クラシック音楽の演奏者の解釈の許容範囲とは?

このQ&Aのポイント
  • ドニゼッティのフルートソナタについて、演奏者によって演奏のしかたが異なることに気付きました。テンポやアーティキュレーションの違い、演奏ミスなどは仕方のないことですが、トリルや装飾音など、明らかに故意に差異があるように感じました。クラシックの世界では、自分の好みで演奏するのは許されないのでしょうか?
  • クラシック音楽の演奏者による解釈の許容範囲について教えてください。私はドニゼッティのフルートソナタに興味を持ち、様々な演奏を聴いていました。しかし、演奏者によってはトリルや装飾音などに大きな違いがありました。自分の好みで演奏することは許されないのでしょうか?
  • ドニゼッティのフルートソナタを演奏する際に、演奏者の解釈の許容範囲について質問です。Youtubeでいくつかの演奏を聴いてみると、演奏者によってテンポやアーティキュレーションなどが異なっていました。また、トリルや装飾音にも差異があるように感じました。自分の好みで演奏することは不適切なのでしょうか?
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演奏者の解釈はどこまで許される?

ドニゼッティのフルートソナタを演奏したいと思い、Youtubeで色々な演奏を聴いてみました。 その時に気付いたのですが、演奏者によって演奏のしかたがずいぶん違うのです。 プロの演奏ばかりではないので、テンポやアーティキュレーションなどの違い、演奏ミスはしかた ないでしょうが、例えばトリルや装飾音にかなり大きな差異を感じました。演奏技術の問題で 付けられなかった、などではなく、明らかに故意に付けたり付けなかったりしているようです。 クラシックの世界では、「あー、ここにはトリルがあった方がいいな」とか勝手に好みで演奏 するのは許されない、というイメージがありましたが、実際はどうなのでしょうか。 専門的に音楽を学んだわけではないので、わかりやすく教えていただける方いらっしゃれば 嬉しいです。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

クラシック音楽の場合、楽譜通りに演奏します。 これは作曲家(例えばドニゼッテイ)に敬意をはらい、尊重する為です(伝統です)。 ただし楽譜に全てを示すことは困難です。 特に古典になればなるほど指示がないことが多々あります。 ドニゼッティはイタリアのオペラ作家で、ロッシーニなどと同時代の人です。それほど 古典ではありませんが、指示は多くはないでしょう。 「ゆっくりと」と言われても人により違いが出ます(四分音符=120とか指定されれば 明らかですが)。 そこで「解釈の問題」が出るわけです。 前後、全体の流れ等から楽譜を読み解く。曲の意図や背景を研究する等により掘り探る。 これも人により異なるでしょうから、後は「支持率」によるのではないでしょうか。 仮にドニゼッティの演奏が録音されていたら、これは大変な「情報」になりましょう。 ドニゼッティが生きていたら、もちろん解釈につき十分な協議が必要だと思います。 なおこれらは「プロの範疇」の問題です。 アナチュアなら「これがよい」のを参考にする。または先生を決め習う、指導を受ける ことが妥当ではないでしょうか。 私は20代半ばまで学校や社会人オーケストラに所属していました。 その間、またその後ソロを練習してきました。 曲はプーランクのフルートソナタほかフルート専用の曲が主体でした。 が、やがて余り練習しなくなりました。上手くならなかったからです。 シニアになり(50代後半から60代半ばまで、つい最近まで)歌を始め、市民オペラ 合唱団に所属しました。ここでの発声は随分勉強になりましたし、オーケストラ分野 のみではなくオペラ分野まで視野が広まりました(両分野に親しむのが望ましい)。 現在、偶然ですが「フルートの練習」を再開しました。 曲は「分かりやすい曲、どこかで聞いたことのある曲」で、むしろフルート専用曲は 少ないです。バイオリン曲とかが多い。 この場合、「ブレス」で音楽をブツブツにしてしまうことないよう注意しています。 バイオリン曲を聞きブレスの音楽的箇所を見出すように努力しています。 またこのためにも「20秒ロングトーン」を練習しています。 音楽の解釈の問題もありますが、特にフルートの場合音楽的ブレスの問題があります。 このような点にも目を向けられたらいかがでしょうか。 ではドニゼッティのフルートソナタ、がんばって下さい。

Beepapa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。大変勉強になります。 >アマチュアなら「これがよい」のを参考にする。または先生を決め習う、指導を受ける >ことが妥当ではないでしょうか。 仰る通りですね。楽譜の解釈について疑問が生まれたので質問させていただきましたが、 プロでもない私が演奏をする際には、結局のところ、最も良いと思った演奏を聴いて それに近づけるような練習をするというところに落ち着くような気がします。 他人に聴かせるというより、自分で楽しむための練習なので、他の方の演奏を聴いて、その違いを比べてみるとか、みなさんからこうやって色々なお話を聞き勉強させていただくとか、そういった一連のことも全て、音楽を楽しむということの一助になっていると思います。また、様々なジャンルに接してみることも、視野が広がって音楽がより楽しくなりますね。 今回は色々な方に大変勉強になるお話を聞くことができ、とても感謝しています。全ての方をベストアンサーに選ばせていただきたいところですがそれもできないので、最後に回答くださった方を選ばせていただきました。この場をお借りして、全ての回答者様に改めてお礼申し上げます。

