みずほ銀行の暴力団関係者への融資について

質問

みずほ銀行が、融資先が暴力団関係者と判明した後も放置していた新聞に掲載されていますが、金融庁としては、暴力団関係者と判明した後、みずほ銀行が融資先に全額返済を要求すべきだったという考え方なのでしょうか？
もし、そうだとすれば、実務上、かなり困難ですよね。
あと、今回の融資は自動車ディーラー等が受付けてオリコが融資したものが多いようですが、融資を受付ける際、顧客が暴力団関係者であっても、外見も普通で収入証明書などの必要書類が整った場合、暴力団関係者と見抜くことは難しいのではないでしょうか？
以上、銀行の融資に詳しい方のご回答をお願いします。

回答No.5

rokutaro36

（Ｑ）銀行のデータベースで調査しても暴力団関係者と判明できずに融資を実行して、その後、暴力団関係者と判明した場合、銀行員が融資先を訪問して全額返済を要求するべきであった
（Ａ）ちょっと違いますが、おおむねその通りですよ。
銀行は、そのような反社会的勢力に対抗する部隊を
持っています。そのために、高額な料金を払っているのです。
彼らを「顧問弁護士」と呼んでいます。

弁護士に、頭でっかちの、もやしみたいな、弱弱しい
イメージを持っている人が多くいますが、
企業の顧問弁護士は、反社会勢力に脅されたときに
前面に立って、法律で対抗する人たちです。
反社会勢力が「人を脅すプロ」だとしたら、
顧問弁護士は「脅されても引かないプロ」ですよ。

私は、ある有名企業の顧問弁護士の講演会を聞く機会があり、
顧問弁護士に対するイメージが１８０度変わりました。
どうして、必要なのか、どうして高額の費用を払うのか、
納得できました。
また、若いころの修業時代の話を聞きました。
「人を脅かすプロ」というのは、その弁護士の言葉です。
プロに素人が勝てるはずがない、とのことです。
新人時代は、本当に、オシッコを漏らしそうになるほど
怖かったそうです。
しかし、そういう修業を積んで、
「脅かされても引かないプロ」になり、晴れて、
顧問弁護士になれるそうです。

お礼

ご回答ありがとうございます。
みずほ銀行なら強力な顧問弁護士を抱えていそうですね。
顧問弁護士がそこまでたくましいとは思いませんでした。