• 締切済み

分光光度計の使い方について

操作でわからないことがあります。ご教授願います。 スペクトル測定についてです。 スペクトルマネージャーを起動するとたいてい600nmでAbsが0.7~0.8あたりの値を示しています。 測定の順序として、 1.空気をブランクにセルを入れないでオートゼロ 2.セルにサンプルと同じ溶媒を入れて全領域においてベースライン測定 3.その後セルにサンプルを入れて測定 このような流れで問題はないでしょうか? そしてもう一つ疑問なのが対照セルを使わなければならない実験と使わなくても良い実験の区別が つかないのでそれについても併せて教えていただきたいです。 拙い文章で伝わりきらない点があるかもしれませんが、宜しくお願いします。

  • vys
  • お礼率39% (17/43)
  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数0

みんなの回答

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

箇条書きのようになりますが、ご質問の流れに沿って、いくつか記します。 600nm での吸光度が 0.7~0.8 ということは、黄色あたりの光が7~8割カットされてきている、ということになります。サンプル(溶液)に青みがかかっているならともかく、そうでなければ光源から鏡で反射して検出器までいる経路になにか邪魔なものが居座っていないか、確認されたほうがよいでしょう。(光源、サンプル側、ブランク側、検出側、どれでも起こりえます) 溶媒だけのときのベースライン測定が必要ということは、測定する波長の範囲で、溶媒が特定の波長の光を吸収してしまう、ということの裏返しです。その場合、サンプルのせいなのか区別つかなくなるので、ベースライン測定をして比較するか、対照セルとして同じ溶媒を入れたセルをおいて一気に差を測定させてしまう、という方法をとります。 ベースラインを測定するより、対照セルとしてサンプル側と同じ仕様のセルが準備できるなら、対照セルと同時に測定してしまったほうが実験結果としても明瞭にはなります。そして、いっぺん「対照セル」だけをサンプル側として測定しておけば、装置になにか変化が起きてないか、従来と同じ機能を発揮しているか、の確認やメンテナンスにもなります。

関連するQ&A

  • 分光光度計

    分光光度計を用いてヘモグロビンの吸光度を測定する実験を行ったのですがこの時溶媒にリン酸バッファーを使用したのですが可視領域で測定する場合これ以外にも使用できる溶媒があったら教えてください。

  • 分光光度計でダブルビームで測定する理由

    分光光度計でダブルビームで測定する理由は何なのでしょうか。 以前、日本分光社製の紫外可視分光光度計(ダブルビーム)を使用していました。 例えば、色素のクロロホルム溶液の吸光度を測定する手順は (1)まず、参照セルとサンプルセルにそれぞれクロロホルムを入れてベースライン測定をします。 (2)次に、サンプルセルの中身を色素のクロロホルム溶液に換えてサンプル測定をする という流れでした。 しかし、初めから参照セルが空、(というよりセルすら無し)で、サンプルセルのみで(1)ベースライン測定、(2)サンプル測定を行っても同じスペクトルが得られました。 日本分光のHPを見ると、 http://www.jasco.co.jp/jpn/technique/internet-seminar/uv/uv5.html ダブルビームだと経時での光源のふらつきを補正できるらしいのですが、、、 結局は(2)のサンプル測定で記録したスペクトルから(1)のベースライン測定で記録したスペクトルを差し引いているのですよね? そうしますと、結局は経時で光源の光量は変化しますので(1)のベースライン測定から時間がたてばたつほど(2)のサンプル測定時の吸光度は正しい値からずれるので、ダブルビームでもシングルビームも同じだと思うのですが。 それとも、(2)のサンプル測定時に、(1)のベースラインを差し引いた上でさらに、参照セル側との差を補正しているのでしょうか。そうすると、上で述べました参照セル無しの場合でも、有りの場合と同じスペクトルが得られるはずは無いのですが。 詳しい方いらっしゃいましたら、教えて下さい。

  • 分光光度計の使い方につきご教示ください

    医学系大学院生です。 分光光度計を用いて、ある反応における経時的な補酵素の減少(NADPH→NADP+)を測定しようとしていますが、上手く結果がでません。 機器はPerkin Lambda 950,   石英セル×2に蒸留水を入れ、オートゼロ →反応に必要な成分を混合したsampleを測定用のセルに入れ測定(340nmにおいて、20秒ごと30分) 期待しているような経時的な綺麗な減少ではなく、up downの激しい結果となってしまいます。 非常に初歩的な質問で恐縮ですが、改善点につきご教授頂けますと幸いです。 宜しくお願いいたします。

