べき乗の定義と0^0について

このQ&Aのポイント
  • べき乗の定義により、0^1 = 0が成立する必要がある。
  • 0^2 = 0も成立する必要がある。
  • べき乗の定義を繰り返し適用すると、0^y = A{1+Σ[n=1,∞](-1)^n*C(y,n)}が得られる。
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0^0について

べき乗の定義より、  0^1 = 0 が成立する必要があるから、  0^y = (1-y)f_1(y) となる。ここで、f_1(y)は未知の関数である。 また、  0^2 = 0 も成立する必要があるから、  0^y = (1-y)(1-y/2)f_2(y) = {1-y+y(y-1)/2!}f_2(y) となる。ここで、f_2(y)も未知の関数である。 同様に、  0^3 = 0 より  0^y = (1-y)(1-y/2)(1-y/3)f_3(y) = {1-y+y(y-1)/2!-y(y-1)(y-2)/3!}f_3(y) となる。 これを繰り返すことにより、  0^y = A{1+Σ[n=1,∞](-1)^n*C(y,n)} が得られる。ここで、Aは定数であり  C(y,n) = {Π[m=0,n-1](y-m)}/n! とする。y,n が共に自然数でn≦yなら、これは組合せに一致する。 Aが定数となる理由は、{}内の式が、y>0 なら 0 で y<0 なら発散するからである。 ここで、べき乗に対する別の条件を加えてみる。たとえば、  x^0 = 1 と仮定する。この場合、  0^y = 1+Σ[n=1,∞](-1)^n*C(y,n) となり、  0^0 = 1 となる。 以上の内容について、誤りはありますか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.6

あ、ちょっと間違い。 > 因数定理については、確かに、0^y = (1-y)f_1(y) とは書けます。失礼。 これは、y = 1 のところでは書けるのですが、それ以外のところに定義を拡張できるかどうかは、適切な f_1(x) が存在することを言わなければ明確にはなりません。 これも「定義可能」を示すことになります。 で、それがたとえば、「0に等しい恒等式」だったりするわけですが、y = 0 を含んでなおかつ、「0に等しい恒等式」とするなら、0^0 = 0 という「結論を含んだ式なので議論の形としては間違い」です。 f_1(y) が有限次元の多項式なら、(f(y)有限次元の多項式なので)も因数定理から「f_1(x)が存在する」といえるわけですね。 確かに、「有限次元の多項式」に限定するのは間違いでした。が、「何でもいいから存在する」というものでもありません。

fusem23
質問者

お礼

> これは、y = 1 のところでは書けるのですが、それ以外のところに定義を拡張できるかどうかは、適切な f_1(x) が存在することを言わなければ明確にはなりません。 関数0^y が y に関する式で表せるという仮定は置いています。 そして、その場合は、因数定理が使えます。 で、最終的に y の関数で表され、目的とする範囲では発散することもなく、元の条件も満足した場合、それ以上に f_1(y) という関数が存在する証明は存在しないと思いますが。 > で、それがたとえば、「0に等しい恒等式」だったりするわけですが、y = 0 を含んでなおかつ、「0に等しい恒等式」とするなら、0^0 = 0 という「結論を含んだ式なので議論の形としては間違い」です。 0^0 は不定なのですから、0^0=0 という結論も含んでいるのは当然のことです。 0^0=1 という結果は、それとは別に、x^0=1 などという仮定を置くことで得られます。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.5

数学では、何かを定義したとき、必ず「定義可能であること」を言わなければなりません。 つまり、 前半の議論は、 0^y = f(y) という関数を定義したところからスタートしているように見えます。 この定義からスタートしたとき、後半の x^0 はどう書き表されますか? 数学では、~という定義をしたら、~ということを示すことができる というそれだけではほとんど意味をなしません。 少なくともここでいう、「~という定義」が、従来の定義の自然な拡張になっている必要があります。 まず、それを示してください。 さて、f_1(x) が 「0 に等しい恒等式」ならどうなるかと言えば、単に、 0^y = 0 と定義したということを言うに過ぎません。 この場合、結論として、0^0 を定式化しようとしているのに、y = 0 を含んで、0^y = 0 という「結論」からスタートするということになります。 前提で結論を仮定するのは間違いですね。 因数定理については、確かに、0^y = (1-y)f_1(y) とは書けます。失礼。

