• 締切済み

接尾辞とは?

「記号化」を調べるために辞書をひいていましたら ---------------------------------------- 「名詞「記号」に、接尾辞「化」がついたもの。 」 ---------------------------------------- との説明でした。 この接尾辞とは何でしょうか?また「化」についてだけの辞(ことば)なのでしょうか? たとえば「的」「性」などのように抽象概念を示すことばだけに用いられるのが「接尾辞」なのでしょうか? 具体的で詳しいご回答をお願いいたします。

  • frau
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みんなの回答

  • kine-ore
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回答No.9

#8です。 >「記号化」の語幹は「記号」、語基は「化」ということですね。  : いえ、「語幹」は活用のある品詞(用言)の変化しない部分を指します。 このような語構成においては「語基」です。 「記号」は「二つの漢語語基からなる複合語」であり、それが更に大きな複合語になる際には「複合語基」とも呼びます。 そして「化」はその複合語基に対して「接辞性の語基」と見なしています。 >「定期」の反対の概念「不定期」は、否定形にはならず、反対語となりえるのかな?と思ったのですが、  : これを体系的に解き明かすのは難題ですが、次のような見方はいかがでしょう。 「不」…名詞の内でも形容動詞的なものとして、いわば用言に準じて否定する。 ですからこの場合の「定期」とは「定期的」な意味であり、その否定が「不定期」という形容動詞語幹なのだと。 「非定期」と遣えないのは、実際には「定期的」な意味合いなので「名詞の打消し」である非と馴染まないのだろうと。 定期刊行物とは定期的刊行物のことであり、したがってその対義語は不定期刊行物となるのだと。 道徳的行為 ⇔ 不道徳行為(徳にかなった行為と徳に相応しくない行為) 衛生的 ⇔ 不衛生(衛生にかなったか、そうでないか) 衛生管理 ⇔ 非衛生的管理(衛生上での管理か、そうではないズサンな管理か) 清潔(的) ⇔ 不潔 清潔家 ⇔ 非清潔家  戦闘員 ⇔ 非戦闘員(戦闘員か、戦闘員でない人員か) >また「結合専用語基」にあたるものはどれですか?  : 以下は野村雅昭「現代日本語の展望-漢語-」(「現代日本語必携」學燈社)からの引用です。 単語となることのできる複合語基を自立語基と呼んだあとで、「そのほかに、単語の一部にしかなりえないものがある。それを、結合専用語基とよぶことがある。つぎのような例である。  国際(~人) 具体(~的) 東奔(~西走) 可燃(~物) 本位(自分~) 自体(政府~) 次第(努力~) このほか、複合語基と活発に結合する接辞的なものに、「不・無・未」「的・性・化」などがある。」

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.8

#4です。 >ということですが、「羽化」や「徳化」の漢語は日常的になじみの薄い用語ですのでそれが「自他動詞」とどう関わっているのか、ということですでに分からなくなっています。  : すでに#6さんが明解にご説明されていらっしゃる通りなのですが、一応は当人として触れておきます。 羽化…自動詞「~にかわる」。さなぎが変化して成虫となり羽が生える。 徳化…他動詞「~をかえる」。人徳によって他者に良い影響を与え導く。他者をかえる。徳で他者を(それまでとは別の何かへと)化す。 >「記号化」に当たるところの説明  : こちらも具体的に#6さんにご説明いただいている通りですので、ここでは角度を変えて触れてみます。 1.「記号」という語自体、二つの漢語語基からなる複合語 「道路」「倉庫」などと同様、「記(しるし)」+「号(しるし)」として、類義語を重ねた名詞の同類での並列形式の複合語です。 2.漢語接辞の特異性 「非」は単に否定の意味を添えるだけですが、「不/無/未」などにはそれに加えて名詞を形容動詞の語幹相当に変える品詞性決定機能があります。 道徳(名詞) ⇒ 不道徳(形容動詞語幹) 条件(名詞) ⇒ 無条件(形容動詞語幹) 完成(名詞) ⇒ 未完成(形容動詞語幹) 接辞性の語基である「化/的/性」についても、やはり複合語基に付いて意味を添加するだけでなく、この品詞性決定機能があります。 記号(名詞) ⇒ 記号化(サ変動詞語幹(記号に化する)) 科学(名詞) ⇒ 科学的(形容動詞語幹(その性質を帯びた/英語の-ticの訳語)) 人間(名詞) ⇒ 人間性(抽象名詞(中にひそむもの)) また、漢語の特徴として、一般的な名詞語基では扱わず、いわば結合専用語基と見なせるものとの結合もあります。 国際…国際人(人名詞)、国際的(形容動詞)、国際性(抽象名詞)、国際化(サ変動詞) 可燃…可燃物・可燃体(物質名詞)、可燃性(抽象名詞) 具体…具体的(形容動詞)、具体性(抽象名詞)、具体化(サ変動詞) 抽象…抽象的(形容動詞)、抽象性(抽象名詞)、抽象化(サ変動詞) 参照:山下喜代「「不衛生」と「非衛生」はどう違うか?」(「國文學 日本語の常識Q&A 124」)