その他の回答 (4)

  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.4

 >クラシックの世界では、「あー、ここにはトリルがあった方がいいな」とか勝手に好みで演奏するのは許されない、というイメージがありましたが これは現実的に、違うと思います。 実際、世界的に名だたる演奏家であるほど、その辺の解釈はかなり個性的でまちまちです。むしろ素人っぽい演奏家の方が、多数派・セオリー通りに演奏しがちだったりしますね。 とってもわかり易い例で言うと、アバド+LSOといった超有名どころの有名な'85年の録音「ボレロ」には、終結部に男性の歓声のようなものが入れられています。ここまでやっても意外と評価が良かったりします。(まぁ、音楽が極めて形式的な時代の作品ではなく、革新性がより尊ばれた近代の作品だったというのもあるとは思いますが。) ヨーロッパの一流ピアノコンクールでは、昔ながらのありきたりの演奏では入賞出来ないと言われています。(一方で、アメリカのコンクールでは昔ながらのオーソドックスなスタイルが好まれる傾向にあるようです。) 元々ヨーロッパの芸術や表現の世界というものが、長きに渡って「革新(古い時代を打ち破ること)」で成り立ってきたことと、散々演奏し尽くされた大家の古い作品を今更「今まで通り」に演奏していても無意味・・・といったところかもしれません。 少なくともヨーロッパのクラシック界において、音楽家に最も必要とされる1つは「信念」だと思います。こういうと「数値」に出来ることが価値そのものであり「精神」の評価が疎かになってしまっている日本や米国では綺麗事のように見えてしまうかもしれませんが、実際ヨーロッパで評価されている多くの音楽家には、これが備わっているように思います。恐れない強い「信念」さえあれば、例えそれが内容的に馬鹿げていて賛否両論であっても、1人のアーティストとして認められ存在感を示せる部分は多分にあります。 この姿勢が「楽器の演奏」1つ取っても当てはまるということです。 逆に言うと、「クラシックの世界では○○○は許されない、というイメージがあるけど、どうなの?」といった顔色や世間体を伺っている時点で、「確固とした信念を持ったアーティスト」ではないということになりますから、業界からはじかれる・・・というところかもしれませんね。

Beepapa
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。 本当に勉強になりました。 楽譜通りに演奏するのがクラシックだ、と言って憚らない音楽の先生も知っていますが、 その先生が勘違いしているかどうかはともかく、日本の音楽教室などでは保守的な傾向が強いかも知れませんね。 ただ、独自の解釈を加えて音楽として高めていくためには、やはりとてつもないほどの研究や修練が必要になることは確かでしょうね。自分がやりたいようにやる、という独善的なものとはまるで違うものなのでしょう。 作曲者自身が演奏なり指揮なりした音源が残っている場合はどうなのでしょう。それこそがつまり、作曲者が求めている演奏ということですよね。これに解釈を加えることは、作曲者の意図から離れていくような気もするのですがどうなのでしょう。 あるいは、もっと極端な例として、作曲者が存命だった場合に、ある人の演奏を聴いたその作曲者が、自分が意図した曲とまるで違う、とクレームをつけたとします。このような場合も、あくまで作曲者が楽譜を世に出した時点で、作曲者の手を離れていると考えるべきでしょうか。

回答No.3

  【学習】考証=復元と再現、新釈=恣意的な感情移入。    アマチュアなら、何をどのように吹いても、誰からも非難されません。  したがって、ある曲、ある作曲家については当時のスタイルを踏襲し、 別の曲、別の作曲家については独自の解釈をほどこすことも可能です。    現代人なら、さらに緊迫感のあるスタイルがふさわしい場合もあり、 かくて、プロの演奏家たちは、古い楽器による再現と新しい解釈による 斬新な奏法の開発に分かれ、生涯をかけて追求することになります。    つまり、古典文学を読むように研究しながら学んで、初演当時には、 いかに演奏されたかを知ることは、とても興味ぶかいでしょう。  できれば、伴奏譜の細部を学ぶために、写譜がおすすめです。   …… 「恣意」とは (1)その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え。 「誰々の恣意によって 方針が左右される」(2)物事の関係が偶然的であ ること。「言語の恣意性」── 三省堂《大辞林 第二版》より。   【練習】演奏家は、忠実に弾く以上に、裁量権をもっていた。   …… ふるい音楽では、作曲家が書かなかったけれども演奏家がやらな くてはいけない5つの原則、テンポ・リズム・ダイナミック・スラーと スタッカート、そして装飾です。これらを決定することが演奏家の仕事 です。当時は作曲家がことこまやかに指示したとすれば、演奏家の権利 を侵害したことになるんです。  たとえば8分音符の連続、これを昔はどう演ったか、均等の長さで吹 くことではなく、不均等が原則だったのです。均等に吹かせるためには 作曲家は音符の上に点を書かなければならなかった。それがいつの間に かスタッカートに転化してしまった。だからふるい譜面をみるときには、 そのどちらを要求したのかを明確に見きわめなくてはならないんです。 ── 《フルート公開レッスン 19690608 月刊アルペジオ》   【白黒】アマチュア vs プロフェショナル。    吉田 雅夫 Flute 19150102 北海道 東京 20031117 88 /籍=正雄 /慶応大卒/N響首席奏者/東京芸術大学教授/日本フルート協会会長   http://d.hatena.ne.jp/adlib/20031117  独学の奏者 ~ あまちゅあ・かっぽれ(追記)~ http://okwave.jp/qa/q7079889.html(No.1 20111019 05:46:47)    外山 滋  Violin 19350822 東京    20140322 79 / /1955 N響コンサートマスター。東京芸大、徳島文理大教授。 …… 「いまぐらい弾けて、アマチュアだったらいいな、と思うことが ある」── 《日曜喫茶室 19770410 NHK-FM》1970? https://twitter.com/awalibrary/status/448644105896095744  

