エジソンについて色々と教えて下さい

質問

エジソンは研究所で、みんな(仲間)と一緒に、機械の発明や、開発をしましたが、仲間が誰もいなかったら、機械の発明や開発は無理だったんですか？

エジソンは他人の発明やなどを利用して、改良発明や開発をしたそうですが、仲間がいなかったら、改良発明も、無理だったんですか？

あとエジソンがゼロ(他人が発明していない物)から発明した機械ってありましたっけ？

かなり疑問なので回答お願いします。

回答No.1

Nannette · ベストアンサー

トーマス・エジソンは幼少のころから発明の才があったようです。彼の発明の才の背後には、彼のお母様の知力がかなり影響しているように思います。

　エジソンが人並み以上に優れていたのは、ただの発明の才能だけではありませんでした。彼は才能のある人を見つけ出し、そうした天才たちを集め、その天才たちを上手に活用する才能に優れていた…ということを見逃してはならないと思います。

　彼は長じてから『Collectivｅ Genius』という組織を創っていますが、つまり「天才の集合体」といつた意味。エジソンはこうした人たちに、十分な研究のための環境を整え、さらに、彼が頭にひらめいたテーマを研究者たちに与えて、結果的に発明と特許に結びつけたと言われています。

　では、彼自身が単独で発明したものは…、かなりの点数になるということですが、一番有名なのは蝋管式の蓄音機でしょう。実際には、１８７７年にこれを商品化できるところまで煮詰めるには母親の協力もあったと言われていますが、この蓄音機が世の中に出て、そしてヒット商品となったことから、彼は『Collectivｅ Genius』の構想を思いついたということですから、蓄音機は彼自身の発明といって良いかと思います。

　エジソンは、彼の研究員とともに、（ちょっと不確かですが）たしか３，０００点ぐらいの発明をしたとされています。レコードプレイヤー、トースターなどは独自の発明として良く知られていますが、電話の発明は、結局グラハム・ベルが発明したものに優位性があって敗退。電信もグリエルモ・マルコーニの発明の方が優れていて実用化されずに終わっています。

　エジソンの伝記などで有名な白熱電球の発明も、実はジョーゼフ・スワンという人物のアイデアを勝手に導入して研究員たちに実用化させただけなのだとか。ただし、彼が偉かったのは、当時の電球の寿命の短さを改良するに際して、彼自身が、寿命の長いフィラメントを可能にするのは、日本の京都の竹を用いるのが一番良い…と提案したところにあったようです。

　エジソンは、たしかに発明の才能を持っていたようですし、しかも、なによりも能力の高い者たちを集め、彼らの優れた知力を上手に活用する才能に優れていたとも言えます。そしてその結果多数の特許を取得し、商業的にも成功を収めています。そうした面は尊敬に値するものです。

　ですが、その一方で、特許にかかわる係争や裁判の多さも抜群に多かったと言います。事実、彼の発明の中には他人のアイデアをパクったものもかなり見受けられます。また、交流の電力というものの優れた性質を見抜くことができず、その分、直流電流にこだわった結果、その後の発明に大きな遅れを作ったとも言われています。

　晩年のエジソンは霊界とのオカルト交信の研究に没頭していたとか。残念ながら、この面では成果が上がらなかったようです。

お礼

詳しい回答ありがとうございます。エジソンは機械の発明の才能はあっても、他人の発明と一緒な発明も多かったのですね。