならないとか、換気だとか、排煙だとかも・・・ たとえば窓が無いとどうなるか、火事のときに死亡する確率が高くなります。ひとつには煙を吸ってしまいやすくなること、もうひとつは窓やドアがある部屋まで逃げなければならなくなることです。換気や排煙についてもそうで、建物は意外に通気が悪い時があり、二酸化炭素濃度濃度などが上がりすぎないように、規制しているのです。 こういう規制がないと、都心の劣悪な環境に無理してアパートを建てることができるようになり、そのようなアパートは当然格安になるので貧困層が集まり、結果として地域の環境そのものが悪くなるというようなことにもつながっていきます。 ですので、一見して「個人の問題」のように見える法律でも、きちんと知識を得てみると意外に奥深いものもたくさんあります。日本の法律は案外緻密にできています。 また、シートベルト規制のように確実に個人の責任に帰する法律もたしかにあります。このような法律はパターナリズムまたは「父権主義」「温情主義」ともいわれます。 明らかに個人の利益に資するなら法律によって規制してもいい、という考え方です。 そのように見てみれば、シートベルトもヘルメットもしておけば利益は高くても、しないことで失う利益はほとんどありません。 このようなものは国家が国民を守るために強制してもよい、というのがパターナリズムです。 ただ、これには批判もあります。シートベルト程度ならいいのですが、自由契約に介入する消費者保護法とか、表現の自由と相いれない有害図書指定などです。 どの程度の規制なら受け入れるのか、また政府や権力者が都合よく使える規制になっていないか、など常に議論が必要なものでもあります。

yamaihakikara
質問者

お礼

ありがとうございました。

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