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古典の品詞

kimosabeの回答

  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.6

今は昔、季縄の少将といふ人ありけり。大井に住みけるころ、帝の仰せられける、「花おもしろくなりなば、かならじ御覧ぜん」と仰せられけれど、 これですか。だとすれば、「帝の仰せられける」は「帝がおっしゃったことには」とでも訳せるところで、後の会話文に続きます。 竹取物語に、 翁いふやう、「我あさごと夕ごとに見る竹の中におはするにて、知りぬ。子となり給ふべき人なめり」 という例がありますが、名詞「やう」の前ですから「いふ」は連体形です。 ご質問の「帝の仰せられける」は「帝の仰せられけるやう」の「やう」を省略した形とでもお考えになればよろしいと思います。 もっとも連体形という活用形は、それだけで名詞相当の意味を表しますから、「仰せられける」だけで実は「仰せられけるやう」の意味を表しているとも考えられます。 いずれにしても、「ける」は文末ではありません。 まあこんなわけですから、前後が必要だったのです。

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