期末代引売上の計上方法に関する仕訳について

このQ&Aのポイント
  • 期末に代引き売上がある場合で回収が翌期となる場合の仕訳について。
  • 売掛金と売上の仕訳を行う際、費用と収益を相殺する仕訳であるため、資産や負債項目を意識した仕訳が必要。
  • 総額主義の原則に反する仕訳は避け、費用と収益の相殺を行わずに売掛金や未払金を含める。
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総額主義の原則に関わる仕訳について

期末の代引売上の計上方法についてお尋ねします。 期末に売り上げた商品が代引だった場合で回収が翌期になる場合の仕訳についてです。 期末時点で売り上げの計上とそれに対応する代引手数料を計上しなければいけないと思いますがどのように仕訳するのが正しいのでしょうか? 売上が手数料を含めて100円だったとして・・・ 売掛金 90 / 売上 100 支払手数料 10 / と仕訳したらベテランの上司に総額主義の原則に違反するからダメだと言われました。 支払手数料 / 売上 という仕訳が費用と収益を相殺する仕訳だからだそうです。 この場合は 売掛金 100 / 売上 100 支払手数料 10 / 未払金 10 ※未払金または売掛金 と仕訳するのが正しいと言われました。 要は費用と収益が相殺する仕訳になる場合には資産、負債項目を必ず入れて直接に相殺されないようにしないといけないということです。 私は総額主義の原則を以下のように解釈していたのですが間違いでしょうか? 支払手数料と売上を仕訳する前に勝手に相殺して 売掛金 90 / 売上 90 としてはいけない。 以上、よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.2

こんにちは。 企業会計原則 第二 損益計算書原則 における「総額主義の原則」 「 費用及び収益は、総額によって記載することを原則とし、費用の項目と収益の項目とを直接に相殺することによってその全部又は一部を損益計算書から除去してはならない。」 企業会計原則 第三 貸借対照表原則 における「総額主義の原則」 「 資産、負債及び資本は、総額によって記載することを原則とし、資産の項目と負債又は資本の項目とを相殺することによって、その全部又は一部を貸借対照表から除去してはならない。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 条件設定: 貴社の取り分の商品本体値段:90円 宅配業者の取り分の代引手数料:10円 合計100円を客が宅配業者に払う 宅配業者は、いったん、100円を貴社へ払い、貴社は後日、 代引手数料10円を宅配業者に払う契約である。 期末に、客が商品を受け取り、100円を宅配業者に払った時点で、 〔借方〕預け金 100/〔貸方〕売上高 100 〔借方〕支払手数料 10/〔貸方〕未払金 10 ※「売掛金」は客への請求権を表わします。客はすでに代金100円を払ったのだから、貴社には「売掛金」は存在しません。代金は宅配業者に預けてあるのです。ですから「預け金」または「仮払金」が正しい。 また、宅配業者が客から代金100円を受け取った時点で、貴社には代引手数料を支払う債務が発生するので、支払手数料と未払金を計上します。 さて、ここで、回答のポイントですが、企業会計原則は、 上の仕訳を、売上高と支払手数料を相殺して、さらに、預け金と未払金を相殺して、 〔借方〕預け金 90/〔貸方〕売上高 90 とやってはいけないと言うのです。 売上高と支払手数料を相殺すれば損益計算書原則の「総額主義の原則」に反し、預け金と未払金を相殺すれば貸借対照表原則の「総額主義の原則」に反するからです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ もし条件設定で、宅配業者は、集金した100円から、代引手数料10円を天引きして、残りの90円を貴社へ払う契約ならば、 期末に、客が商品を受け取り、100円を宅配業者に払った時点で、 〔借方〕預け金 90/〔貸方〕売上高 100 〔借方〕支払手数料 10/ が正しい仕訳となります。この場合は、預け金100円が発生する余地がないので、預け金と未払金を相殺すべきなのです。

kikitaiOK
質問者

お礼

ありがとうございます!分かりやすい説明で助かりました!これからはそのように処理するようにします!

その他の回答 (2)

  • gaweljn
  • ベストアンサー率57% (116/202)
回答No.3

総額主義の原則は、すでに回答のあるとおり2種類あって、あなたのいうのはそのうちの損益計算書における総額主義の原則である。また、あなたの上司の説明は、貸借対照表における総額主義の原則を言わんとしているようだが、説明が誤っている。 そのうえで、貸借対照表科目は、相殺が確定している場合には、相殺表示して差し支えないし、むしろその事実を反映させて相殺表示したほうがよい。あなたのケースの場合、代引業者が売上代金を受領した時に、代金と手数料との相殺が確定する契約になっているのであれば、実際に業者が受領した時に相殺後の金額を売掛金で計上するのがよい。そうでなければ、相殺前の金額を売掛金と未払金とに計上するのがよい。

kikitaiOK
質問者

お礼

回答ありがとうございます!

  • moyue
  • ベストアンサー率55% (290/526)
回答No.1

総額主義の原則は、「損益計算における総額主義」と 「貸借対照表における総額主義」があり、 上司の方が、仰ってるのは、 「貸借対照表における総額主義」で 質問者様が、仰ってるのは 「損益計算書における総額主義」です。 よって、お二人とも正しいことを仰ってます。

kikitaiOK
質問者

お礼

ありがとうございます。

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