貸借対照表で資産=負債+純資産となる理由を教えて

このQ&Aのポイント
  • 貸借対照表で資産=負債+純資産となる理由を教えてください。
  • 資産とは、売ればお金になるもので、商品や会社の土地建物。「お金の使い道」という解釈です。
  • 負債とは、借金やいずれ支払いが必要なもの。純資産とは、3級では資本のことで、会社を始めるに当たり出したお金と、その後の利益。負債+純資産とは、「お金の出どころ」という解釈です。
回答を見る
  • ベストアンサー

貸借対照表で資産=負債+純資産となる理由を教えて

簿記3級の勉強を始めたばかりです。 貸借対照表で、資産=負債+純資産となることを学びました。 資産とは、売ればお金になるもので、商品や会社の土地建物。「お金の使い道」という解釈です。 負債とは、借金やいずれ支払いが必要なもの。 純資産とは、3級では資本のことで、会社を始めるに当たり出したお金と、その後の利益。 負債+純資産とは、「お金の出どころ」という解釈です。 会社を始めた当初の時点を考えた時、 資産には【商品】ともともと持っていた【土地建物】が含まれるとします。 純資産にも、もともと持っていた【お金】が含まれます。 負債は【借入金】とします。 この時点で、 もともと持っていた【土地建物】と【お金】が、 資産=負債+純資産の両辺に現れます。 【商品】+【土地建物】=【借入金】+【お金】となります。 このとき、 【土地建物】と【お金】それぞれの大きさに関係はないのに、 等号が成り立つのはなぜですか? 資産は「お金の使い道」ですが、この場合の【土地建物】はもともと所有していたものなのでこの解釈に当てはまらないなと考え、どう理解しようかと思案しています。 書類作成のために等号を成り立たせるというような実務上の理由ではなく、 原理的な理由・考え方を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • takashi_h
  • ベストアンサー率61% (728/1182)
回答No.3

詳しくお話しすると簿記や会計学の講義になってしまうので、必要な部分をごく簡単にお話しますね。 すでに「お金の使い道」「お金の出どころ」という言葉をお使いになっていますが、まさにその通りで、貸方の資本+負債の使い道、内訳が借方の資産なのです。質問者さんは元々持っていたお金、会社設立時に出したお金をひと言に「お金」とおっしゃっていますが、簿記においてはその「お金」を資本(金額、概念)と、現預金(資産)に区別しなくてはならないので、今後はそういう風に捉えるようにしてみてください。純資産(資本)の部分は現預金ではなく、お金に換算した元手の金額だと思えばつじつまが合ってくると思います。 >【土地建物】と【お金】それぞれの大きさに関係はないのに、等号が成り立つのはなぜですか? 金額が異なる、土地建物を借方(左)に、元々持っていた現金を貸方に計上しても=が成り立つのはおかしいと。 いえいえ、「現金」は資産なので借方ですね。そうすると、土地建物も現金も借方に来ます。そのトータルの金額が、元手、元入金、資本であり、それが「土地建物」「現金」という資産の形で手元にある、と解釈してください。 >【土地建物】はもともと所有していたものなのでこの解釈に当てはまらない では逆に、現預金しか持っていなくて、現預金だけを元入れして、その現預金で土地建物を買ったならご理解いただけますでしょうか?どうしても資本金というと現預金をイメージするかもしれませんが、元々持っていたものを事業に組み入れる行為も元入れ(資本計上)で、土地建物を借方に資産として計上するとともに、資本として貸方にもその金額を計上するのでその土地建物に関してだけ見ればイコールが成り立ちますし、「使い道」というと理解しにくいですが、元手とした金額がどういう形で手元にあるか、その内訳と解釈すると合点がゆくと思います。借方、貸方の両方にゲタを履かすイメージです。 手書きの図を添付してみます。なんとなくお分かりいただけるでしょうか?

echo1902
質問者

補足

takashi hさん。詳しい回答をありがとうございます。 >元々持っていたものを事業に組み入れる行為も元入れ(資本計上)で、土地建物を借方に資産として計上するとともに、資本として貸方にもその金額を計上するのでその土地建物に関してだけ見ればイコールが成り立ちます >借方、貸方の両方にゲタを履かすイメージです。 もともと持っていた【土地建物】も、現金換算して資本に計上するから両辺に現れるということですね。 用語をつかいズバリ答えて下さりありがとうございました。図もわかりやすかったです。

その他の回答 (2)

