• 締切済み

シュレディンガーの猫と宝くじの当落は同じ問題?

シュレディンガーの猫について考えていました。 原子核の崩壊は、確率に支配されており、また、量子論では重なり合っている状態と聞きました。 そこで、日常でどのような例があるか考えてみました。 例えば、宝くじ。 毎朝、宝くじの当落を朝刊でチェックします。 この場合、新聞を見る前から結果は決まっているわけです。 しかし、確率的には分かっています。 しかし、見ない限り結果は絶対に分かりません。 シュレディンガーの猫の場合も、 原子核が崩壊したか否かは、見る前に結果は決まっていると思います。 しかし、確率的には分かっています。 しかし、蓋を開けて猫の状態を見ない限り結果は絶対に分かりません。 確率で物事を考える場合、結果が決まっていたとしても、観測するまでは絶対に分からないというのは量子力学ではなく、単純に確率問題特有の現象に思うわけです。 しかし、量子力学の例ではこのパラドックスを良く聞きますし、この宝くじの例とは何が本質的に違うのでしょうか?

みんなの回答

回答No.4

質問者様の疑問は、 日経サイエンス最近号の「揺らぐ境界 非実在が動かす実在」で述べられている野球の試合の例え話と同じだと思います。 決してナンセンスな疑問ではなく、根源的な意味を持つ問題あるようです。 URLを紹介しましたが、日経サイエンスを読んでみると良いです。 私自身は読んでもちゃんと理解したとは到底言えませんので、解説じみたことはできません。

参考URL:
http://www.nikkei-science.com/201307_036.html
  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2030/7583)
回答No.3

 シュレーディンガーの猫と宝くじの当落ですが、時間軸に置いて同じだと考えて良いでしょう。  シュレーディンガーの猫は過去、現在、未来の全てに同時存在していると考えてみます。宝くじの当落も同じく、過去、現在、未来の全てに同時存在していると考えてみましょう。  すると、シュレーディンガーの猫が実体化した段階で時間は一つに定まります。同じく、宝くじの当落も抽選がおこなわれた段階で、一つの当選に決まります。  どちらも未定の状態が続いていれば、確率的にはどれでも無い状態が続く事になります。特定の時間に止めて見ない限り、確定的な事は言えないわけです。

回答No.2

はじめまして シュレディンガーの猫ですね。 >シュレディンガーの猫の場合も、 >原子核が崩壊したか否かは、見る前に結果は決まっていると思います。 >しかし、確率的には分かっています。 >しかし、蓋を開けて猫の状態を見ない限り結果は絶対に分かりません。 原子核が崩壊したかどうかは原理的にわからない 崩壊している、いないの重ねあわせの状態であり、 観測した段階で決定される というのが量子力学の主流の考え方です。 私もなにか釈然しないんですが、自然というものは非常識にできている のかもしれませんね。

tanaka_meio
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 これは、宝くじの例とは全く違うのでしょうか? 宝くじは朝刊を見た瞬間に結果が確定します。(リアルタイムで見るなら、数字を矢で射て決定した瞬間)しかし、結果を見るまでは、当たった状態と外れた状態は確率以外で表すことは不可能です。 もし、これと同義であれば、ただの確率問題の話で、量子の不思議というレベルではなく、何の変哲も不思議ですらない、極々日常的な話と同じに思えるわけです。 私は、不思議に感じないことが釈然とせず質問させていただきました。

回答No.1

量子力学は詳しくないのですが(^^; 例えば1個の電子が異なる状態に同時に存在しうることが 知られています。つまり状態が本質的に同時に重ね合わせで 存在しうるというのが量子力学です。これをそのまま マクロに拡張すると半死半生の猫が存在することになりますが、 実際にはそんな気味の悪い猫はいません。なぜないのかという議論が いわゆる観測問題です。 #答えは聞かないでください(^^;

tanaka_meio
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 これは、宝くじの例とは全く違うのでしょうか? 宝くじは朝刊を見た瞬間に結果が確定します。 しかし、見るまでは当たった状態と外れた状態は確率でしか表せません。 同じように、観測問題に思えるわけです。

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