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海外のオーディオ用半導体について
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日本の現在の半導体状況を見ますと トランジスターの出現の初期にはアメリカの モトロ－ラやテキサスインスツルメント フェアチャイルドなどの製品を使用していましたね 次第にSONY、松下、東芝、三洋などなど日本の メーカーが自分のところで製造するようになりました ヨーロッパでいうとシーメンス、テレフンケン、 グルンデイッヒなどなどがそれに当たりますね ところが日本の製品の質が向上し信頼性が増すにつれ アメリカ市場は国内生産をやめ製品で輸入するようになりました そうなればアメリカではオーデイオ用のトランジスタ は生産をやめ特殊なものに限られるようになりました ICの推移も同じ経過をたどっていますね ヨーロッパでもアメリカと同じく製品での輸入が 主となり半導体の生産は特殊な用途のものに限定 されてきました 現在日本は過去のアメリカやヨーロッパと同じような 経過をたどろうとしています すなわち日本でのトランジスターの生産は韓国や 中国にあるいは東南アジアの国々に移り 製品による輸入が増えており特殊な製品だけ 日本で生産するようになっています 日本でのトランジスターの生産のピークは 約２５年ほど前でしたのでこの頃から外国製の オーデイオ用半導体はなくなって来ているはずです 現在日本でもオーデイオ用半導体の入手は 容易ではなくなりつつあります まだ１０年ほどは何とかなるものもあるとは思いますが韓国製のトランジスターが目立ってきているのも その予感を裏付けると思いますね 先にも申しましたようにアメリカの特殊なオーデイオ 製品を製造しているメーカーでは自社使用の為に のみ半導体を（トランジスター、IC)を製造し 他社には販売しないで自社の製品の価値を守って いるところもまだありますのでご留意下さい 参考まで
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