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ハイレゾ信号の再生とDACの能力との関係

Yorkminsterの回答

回答No.7

>> DACといっても色々なものがあるそうですが // 誤解のないように補足しておくと、オーディオにおける「DAC」というのは、「デジタル音声信号をアナログ化する装置」なので、この点に関しては全く違いがありません。いわゆるUSB-DACというのは、その「オーディオ機器としてのDAC」のケースの中に「パソコン周辺機器としてのUSBオーディオデバイス」をニコイチしたものです。 従って、ときどきUSB-DACの商品説明などに、光デジタル入力や同軸デジタル入力と並んで「USB入力」などと書かれていますが、これは本当は間違いです。光デジタル入力や同軸デジタル入力はまさにオーディオ機器としての機能ですが、USB部分はマウスやキーボードと同じパソコン周辺機器なので、同列に扱うことはできません。 >> パソコンとは、なんと思いやりのある、包容力あふれる機械であることか // 現代のコンピュータでは当たり前ですが、マルチタスクの恩恵であり、弊害でもあります。 コンピュータの機械部分(ハードウェア)は1個だけですが、ネットをしながら音楽を聴いたり、写真を見ながら文章を書いたりと、複数の異なったソフトを同時に使うことができます。これは、「1個のハードウェアを複数のソフトウェアが(何らかの方法で)同時に利用できる仕組み」が実現されているからです。 音声に関して言うと、様々なソフトが、勝手なタイミングで、バラバラの形式の音声信号を発する可能性があり、それを1つのオーディオデバイスで処理しなければなりません。たとえばオーディオデバイスが16bit/48kHzで動作しているときに、音楽再生ソフトは16bit/44.1kHzの音を出し、メールソフトの新着通知は8bit/22.05kHzの音を出すかもしれない訳です。そこで、全ての音声信号をいったんOS(たとえばWindowsやMac OS)が預り、混ぜ合わせて1個にし、オーディオデバイスに適した形に変換して送り出してやれば、全てが丸く収まります。ユーザが意識しなくて良いように、「包容力」を持たせてある訳です。 もっとも、いつ、どこから、どんな信号が来るか分からないので、この仕組みは、たとえ現実に出ている音が1個だけで、それがオーディオデバイスの動作状態に適合していても、常に機能し続けざるを得ません。変換は、できるだけ短時間に済ませる必要があるので、品質よりも速度が優先されています。「包容力」のトレードオフとして、常に音質が劣化する可能性を抱え込んでいる訳です。 この通り、PCオーディオというのは(オーディオではなく)パソコンの話で、USB-DACも(オーディオ機器というより)パソコン周辺機器なので、そういう意味では「普通のDAC」とUSB-DACは別種類のもの、とも言えるかも知れません。

kurosuke527
質問者

お礼

詳細にわたったご説明に感謝いたします。  ハイレゾの音楽を、何とか楽しんでいるのですが、この世界、まずは、言葉がよくわからないので苦労しています。  ご説明いただいた内容について、ハイ! わかりました、 といいたいところですが、ご説明を受けると更なる疑問が湧いてきて,全くエンドレスのような状態です。  ご指導いただく皆様方の博学ぶりには、まさに敬服の至りです。  ともかく、幾度となく煩わしい思いをさせてしまい、誠に恐縮です。  ありがとうございました。

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