Beepapa
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。 大変勉強になる話を拝聴できて大変嬉しく思います。 >ふるい音楽では、作曲家が書かなかったけれども演奏家がやらな >くてはいけない5つの原則、テンポ・リズム・ダイナミック・スラーと >スタッカート、そして装飾です。 この5つの使い方によって、曲の雰囲気はがらりと変わりますよね。 つまりは作曲家は、その曲の原形的なものを楽譜によって残しているに過ぎないと いうことですね。 逆に言えば、それ以外のものを変えてしまえば、作曲者の意図に反する演奏という ことになってしまうわけでしょうか。即興が認められている曲は別にして。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.2

 「許される」って、誰が許すのですか?  演奏する側がどのように即興演奏するか、そしてそれを聞き手がどう評価するかは、演奏者、聞き手それぞれの価値感によると思います。即興演奏も含めて「演奏技術」「音楽性」ということだと思います。即興演奏を多用する/控え目に使う/使わない、ということも含めて。  音楽をいかに「生き生きと」「一期一会に」演奏するか、楽譜から最高の音楽を引き出すか、聴衆の共感を得るか、といった観点から。  「好き勝手に」「好み」というのとは違うと思います。「伝統」や「セオリー」を踏まえた上で、それを自分の演奏においてどう使うか、という一種の演奏スタイルです。  バッハやモーツァルト、ベートーヴェンなどの作曲家兼演奏家は、即興演奏の名手でもありました。楽譜に書かれた音楽も、装飾音を付けたり即興で変形することもよく行われたようです。特にバロック音楽では、当時の演奏習慣からそれが当然とされています。(一般に、繰り返し記号の付いたものでは、1回目はほぼ楽譜通りに、2回目はいろいろ即興演奏を加えて、ということが多いようです) http://sonicbird.exblog.jp/16681476/ http://www.piano.or.jp/report/02soc/tkhs/2006/05/26_5738.html  また、協奏曲では、ソリストが「カデンツァ」で即興演奏するように作られています。現代では、作曲者自身や過去の有名演奏家の作ったものをそのまま演奏する例も多いようですが。  クラシック音楽においても、即興演奏は本来必要な要素なのです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B3%E8%88%88%E6%BC%94%E5%A5%8F  逆説的な話ですが、バッハ以降、楽譜上に装飾音符を書くようになったのは、「この場所では、他の装飾ではなく、指定した装飾音で演奏してほしい」(他の装飾の禁止)という意図を明確にするためだったそうです。何も書かないと、いろいろな装飾を付けられてしまうので。

Beepapa
質問者

お礼

大変勉強になるお話ありがとうございました。 「許される」と書いたのは、クラシック界の常識の中で認められるのかどうか、ということでした。演奏者による「表現」は、あくまで楽譜という枠の中で行われるべきで、音符の変更は許されないのだと勝手に思っておりました。 つまりは、即興によるアレンジは自由であり、それが聴衆に受け入れられるかどうかは別問題だということでしょうかね。 だとしても、限度はあるのではないでしょうか。例えばジャズのようにコードを元とするアドリブを長々とはさみ、またテーマに戻ったりして、もはや元の曲とはまるで違うものになってしまったとします。演奏者が楽しむ、という観点からは別に咎められることはないのでしょうが。

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14682)
回答No.1

いくらでも好きなようにどぞ。 賢人曰く 「音楽にはジャズもクラシックもない、あるのは良い音楽と悪い音楽だけだ」 て事で。 (エリックドルフィーだったかな?)

Beepapa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 仰る通り、ジャンル分けは便宜上行っているだけで、音楽を演奏し、そして聴いて 楽しむことが最も重要なことでしょうね。 気になったのは、良い音楽と悪い音楽の区別はどのようにするのか、ということです。 演奏者が、そして聴衆が楽しめれば良い音楽と言えるのでしょうか。

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