frau
質問者

補足

むずい!でも勉強になります。 「記号化」の語幹は「記号」、語基は「化」ということですね。 >「非」は単に否定の意味を添えるだけですが 非は単に打ち消しではないか?という疑問がありました。 先日もこのカテゴリで「定期」に対立する語は「不定期」か「随時」か?と質問したのですが、不定期は定期に「不」をつけただけのためという意見があり、私も同意しました。 それは「不定期」の「不」は「非」と同じように単に打ち消しだからと思ったのですが、 >「不/無/未」などにはそれに加えて名詞を形容動詞の語幹相当に変える品詞性決定機能があります。 ということを知り、たぶん違うのかな?と思ったしだいです。 「名詞を形容動詞の語幹相当に変える」ということが、名詞ではなくすでに形容動詞と称することができるひとつの単語ということであれば、非以外の「不定期」なども、その「品詞性決定機能」という機能があることで、「定期」の反対の概念「不定期」は、否定形にはならず、反対語となりえるのかな?と思ったのですが、もし違っている解釈でしたらご指摘ください。 また「結合専用語基」にあたるものはどれですか? 一般的な名詞語基といえば、国際以下の例ではどれも一般的な語ばかりですが… 「結合専用語基と見なせるものとの結合」にあたるものとは?

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.7

#5です。 >つまり派生語の「占領下」などの「下」は、 『(接尾)名詞に付いて,そういう状態の中にいる,そういう環境のもとであるなどの意を表す。』 ということですし、本来なら自立語としても使えるが(自立して意味を持たない語ともなる)接尾語となることもできるということでしょうか。 : 全くそのとおりです。 >「記号化する」→「記号化」と名詞だけで伝えることができる、という理解ですがよいのでしょうか。 でも「勉強化」という言葉はあまり一般的ではないような… : 「記号化」は、「動詞性名詞・サ変名詞」と分類することができます。ウイキの下記説明がわかりやすいでしょう。 【動作を表す名詞で、「する」をつけることでサ変動詞となる。 例: 「勉強」、「希望」、「テスト」など。】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%A9%9E ・記号化(名詞)+する⇒記号化する(動詞) ・勉強(名詞)+する⇒勉強する(動詞) という構図。 「記号化」の場合の「化」は接尾語ではないというお考えもあるようですが、大辞林では、一般化・機械化・工業化・国際化・情報化などは接尾語に分類しています。 http://daijirin.dual-d.net/extra/settogo_setsubigo.html 専門家ではありませんので確信は持てませんが、記号化の場合も同様に接尾語と分類して特に差し支えはないように思います。 「化」は、【主に漢語の名詞に付いて,そういう物,事,状態に変える,または変わるという意を表す】という用法の接尾語ですから、「記号化」は、「記号に変える、または記号に変わるという意味の名詞」ということになるわけでしょう。 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E5%8C%96&match=exact&itemid=DJR_ka_-060      

frau
質問者

お礼

補足ありがとうございます。 日本語文法は深いですね。 これからも学んでいきたいと思います。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.6

