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「恨む」 上二段活用

TANUHACHIの回答

  • TANUHACHI
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回答No.7

 確かにNo.3の方が仰る「時代によって異なりを示す」との説明も理解できます。けれどもそれは日本文学を専攻している大学生以後での話ともいえます。日本文学科ならば、日本文学史固有の時代区分論に関する知識を求めもしますが、中高生では一般の時代区分論に基づく区分方法でしか説明もしていないのが現実です。「中古」をそこに設定しても無意味です。そこまでの理解がないのですから、逆に混乱を来しかねもしません。  実際に、高校レベルで「ハ行点呼音」の形成に関する説明をしているかといえば、そんなことは全く触れてもいません。万葉仮名の説明も不十分なままですから、一文字一音の原則すら高校生は知らないといっても過言ではありません。  この質問にある「恨めず」との発想は現代人ならではの言語感覚ともいえるでしょう。国語教育でもここ10年ほどの間で一貫して議論が続けられてもいる、あの「ラ抜き言葉」や「可能・受動そして尊敬としての『れる・られる』」が古典の世界でも同じと考えてしまっている問題です。  もし「恨めず」が可能であるならば、それは「恨み・得ず」を簡略化した形とでも誤解しているのでしょう。  古文や漢文の勉強の仕方も外国語の勉強の仕方を緩用することが可能です。知らない言葉を勉強するのですから、そのために「適切な手引き書」を手許に置いて参照することが基本中の基本であるとの原則からやっていかねばならないほど、ネット依存状態も酷くなっていると考えもする次第です。このまま、何でもネットで聴けばいいや、と安直に考える児童生徒そして学生達が増えていけば、日本の学問状況そのものが世界から笑いものにされる危惧も多分にあり得る話です。本来ならば、こんな質問は門前払いにしても然るべきですね。突き放すことも時として大切でなことです。自分で勉強しなければ何も知識として身に着けることはできません。

aaandbb
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