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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:さしこの本に対する姿勢に共感する?)

共感する姿勢は?📚

stm003の回答

  • stm003
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回答No.2

読書のしかたは人それぞれ。 本の読み方もとらえ方も人それぞれだと考えています。 批判的な事から入って申し訳ないのですが、 エンターテインメントの本を読んでその世界を知った気になるのは、テレビでイタリア特集なんかを見てイタリアに行った気分になるのと同程度のものだと思っています。 百聞は一見にしかず…そういう言葉を思い浮かべてしまいます。 さしこが例にあげている『スラムダンク』も『白夜行』も、そしてその他のエンターテインメント作品も含めて、それがどんなに現実に沿ったように書かれていても、どんなに史実に忠実にかかれていようとも、どうあがいても作者の意図が入りエンターテインメントに仕立て上げられたフィクションとしてしか私は受け付けません。登場人物の心理描写もまたしかりです。 私は人心の奥底を知り、人間の性を知り、自分を測るために本を読んでいます。 その視点から見るとエンターテインメント作品は全てSFといっても良い位に夢の世界の話だと割り切って読み、感じています。 よく本の批評などで『感情移入』『共感』という言葉を目にします。 私も感情移入しますし、登場人物に共感することはあります。 しかし、エンターテインメント作品に良くある、作品のために心情の一部だけを抜き出して晒された感情に、心の底から感情移入し、共感し、それに心酔することには違和感があります。 雰囲気や表面的なものだけで心地よい感動を得るという、薄っぺらいものが私は嫌いです。 とどのつまり、表面的に創られた感動を形にしたものを読者に押し付けて感動させようという魂胆のエンターテインメント作品が私はとても嫌いです。 …という訳で、私は『よく意味が分からない』『クライマックスはないし、全体的に地味で面白くない』等とよく酷評されている純文学の方をよく読んでおります。 純文学はエンターテインメント作品のように全てが創り上げられ晒されているわけではありません。 行間を読み、考え、自分に問い返しながら、作品を作者とともに創り上げていかなければ面白くはありません。 その行為の中で、他人を知り、人間を知り、自分を知ることが出来ます。 そして、人間を知り、自分を知るということは現実の世界を知り、社会を知るということです。 人と世界(社会)はフラクタルな関係にあると私は思います。 最後にネットの話を少し… 私の視点からインターネットを見ますと、作者の意図によって都合よく歪められ隠されたエンターテインメントの話の中よりはより真実にあふれた世界に映ります。 インターネットにあふれるフリーの記者の記事(掲示板などの書き込みとは違うもの)は組織の意向を受けず、社会通念や常識、一般論にとらわれず自分の意思に素直に記事を書いています。 これは現実の人間関係の中ではなかなか得られないものです。 世間体を気にしたり、人間関係を気にして人は簡単には自分の心の奥底を晒したがらないものですが、ネットではその縛りが解けて、自分の中を晒してしまう人が多く、それを読むのも人間を知る上でとても貴重なものです。 とくにツイッター等で多く見受けられるそれは、人の心の奥底のそれで、それを下に『愛とは何か?』『優しさとは何か?』『人とは何か?』『社会とは何か?』といったような形の無いものについて考えるための糧になっています。 エンターテインメント作品にも『愛とは何か?』とか『優しさとは何か?』等について書かれているとお思いかもしれませんが、それは、作者が作者自身の個人の考えを、読み手が共感し、感情移入できるような形に創り上げ、作者が読み手にそれを押し付けてきているものにすぎません。 錯覚しがちですが、そういった物は作品を読んで、それが自分の心の中から出てきたように感じてしまいますが、それは作者から巧妙に埋め込まれたものです。 それが間違っているとか、騙されているとかいうわけではありません。 純粋に自分の心から出てきたものではないと言う事を知っておいて欲しいのです。 私は読書を通して自分の中の答えを探しています。

oozora2000
質問者

お礼

>読書のしかたは人それぞれ。 >本の読み方もとらえ方も人それぞれ・・・ 勿論それでいいと思います。 しかし、文字で捉えられることには限界があり、 例えばイタリアのことを知るには、読むよりも現地に行き、「百聞は一見に如かない」ことを身を以って味わった方がいいとは当然だと思います。 その意味で、「表面的に創られた感動を形にしたものを読者に押し付けて感動させようという魂胆のエンターテインメント作品」には限界があることも又事実でしょう。 私は、あなたと同様、人心の奥底を知り、人間の性を知り、自分を測るために本を読んでいます。 エンターテインメント作品を読んで、3D画像のような迫真の場面を浮かべることもあまり期待していませんし、第一、小説よりも、歴史、哲学、宗教、心理学、思想、政治、社会など社会科学系統の読書が中心です。 ネットのように、通り一遍の受けを狙った思想の「断片」ではなく、人間や社会を学ぶために、多くの知識人の叡智を少しでも吸収したいと思います。

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