>日本語(にほんご)の動詞(どうし)は、自動詞(じどうし)と他動詞(たどうし)の2つに分(わ)けることができる。 ということですが、「羽化」や「徳化」の漢語は日常的になじみの薄い用語ですのでそれが「自他動詞」とどう関わっているのか、ということですでに分からなくなっています。 他の方への補足質問ですが、本来のご質問の中心点でもあるので、勝手に回答しておきます。  「羽化」「孵化」などはその生命体(現実には鳥)の持つ力によって「羽根」に変わったり、「雛」に変わったりする、自動詞の例です。「化」という語は単なる接尾辞でなく「化ける=変化する」という意味を担う動詞の働きを持つ語であることを意味しています。  それに対して「記号化」も、何かを記号に変える(=変化させる)という他動詞の役割を担っている語です。「徳化」も「徳の力で民衆を変えていく」という他動詞的な意味を持つということです。 「記号化」に当たるところの説明 >漢語の複合語を構成する際に、その結合対象語基に対して、品詞転化の働きをなす接辞性の機能をもった語基として連結したもの  『その結合対象語基(「記号」)に対して、品詞転化の働きをなす接辞性の機能をもった語基(「化」)として連結したもの』  という意味であり、「記号化」とは「記号(語基)」と「化(語基)」の結合であって、単なる「記号(語基)」と「化(接尾辞)」との結合とは言い切れない、という説明だと受け取ってください。

frau
質問者

補足

再度のご回答ありがとうございます。 ---------------------------------------------- 〈「を」+動詞(どうし)〉の形(かたち)になる動詞(どうし)を他動詞(たどうし)という。 例)学校(がっこう) に 行く。:「行(い)く」→自動詞 一方(いっぽう)、「行(い)く」や「会う」のように〈「を」+動詞(どうし)〉の形(かたち)にならない動詞(どうし)を自動詞(じどうし)という。 例)ラーメン を 食べる。:「食(た)べる」→他動詞 ---------------------------------------------- 対象とするものが自分の外部にある「もの」に働きかけることがはっきりしているのを他動詞、というイメージですが、「記号化」「徳化」は他動詞ということでますます分からなくなってしましました。 また、自動詞はなんと解釈してよいか分かりません。 ですから 「羽化」「孵化」=自動詞、 「記号化」「徳化」=他動詞 となる意味がまだ理解できません。 自動詞と他動詞の役割がはっきりすれば、「品詞転化の働きをなす接辞性の機能をもった語基」にリンクするのだと思いますが…

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.5

#1、#2ですが、ちょっと補足しておくほうが良さそうですので、再度おじゃまいたします。 たとえば占領化・支配下などの「下(か)」は接尾語としての意味より持ちません。 「名詞に付いて,そういう状態の中にいる,そういう環境のもとであるなどの意を表す。」という用法なので、「そういう」を指定してくれる名詞が前にないと自立できない語なわけです。 「占領下」「支配下」など、単語と「接尾語のように自立して意味を持たない語」が結びついてできたものが「派生語」と呼ばれる語形態でしょう。 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E4%B8%8B&match=exact&itemid=DJR_ka_-290 一方「化」は、接尾語以外にも#4さんお示しのように、それ自体、名詞としての自立した意味を持っています。 このように、ひとつの語で名詞になったり、接尾語になったりする語は多数あるでしょう。 「記号化」の場合の「化」は接尾語で、「主に漢語の名詞に付いて,そういう物,事,状態に変える,または変わるという意を表す。」という用法ということ。 単純な接尾語の用法です。しかし、そのことは、別に名詞としての用法があることを否定することにはなりません。ここは誤解なさらないようご留意ください。 「記号化」はサ行変格動詞でもありますが、そもそも、【サ変動詞の多くは、漢語の名詞に「する」が付いた複合語である。】とされています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E5%A4%89%E5%8B%95%E8%A9%9E つまり、「記号化」を名詞と考えてなんら差し支えないわけで、「する」がつくと動詞になるものだ、というだけの話。 「勉強する」はサ変動詞ですが、「勉強」という語自体をサ変動詞の語幹である、などどとややこしくお考えになる必要はないでしょう。 そもそも、「勉強」という名詞に「する」が付いてサ変動詞ができたのですから、「勉強」は名詞と考えれば何の問題もないはずです。 まあ、専門家じゃないので難しいことはわかりませんが、このように考えて特に不都合が生じることはないんじゃないですかね。   

