機械設計の依頼に対する特許所有権について

このQ&Aのポイント
  • 機械設計の依頼を受けた際に、特許の所有権は私にあるかどうか
  • 特許申請にはどの程度の手間と費用がかかり、自分で申請すべきか
  • 共同出願の場合、実施使用料はどのように計算されるか
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御客様から考案依頼受けた案の特許所有権は

 個人的に機械設計を請け負っております。ある御客様から新しいアイデアの装置考案(流体の受け渡し法)の依頼を受けました。数日熟考しましたが、なかなか難しく悩んで居りました所、夜中の2時に眼が覚め案が浮かび、一気にそのアイデアの案の構造を纏めました。本案は他の機械にも広く応用出来ます。当然特許が取れる、と判断します。この場合、下記教えて頂きたく宜しく御願い致します。 1.本案の特許の所有権は私と主張できるか 2.自分で特許申請しなければ所有権を持つことが出来なければ、特許申請するにはどのぐらいの手間と費用がかかるか?(会社勤めしているとき、専門家のために特許申請の元資料を作ったことはあります) 3.御客様と共同出願となるのか? その場合、私の実施使用料はどのように計算するのか 4.共同出願の場合、その所有権を御客様に渡すよう要望された場合、その見返りのお金はどのように計算するのか?

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  • hue2011
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回答No.1

この話は「あとから言わない」につきると思いますよ。 あとで問題が起きたときに法律で保護されるだろうか、というように思わないのがよろしいです。 ちょっと考えてみてください。 相談を受けたとき、すでにあなたの方にそれを解決できるアイディアがあったとして特許権も取得していたとしますね。 (出願中でもかまいません) だとしたら、私が権利を持っているこのアイディアが使えると思う、と言えば、お客様は特許料を払う契約になります。 誰からも反論も出ないことです。 それがなくて、その代りあなたにその対応アイディアは頭の中にはあったとします。 それなら、こういうべきでしょう。本アイディアは私の頭の中にあり、自分で特許申請しようと考えています。 お話する前に、私が特許を取ってそのライセンスでお客様の対応をしたいという前提を認めていただけるならお話を打ち明け進めさせていただきます。 申請までの間は守秘をお願いいたします。 この話も納得のいく提案ですね。 今回の場合は、少々違いますね。 あなたの頭の中に解決策が浮かんだ。それは特許のとれそうなアイディアであった。 しかし、それを発生させたのはお客様からの相談であって、そのトリガーがないと考えなかったかもしれない。 お客様もあなたの頭脳に寄与してくれたんです。 で、ぼやぼやしているとこうなります。 もしどんどん実現に向かわせて製品ができ、これが売れたとして、その権利は自分のものだというと内部で揉め事になります。 儲けがでてくると実もふたもないということがよく起きます。 さらに、もし特許申請中にでもしていなければ、真似をするだけでなく勝手に特許申請に走る他社がでてくるかもしれない。 あなたは、今相談しなければならないのです。 こうではないでしょうか。 考えているうちに、特許権をとれる可能性があると気づいたアイディアが出てきました。 ご相談なのですが、私が特許申請をしてよろしいでしょうか。お客様でない別の引き合いがあったときにも使いたいのです。 その代り、発想の最初のチャンスをいただいたので、もし今後ライセンス商売をすることになった場合は、その20%ほどを御社にご提供という形でお礼をさせていただきます。 そういう形で発注書を作るのです。 もし連名で特許取得などをした場合、失敗したなら問題は起きませんが、儲けがでると身内のかみ合いが起こります。 誰の持ち物だということでぶざまな言い合いになるのは面白くありません。 損が出た場合も、相手のせいにすることがあり得ます。 主語は一つにしておいたほうがいい。共同出願なんかはやらないに越したことはありません。 今後の商売展開での儲けについては、いまのところ取らぬ狸ですから、儲けが発生したときのお礼にしておくのが無難です。 お礼のパーセンテージは決まったものではありませんが、相手は不労所得になることですから、5割なんかにする必要はありません。 また、いくらチャンスをいただいたと言っても今回の受注を出精値引きしたりする必要もありません。 明快にしましょう。そして、何もやらないうちに相談だけはしっかりしておきましょう。

MAHIMA
質問者

お礼

今回は御指摘の「私の頭の中に解決策が浮かんだ。それは特許のとれそうなアイディアであった。 しかし、それを発生させたのはお客様からの相談であって、そのトリガーがないと考えなかったかもしれない。 お客様も私の頭脳に寄与してくれたんです」となります。御教示頂き非常に参考になりました。御客様と気まずくならないように、且つ自分に不利にならないように進めていきます。有難う御座いました。

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