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トランスについて
bogen555の回答
> トランスのコアが直流磁化した場合、高域が減衰する場合と低域が減衰する場合があるとよく見るんですが、 「高域が減衰する場合」って見たことがないんですが、どこにありますか? 「低域が減衰する」のは次の理屈です。 トランスに直流を流すと、B-Hカーブ(電磁気学の教科書読んでね)上で、HはI(電流)に比例するから、動作領域がゼロ中心から右上(左下でも可)に移動し、飽和(H増えてもB増えない)領域にかかるようになります。 B=μH(電磁気学の教科書読んでね)だから、μ(透磁率)が低下したことになります。 ところでインダクタンスLはΦ=LI(電磁気学の教科書読んでね)で、Φ=BS(電磁気学の教科書読んでね)だから、Iの変化に対して、BつまりΦの変化が小さくなるとゆうことは、Lが小さくなったとゆうことになるわけです。 トランスのインダクタンス(正確には励磁インダクタンス)は負荷RLと並列に入るから、低域では電流がLに流れRLに流れなくなって出力が低下するわけです。 ここに低域等価回路での説明があります。 http://ayumi.cava.jp/audio/pbw/node1.html 出力トランスについてはこちらをどうぞ。 http://ayumi.cava.jp/audio/pctube/node22.html
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