frau
質問者

補足

つまり派生語の「占領下」などの「下」は、 『(接尾)名詞に付いて,そういう状態の中にいる,そういう環境のもとであるなどの意を表す。』 ということですし、本来なら自立語としても使えるが(自立して意味を持たない語ともなる)接尾語となることもできるということでしょうか。 回答No.4さんの回答には専門的用語がたくさんでてきます。無学者にとっては、どれもひとつひとつ学ばないとならないもので構成されているので、難解ですが、hakobuluさんがおっしゃるように、名詞化された「化」もある、ということなのでしょう。 「記号化する」→「記号化」と名詞だけで伝えることができる、という理解ですがよいのでしょうか。 でも「勉強化」という言葉はあまり一般的ではないような…

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

漢語「化」は本来、「造化」や「陰陽之化」と遣うように名詞であり、また「羽化」や「徳化」のように自他動詞としても遣います。 ただし、漢語の複合語を構成する際に、その結合対象語基に対して、品詞転化の働きをなす接辞性の機能をもった語基として連結したものの一例がこの「記号化」に当たります。 Wikiなどで触れているような、単純に接尾辞として一緒くたにしたのでは、この大切な差異が隠れてしまいます。(単純な品詞分解の文法論ではなく語構成論の範疇に当たります。) この「化」は、「記号」に対して1)意味添加としては「(処理など)を行う/(転換など)が為される」であり、2)品詞性としては体言類を用言類に転化させていることになります。 「記号」は名詞ですが、「記号化」はサ変動詞の語幹となっています。 例) その指令文を記号にしなさい。 (→記号として処理しなさい。) その指令文を記号化しなさい。

frau
質問者

お礼

ご回答いただいてすみませんが、当方、国語に関しては専門的な知識をもっておりません。 「自他動詞」ということで、これまた学術的な用語がでてきました。 日本語(にほんご)の動詞(どうし)は、自動詞(じどうし)と他動詞(たどうし)の2つに分(わ)けることができる。 ということですが、「羽化」や「徳化」の漢語は日常的になじみの薄い用語ですのでそれが「自他動詞」とどう関わっているのか、ということですでに分からなくなっています。 「記号化」に当たるところの説明 >漢語の複合語を構成する際に、その結合対象語基に対して、品詞転化の働きをなす接辞性の機能をもった語基として連結したもの について、もう少し具体的に教えていただけるでしょうか。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.3

 具体例を挙げておきましょう。     「接尾語」  語構成要素の一つ。接辞のうち、語や語基のあとに接して意味や文法的機能を添加・変化させる。接尾辞とも言う。 1. 意味を添える語彙的接尾語  体言が中心で、待遇意識を加えるもの(さま・どの・め)・複数(ども・ら・たち)・幼少親愛(娘っこ、指小辞という)・人(読み手)などの外、数量序列(一本・二羽・三人・四番・五つめ、助数詞いう)・他に「-的・-性・-化」などがあるが、漢語は造語力に富み、「的中・性質・化合」の用法もあるため、語基とも見なされる。 2.意味のみならず文法的機能をも与える接尾語  イ.体言を作る(重み・深さ・眠け) ロ.動詞を作る(時めく・才人ぶる・寒がる・汗ばむ・はなやぐ・小どもじみる・大人ぶる) ハ.形容詞を作る(女らしい・子供っぽい・おこがましい・きわどい・油こい・めでたい・せつない) ニ.形容動詞語幹を作る(うれしげ・さわやか・高らか) ホ.副詞を作る(われながら)。その他、「しか・さえ・まで・がてら・ばかり・ぐらい・ほど」の「副助詞」は「接尾語」と紛らわしいことがある。 以上は辞書からの引用です。