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.2

まずは、単純なモデルで考えたほうがいいと思います。 株式会社設立で、株発行と引き替えに出資してもらった「資本金」(株主からの出資金であり、借金ではない)が、「純資産」です。 それでは足りない分を、株とは関係ない借金でまかなったのが「負債」。 それらの「純資産」と「負債」で、会社の事務所や工場などを準備して残っているのが「資産」です。 ご質問の「商品」が会社設立時からあるものならば、純資産の中に入るとともに、資産としても残るので、両辺にあって当然なのです。現金についても、純資産として入っているものが、現在も「現金預金」などの資産として両辺にあることもおかしくないのです。

echo1902
質問者

補足

trytobeさん。回答ありがとうございます。 >ご質問の「商品」が会社設立時からあるものならば、純資産の中に入るとともに、資産としても残るので、両辺にあって当然なのです。 ご指摘から敷衍すると、 質問で想定していた【土地建物】が設立当初からある場合、 それは資産であるとともに純資産であり、両辺に現れるということですね。 わかりました。 ありがとうございました。

  • maiko0318
  • ベストアンサー率21% (1483/6970)
回答No.1

>【商品】+【土地建物】=【借入金】+【お金】となります。 全て現金換算で計算します。 1)会社設立で現金10000円を出資した。 現金10000円/資本金10000円 2)商品を5000円買った。 商品5000円/現金5000円 3)倉庫を用意した。 建物2000円/現金2000円 4)銀行から5000円借りた。 現金5000円/借入金5000円 以上を左右合計/差し引きすると 現金8000円/資本金10000円 商品5000円/借入金5000円 建物2000円/ となります。 左右とも15000円で釣り合っていますね。

echo1902
質問者

補足

maiko0318さん。 素早く回答して下さりありがとうございます。 1)当初の右辺資本金10000円は、まずそのまま左辺資産となるということですね。 2)資本金から5000円支払い商品を購入。 左辺資産が商品5000円と現金5000円になる。 右辺変わらず。 3)資本金から2000円支払い倉庫を購入。 左辺資産が商品5000円と建物2000円と現金3000円となる。 右辺変わらず。 4)銀行から5000円借りる。 左辺資産が商品5000円と建物2000円と現金8000円となる。 右辺は資本金10000円と借入金5000円となる。 それぞれ合計すると等号が成り立つ。 整理してわかりました。 ◎「資本金」は当初そのまま「資産」となる。 ◎「借入金」も同額を「資産」に計上する。 ありがとうございました。 ただ、今回の質問の趣旨としては、 「倉庫」をもともと持っていた場合を想定しています。 上記の学びから考えると、その場合、 「倉庫」は純資産ではないですが、 現金換算して左辺資産に計上し、右辺にも計上するのでしょうか? その場合右辺はどんな費目?になるのでしょう?

関連するQ&A

  • 資産性、負債性とは

    会社法施行により、資本の部が純資産の部になりました。 純資産とは、「資産性、負債性のいずれも認識できないもの」ということで、「評価・換算差額等」や「新株予約権」ができたとききました。 そこで質問なのですが、「資産性」、「負債性」って何ですか? ちなみに、私は、これまでは「資産」とはお金の使いみち(又は債権)、「負債」、「資本」はお金の調達方法であり、「負債」は返済が必要なもの(債務)、「資本」は返済不要なもの、と理解していました。今後はこうした理解を変えないといけないのでしょうか?

  • 貸借対照表の見方について

    近親者の死亡に伴い、書類を整理していたところ、下記のような貸借対照表が残されていたのですが、意味がわかりません。 有限会社を解散し、清算途中で死亡し、経理も自分で行っていたため、誰にも聞くことができずにいます。 長期借入金と株主資本が同額と言うことは、株主が会社に対してお金を貸していたということなのでしょうか?金融機関等からの借入れの話はなく、催告もきておりません。 損益計算書については、会社名義の不動産を自分(死亡した近親者)に売ったようです。 カテゴリーが違うかもしれませんが、お解かりになる方がいらっしゃいましたらご教授下さい。 貸借対照表 資産の部 流動資産合計 0円 資産の部合計 0円 負債の部 流動負債   0円 【固定負債】 長期借入金 14,000,000円 純資産の部 資本金 3,000,000円 利益準備金 151,000円 [その他利益剰余金] 別途積立金 161,000円 繰越利益剰余金 △17,833,000円 利益剰余金 計 △17,521,000円 株主資本  計 △14,521,000円 純資産の部合計 △14,521,000円 負債・純資産の部合計 0円 損益計算書 【特別損失】 固定資産売却損 3,000,000円 特別損失 計  3,000,000円 税引前当期利益(損失)         △3,000,000円 当期利益(損失)            △3,000,000円