fusem23
質問者

お礼

> x^0 はどう書き表されますか? 聞かれている内容がよく分からないのですが、  x^0 = 0^0 = 1+Σ[n=1,∞](-1)^n*C(0,n) = 1 のことでしょうか? > 少なくともここでいう、「~という定義」が、従来の定義の自然な拡張になっている必要があります。 > まず、それを示してください。 従来の定義とは (1) a^1 = a (2) a^(n+1) = a^n * a (3) a^0 = 1 (a ≠ 0) (4) a^-n = 1/a^n (a ≠ 0) のことでしょうか? (3)の条件は数学的必然性に基づくものではなく、それを外して拡張するのは自然だと思います。 なお、私は 0^0=1 を証明しようとしているのではありません。 0^0=1 という仮定が 0^y と何ら矛盾することがないと言いたいだけですので。 > さて、f_1(x) が 「0 に等しい恒等式」ならどうなるかと言えば、単に、 0^y = 0 と定義したということを言うに過ぎません。 > この場合、結論として、0^0 を定式化しようとしているのに、y = 0 を含んで、0^y = 0 という「結論」からスタートするということになります。 0^y = 0 かどうかを場合分けする理由が分かりません。 私がここで示しているのは、べき乗の定義からは 0^0 の値は決まらないという当たり前の事実です。 そして、それ以外に別の条件 x^0=1 などが存在すれば 0^0=1 として構わないということです。 0^y=0 と定義したら 0^0=0 となることは当たり前ですね。 回答ありがとうございました。

回答No.4

> 0^y = (1-y)f_1(y) これ以降話を進めるためには、 f_1(y) が、「0 に等しい恒等式ではない」ということをまず示さなければなりません。 少なくとも、「有限次数の多項式」であることを示さなければなりません。因数定理を使うなら。 (f_1 は未知ではだめ) ついでにいえば、「すべての n について成り立つ」ということと、「だから、0^y = A{1+Σ[n=1,∞](-1)^n*C(y,n)}」も言えるというのは、全く別物です。 また、前半を 0^y (y≠0) ですすめ、後半を x^0 (x ≠ 0)で進めていますが、y≠0 で導出した式を y = 0 のときに、そのまま使えるという保証はどこにもありません。 で、0^y (y≠0) と x^0 (x ≠ 0)で、「つじつまの合う記述ができない」というのが、WikiPedia の言っていることです。

fusem23
質問者

お礼

> これ以降話を進めるためには、 f_1(y) が、「0 に等しい恒等式ではない」ということをまず示さなければなりません。 後の式のAという定数は 0 を含みますから、「0 に等しい恒等式ではない」を除外する必要はありません。 > 少なくとも、「有限次数の多項式」であることを示さなければなりません。因数定理を使うなら。 それこそ、なぜ示さなければならないのか「示さなければならない事柄」ですね。 たとえば、「総乗」の説明ページを見れば、三角関数が積の形で表されているのが分かります。 三角関数は当然「無限次数の多項式」ですが、値が 0 となる因子の積で表されます。 > ついでにいえば、「すべての n について成り立つ」ということと、「だから、0^y = A{1+Σ[n=1,∞](-1)^n*C(y,n)}」も言えるというのは、全く別物です。 この式の右辺は、少なくとも元の条件を満たしています。 私はこれが 0^y であると証明したつもりは無いが、0^0=0 であるとする根拠は十分に潰したつもりです。 > また、前半を 0^y (y≠0) ですすめ、後半を x^0 (x ≠ 0)で進めていますが、y≠0 で導出した式を y = 0 のときに、そのまま使えるという保証はどこにもありません。 y は、最初から最後まで y=0 を含んでいます。 > で、0^y (y≠0) と x^0 (x ≠ 0)で、「つじつまの合う記述ができない」というのが、WikiPedia の言っていることです。 多々誤解があるようですね。 もう一度、考えてみてください。 回答ありがとうございました。

回答No.3

2個目の式で破綻してますよね。 根拠を示して数学的に導いて下さい。

fusem23
質問者

お礼

2個目の式とは >  0^y = (1-y)f_1(y) ですか? 関数f(x)が x=a で 0 になる、つまり  f(a) = 0 であれば、  f(x) = (x-a)f_1(x) となることは、因数分解の授業で習いました。 回答ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

だとしたら, この質問の文章はなにを意図して書かれたものなんでしょうか?

fusem23
質問者

お礼

 0^y = 0 (y∈N) という条件から 0^y がどのような関数になるか、考えてみただけです。 数学での普通の推論では 0^0=0 という結論にはならないことが確認でき、 これと x^0=1 という仮定からは、0^0=1 が導かれますね。 回答ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

確認だけど, 各変数の変域はどうなっている?

fusem23
質問者

お礼

m,nは整数を表します。 yは実数です。 xも実数で、x≧0とします。 ただし、x,yを複素数と考えることも可能。 その場合は、 > Aが定数となる理由は、{}内の式が、y>0 なら 0 で y<0 なら発散するからである。 を > Aが定数となる理由は、{}内の式が、Re(y)>0 なら 0 で Re(y)<0 なら発散するからである。 とする必要があります。 よって、yは、y≧0 または Re(y)≧0 が条件となります。 回答ありがとうございました。

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