frau
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 いやぁ、こみいってきました。 日本語、本当にいろいろな性質に分けられるのですね。 >「副助詞」は「接尾語」と紛らわしいことがある。 今後の課題です。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

#1ですが、ちょっと補足を。 【接辞=文法的な機能を担い、それ自体では語として自立しえない形態素】で、接辞と名詞の組み合わせは派生語になるわけですが、下記辞書にありますように、【意味・語形の上から二つ以上の単語の結合によってできたと認められる語】は複合語と呼ばれるようです。「朝日」「買い物」「花見」「祝い酒」「書き込む」といった例が挙がっています。 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E8%A4%87%E5%90%88%E8%AA%9E&match=exact&itemid=DJR_hukugou_-020-_go_-01 ・派生語=自立語+接辞(接辞の位置は不定) ・複合語=自立語+自立語 ということになるのでしょう。   

frau
質問者

お礼

補足ありがとうございます。 だんだん分かってきました。 「接辞」は派生語を作る機能的な文法であること。 それに、派生語と似て非なりの複合語ですね。 複合語は「朝日」は「朝」と「日」で自立した名詞として分解できると理解しました。 それ自体では語として自立しえない形態素の派生語は、たとえば「記号化」とだけ言われても主語や目的とするものが分からない。それが「自立しえない」ということで理解しました(間違っていたらご指摘を)。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

ウィキでは、 【接尾辞(せつびじ)とは、接辞の一種で、語や語の一部の後ろに付加されて派生語を作り、元の語の品詞を変えたり、意味を付加したりする拘束形態素をいう。】 となっています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E5%B0%BE%E8%BE%9E 因みに、接辞というのは、【文法的な機能を担い、それ自体では語として自立しえない形態素】のことだそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E8%BE%9E 「記号化」の場合、「記号」という名詞に、「そういう物,事,状態に変える,または変わると」という意味は持つものの、それだけでは自立し得ない「化」という接尾語が付いて、「記号化」という名詞を作っていることになります。 種類については、下記辞書がご参考になるかと思います。 「的」「性」も含まれているようです。 具体的な事物を指す「[環境]庁」「[会社]員」なども同じ分類になるようで、これはわたしもはじめて知りました。 http://daijirin.dual-d.net/extra/settogo_setsubigo.html

frau
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「派生語」「品詞」など、国語文法に疎い私ですが、がんばります。 まずは「派生語」から ----------------------------------------------- 本来独立した一つの単語であったものに、接辞などが付いたり語形が変化したりして、別の一語となったもの。接頭語が付いた「お宮」「ご親切」「真っ暗」、接尾語が付いた「ぼくたち」「みなさん」「寒がる」などの類。 ----------------------------------------------- 日常的によく使われる言葉です。 「語や語の一部の後ろに付加されて派生語を作る」のが「接尾辞」ですから、たとえば「記号化」は接尾辞である「化」によって派生語に変化する。 ということですね。 接尾辞はさらに「元の語の品詞を変えたり、意味を付加したりする拘束形態素をいう。」 接尾辞は「接辞」の一部であり、「接頭辞」「接尾辞」「接中辞」「接周辞」らの他の一部であるということで分かりやすく学べました。 それにしても【文法的な機能を担い、それ自体では語として自立しえない形態素】とは相変わらずウィキの説明は難しい…。 接尾一覧の大辞林の特別ページは参考になりました。

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