  • 資産と負債

    こんにちは。 基本的なことかもしれませんが、科目の理解の仕方がイマイチ分からず、疑問に思ったことを質問させていただきます。 掲題にもあるように、資産と負債の区別の仕方が分かりません。 資産はお金の増加。負債はお金の減少と理解していたのですが、なんだか違うみたいで・・・。 前受金って負債ですよね?でもお金が増えるから資産と解釈しても問題ないような気がしてなりません。 何か資産と負債の区別の仕方を教えてください。 よろしくお願いします。

  • 【急ぎ】貸借対照表・他について

    どなたかお知恵をお貸しください。  現在、財務企業分析をホームワークで行っているのですが、貸借対照表の時点でつまづいています。。  貸借対照表から資産の部、負債の部など必要数字を引き抜きたいのですが、どこをどうみても、繰越資産の文字が見当たりません・・。  連結貸借対照表をみていますが、1.流動資産2.固定資産 しか表に入っておりません。この場合繰越資産の数字は、どこを見るべきでしょうか?  また、純資産の部で、評価・換算差額項目、新株予約権 少数株主持分は、書いていなければゼロでいいのでしょうか。  流動・固定負債の内、仕入債務 有利子負債 未払金・未払費用については、短期借入、長期借入をプラスしたものでしょうか? いろいろ質問が多くてすみませんが、教えてください。よろしくお願いいたします。

  • 会社の貸借対照表について

    会社の経営分析をする仕事をしています。まだ、駆け出しで良く分からないのですが、 ・流動比率(流動資産÷流動負債)、 ・固定長期適合率 { 固定資産÷(純資産+固定負債)} という指標がありますが、流動比率が100%以下で、固定長期適合率が100%以上の場合、 資金手当てが、長期と短期でアンバランスになってると思いますが、なぜ、このような現象 が起きるのでしょうか? 金融機関からの借入で、短期では借りやすく、長期では借りにくなど、担保の関係などで、 そのようなことがあるのでしょうか?

  • 法人成り時の貸借対照表

    近々法人成りを検討している物品販売業を営んでいる者です。 現在の資産・負債を元に、会社設立時の概算の貸借対照表を作ってみました。資本金が1000万円未満だと消費税が2期免除となるそうなので、棚卸資産相当額程度を役員借入金としましたが、これで良いのでしょうか。ご指導お願い致します。 ちなみに、現在は個人事業として父親が代表ですが、これを機会に代替わりをし、私が代表に成りたいと思います。 資産の部  現金 990万円  受取手形 1000万円  売掛金 1000万円  棚卸資産 1500万円   負債の部  支払手形 1100万円  買掛金 800万円  役員借入金 1600万円   純資産の部  資本金 990万円

  • 建物の仕訳と貸借対照表について

    建物の仕訳と貸借対照表について 一昨年に1人会社を立ち上げ2期目の決算中ですが、貸借対照表の建物の仕訳で行きずまってしまいました。 15年前に購入した自宅マンションを自宅70%、事務所30%で使用しています。 ●1期目の仕訳と貸借対照表  建   物   43000000  / 長期借入金 43000000  減価償却費    192000  / 建   物  192000  減価償却累計額  8500000  / 建   物  8500000 ※建物(長期借入金)の金額は15年前に購入した時の金額 ※減価償却累計額の8500000は14年分の減価償却費 ※減価償却費(30%分、8ヶ月分)、減価償却累計額は会計ソフト(弥生会計)で計算 <貸借対照表> 会計ソフト(弥生会計)での結果をそのまま申告 実際の金額とは異なりますので整合性は合っていません。 【固定資産】  【有形固定資産】   建   物    34500000   減価償却累計額  8500000   有形固定資産合計 43000000 【固定負債】   長期借入金 43000000 固定負債合計 43000000 ●2期目の貸借対照表では、(1)減価償却累計額の8500000を無くして、減価償却分のみ減らすように したい。(2)(1)に合わせて長期借入金を減らしたいと思い、以下のような仕訳を考えました。    雑収入  8500000  /  減価償却累計額  8500000   長期借入金  8500000  /  雑損失      8500000 長期借入金43000000は、14年間個人で支払っているので、実際にはこれより 少ないのですが、実際に合わせると、損益計算書の当期純利益金額が膨れるので、 減価償却累計額分のみ減らしたいのです。(こんなことはできない?) 簿記が素人なので、そもそも1期目の仕訳が間違っていたかもしれませんが、 これで申告してしまったので、どなたか修正方法をご教示頂きますでしょうか? よろしくお願いします。