  • 分光光度計の使い方について

    初めてokwaveを利用させていただきます。宜しくお願い致します。 私は大学3年生で、今年の夏休み明けから生物系の研究室に配属になり、実験の基礎を学んでいます。 そこで、現在は大腸菌を大量培養する際にOD600値の測定をする為に分光光度計を使っているのですが、分光光度計の使い方に不安があり、質問させていただきました。 私が学んだのは、「培養液のみの入ったキュベット(ブランク)をリファレンス側とサンプル側にセットし、オートゼロ(ゼロ補正)を行った後、サンプル側のキュベットを大腸菌入り培養液のキュベットに変え、OD値を測定する」という方法でした。 しかし、いざやってみると、培養時間に対してOD値の上がり方が不安定でした。 具体的に申しますと、培養時間に対してOD値が指数関数的に上昇せず、挙げ句の果てには時にOD値が下がってしまうこともありました。 なんかおかしいなと思い、先のオートゼロの際に使った「培養液のみ入ったキュベット」を再びセットしてみると、OD値がゼロにならず、±0.1ほどずれてしまいます。 もっとおかしなことに、同じ大腸菌入り培養液を複数回測定するとOD値が0.2ほど異なる値が出てしまい、要するに全く再現性が取れていません。 インターネットで調べてみると、オートゼロの際にはリファレンス側にもサンプル側にも蒸留水を入れるなどといった記述もあり、混乱しております。 また、私が習った方法では、キュベットを3本使用するのですが、そもそもそれもおかしな話だなと感じています。サンプル側にセットするキュベットを変えてしまっては、セル自体の誤差が出てしまいます。 そこでお訊きしたいのが、そもそも私の分光光度計の使い方が全く検討はずれなのでしょうか。 ご教授いただけると嬉しいです。

  • 吸収曲線を作成する際の、分光光度計波長選択について

    学校で「ビウレット反応で呈色させた試薬ブランク・蛋白液(牛アルブミン)の2つの溶液の吸光度を分光光度計で測定し、吸収曲線を作成する」という実験をしました。 その際、波長を長波長の700nmから短波長の400nmまで10nmづつ順々に変え、極大吸収波長の近くでは2nmおきに変えて測定しました。 この“長波長から短波長”の順に吸光度を測定するというのには何か意味があるのでしょうか?どうかご存知の方、おりましたら教えて下さいっ!!

  • 先日学校の実験で、分光光度計を使った実験を2つ行いました。

    先日学校の実験で、分光光度計を使った実験を2つ行いました。 1つ目の実験ではシングルビームの分光光度計(40cm四方、厚み15cmくらいの小型のもの)を用い、水中のカドミウムをフェナントロリンで呈色させ、決まった波長で吸光度を測定しました。 2つ目の実験ではダブルビームの分光光度計(奥行60cm×横幅80cm、厚み20cmくらいの本体にモニターが載ったもの)を用い、数種の濃度の過マンガン酸カリウムの溶液を、波長をスキャンして測定し、得られた吸収スペクトルから最大吸収波長や吸光度などを出しました。 シングル/ダブルビームの違いはビームの数で、特徴として、シングルビームは常に同一セルを使えるが毎回参照を測定し、試料の測定結果から補正しなければならない。 ダブルビームはセルが二つ入れられ、常に(交互に)参照と試料を測定しているので、長時間使っていてもデータのブレが起こりにくい、ということだと理解しています。 そこで質問があります。上記以外の基本的な特徴は下記のとおりで合っていますか? ●シングルビームの特徴 波長スキャンができない=吸光度は測れるけどスペクトルは得られない。 測定波長が決まっていて、吸光度の数字のみ測りたいときに使う。 装置が小型(前述の実験1の装置サイズ) ●ダブルビームの特徴 装置が大きい。 スペクトルを見たいときのみ使う。 それとも、シングル/ダブルの方式の違いと、 波長をスキャンしてスペクトルを得られることは別ですか? 「大型で、吸収スペクトルを測れるシングルビーム」や、 「小型でスペクトルは測れず吸光度のみが表示されるダブルビーム」 なども存在するのでしょうか? (そんな装置も作れるけれど、わざわざダブルビームにするのに、 スキャン機能を省略することはない、ということでしょうか?) 恥ずかしい質問かもしれませんが、宜しくお願いいたします。

  • スペクトルの測定

    実験でスペクトルを測定したのですが、 蛍光強度の違いがなぜあらわれるのか、 またこの強度の違いが測定した物質のどんな性質をあらわしているのか教えてください。 さらに、セルと溶媒についてですが、測定時の温度や測定する波長でセルや溶媒を変えるらしいのですが、なぜですか? 一度にたくさんの質問をしてしまいましたが、よろしければ、ご存知の部分だけでも教えてください。

  • 赤外分光法(KBr法)での面白いサンプルを教えてください。

    こんにちは。 大学2年生の実験で、ティーチングアシスタントをすることになり、 赤外分光法(KBr法)を担当することになりました。 実験内容はIRの測定を実際に行い、スペクトルを帰属する、というものです。 内容は決まっているのですが、測定するサンプルは 現段階では「味の素(グルタミン酸Na)」と「グルタミン酸」を測定し、違いがどのように現れるかを帰属するということは決まっています。 このように、IRでもわかる程度で、興味がわくようなサンプルを考えているのですが、他に思いつきません。 もし、何か面白いものを教えていただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。

  • 吸光度の対照波長ってなんですか

    今吸光度を測定してるんですが、測定波長570nm(対照波長は600nm以上とする)って書いてます。無視して570nmで測定した値を結果としていますが対照波長って何ですか? また、ブランクって必ずおく必要があるのですか? その際、何をブランクにするのですか? 私は細胞培養のMTTアッセイで吸光度計を使用しています。ご回答お願いいたします。

  • 吸収スペクトル

    吸収スペクトルを測定したのですが吸光度が負の値になりました。 ブランク溶液をベースラインにしたんですけど、負の値になるってことはブランク溶液よりも何かの物質が少ないってことなんですか? それとも光を放出したってことなんですか? 教えて下さい。