  • 生前の事業承継 開始貸借対照表

    この度、親から子への生前事業承継があり、その資産負債の引継ぎをどのようにすればよいのかについてメ-ルさせて頂きました。 事業用資産の計上に付いて、悩んでおります。 今回の事案では、資産が約3000万円、負債が1800万円、開始貸借を作成しますと、元入金が1200万円となり、一目で贈与の問題で問い合わせがないか心配しております。 資産の内、2500万円が親名義の建物です。100万円が親名義の車です。負債は、親名義の建物の借入金1500万円です。 そこで、今回は、使用貸借を考えておりますが、減価償却ができるのでしょうか。もしもそうなら、 通常通り、親の最終の帳簿価額を引継ぎ、減価償却を行っていくことでよいのでしょうか。 又は、帳簿に計上しないで、減価償却費だけを計上していくのでしょうか。 また、建物借入金も子供の貸借対照表に計上すべきなのでしょうか。 この場合、資産計上するとした場合、減価償却台帳を作成するにあたりまして、取得年月日や耐用年数は、やはり親のものを引き継いで計算すべきなのでしょうか。 譲渡や贈与なら、中古資産の取得という事で、中古資産の耐用年数特例を適用出来るのでしょうか。 最終的に元入金が110万円を超えていても、税務署に説明ができればよいものなのでしょうか。 決算書上で、110万を超えないようにすべきなのでしょうか。 考えるときりがありません。 どなたか根拠となる条文も含めまして、ご教示いただけますと幸いです。

  • 貸借対照表について

    貸借対照表を作成する課題が出たのですが、数値がわかってもどこに入れるべきかわからないので教えてください。 (この課題は他人の力を借りていいものです。) 問題内容 1、平成23年4月1日付で、一株50,000円の株式を300株発行して販売業を始めた。払込金額は当座預金で受け入れ、すべて法定資本金とした。 2,営業資金が足りないので銀行から20,000,000円を期間7年、年利4%で借入た。元金は一年間据え置きで、この一年は返済する必要はない。 3,期初に営業用の車を5,000,000円で購入し、小切手で決済した。なお、減価償却は定額法を採用した。(耐用年数:5年) 4,販売商品については、期初に単価100,000円で1,000個を掛け仕入した。また、同じ商品を半年後に同数量掛け仕入したが、 仕入れ単価は半年の間に20%値上がりしていた。なお、払い出し単価は先入先出法を採用した。 5,仕入れ代金は買掛金の90%を当期中に銀行振込で支払った。 6,仕入れた商品の90%を単価150,000円で販売した。販売はすべて掛けである。 7,売掛金のうち、90%が当期中に銀行振込で入金となった。なお、期末の売掛残高に対して5%の貸し倒れ引当金を設定した。 8,給料をはじめ、広告費、通信費、物流費など営業や管理に要した費用60,850,000円を、銀行振込で支払った。 貸借対照表の科目は 「当座預金」 「売掛金」 「商品」 「貸倒引当金」 「車両及び運搬具」 「資産合計」 「買掛金」 「長期借入金」 「資本金」 「利益」 「負債・純資産合計」 です。 計算過程も記載していただければありがたいです。

  • 会社の解散・清算貸借対照表について

     こんばんは。色々、過去の回答を読ませて頂きましたが漠然としてしまっているので宜しくお願い致します。  この度、母の会社(有限)を解散することになりました。 清算にあたり、清算貸借対照表についてお聞きしたいのです。  資本金300万で、従業員は代表取締役の母一人のみ。母が会社に対して貸付けた金額が1500万あります。銀行などの金融機関への借入金は0円です。会社は賃貸ですが家賃の遅れなど支払いの遅延はありません。  資産については、わずかな現金と賃貸物件の敷金くらいで、貸借対照表をつくるにあたり、資本・負債の部と資産の部のバランスが全く取れない状態です。 資産の部          資本・負債 50万           1800万 今回の会社以外に、自営業を営んでいるので破産はできません。 債権放棄をした場合は貸借対照表に載せなくてもいいのでしょうか? 全てが後手後手になってしまって、慌てている状態です。 税理士さんは頼むお金も無い為、頼んではいません。 大変申し訳ありませんが、何とぞ宜しくお願い致します。