六

質問

A：表六、兵六、宿六.....
B：碌(陸)でなし.......六でなし ?

質問1：Aの場合、何故「六」が使われるか、六を充てたのか
質問2：Bで、Aを踏まえて、何故、「六でなし」ではないのか

以上、2っつの質問・疑問、御教示御願い致しますw。

回答No.3

kine-ore · ベストアンサー

数字の「六」の語原が「陸（呉音でロク／漢音はリク）」。
六／陸（ろく）「接尾語：人を表す語に付けて、その人をいやしめののしっていう場合に用いる。「医者陸（＝藪医者）」（「国語大辞典」小学館）
畳語の「陸陸（ロクロク）」は「ゴロゴロところがっているさま。いくつもあって平凡なさま」
畳語の「碌々（ロクロク）」は「小石のように平凡で、役に立たないさま」
（参考；「学研　漢和大字典」）
１．蔵六（ぞうろく）
利亀蔵六…俊敏な亀は頭と尻尾と手足の6個を素早く甲羅内に蔵することができる。
２．表六（ひょうろく）
鈍亀表六…魯鈍な亀は危難の感知が遅く頭と尻尾と手足の6個を表に出したまま。
３．兵六玉（ひょうろくだま）
表六な玉（＝人物）の意味から、へなちょこ鉄砲の撃った兵六な弾丸に転用し嘲ったもの。
４．５．宿六（やどろく）
宿屋の亭主は女将さん任せの金食い虫。そこから一般家庭にも持ち込んで、働き妻がぐうたら夫をいう。
５．耄碌・亡六（もうろく）
老耄。上方弁で渡り中間・折助など武家奉公の下男。喧嘩・強請りをする男。
６．六方・六法
江戸の侠客と、その伊達姿から傾奇の仕草にも。
７．贅六・才六（ぜえろく）
上方才六（かみがた・ざいろく）の変化で、関東者が上方者を嘲っていう。
＜その語源の一例＞
上古より納税と徴兵の対象となる壮丁に対し、幼少で使役に耐えない者を稚丁という。江戸期に作られたこの逆さ詞が「丁稚」。また賽子の一の目がそろって「でっち（重一・畳一・調一）」。更にその逆さが六の目なので「賽六・才六（さいろく）」が丁稚の隠語となった。この才六を強めると「毛才六（けざいろく）」、この「ざいろく」が訛って「ぜいろく」で「贅六」を当て、更に「ぜえろく」と関東訛りで上方の青二才を貶したとの解釈。

お礼

有り難う御座居ます、お礼内容が同じで申し訳御座いませんが、御許し下さい。
私が求めた物に一番近しと思しき内容はANo.3さんの其れでしょうか。

補足

回答者さんの「プロフィ～ル」拝見、其の中で、
1行目、「.....ひききに有りて......」→「ひくきに有りて」
なのではないのでせうか ?

若し、「原文の儘」、此れが正しいのじゃ.....とゆう事でしたら御許し下さひ。
失礼致しました。

回答No.2

organic33

Ａ：六は大に通じるから（似ているから）日本中に大郷町（村）が沢山存在しますが、かなりの町の語源が六の集落で村を構成しているから、と言う由来があります。

Ｂ：六は「南無阿弥陀仏」（６文字）に通じ、阿弥陀様で無い出来の悪いのが「ろくでなし」

お礼

有り難う御座居ます、お礼内容が同じで申し訳御座いませんが、御許し下さい。
私が求めた物に一番近しと思しき内容はANo.3さんの其れでしょうか。
でも、ANo.1&2さんも有難う御座居ました、又の機会に宜敷く御願い申し上げますね。

回答No.1

mrkato

Ｂ
ルックバイス
語源由来辞典、ろ＞「ロクデナシ」
http://gogen-allguide.com/ro/rokudenashi.html

中国語のロク＝陸（呉語）に基づき
「性格が曲がっている＝平ら、まっすぐでない」を指す

その音が先にあって、
「禄＝サラリー、給与」に関する言い回しのほうとは異なる
ｇｏｏ辞書（デジタル大辞泉よりＷｅｂ無料掲載）
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/236371/m0u/

Ａ
だから、口語として「ろくでなし」が民間に下りたときに
表意文字が書けない、「陸は平ら」が伴わないまま伝わって
かなで書くのも不明瞭なので一文字で書こうとして、
六で書いた刷り物＝雑誌出版物で寡占されてしまった。
原稿の筆書きですでに誤ったのか、版木に彫るのを配慮かは追えない。
禄は意味間違い（稼ぎにならない）も含めた使用

お礼

有り難う御座居ます、お礼内容が同じで申し訳御座いませんが、御許し下さい。
私が求めた物に一番近しと思しき内容はANo.3さんの其れでしょうか。
でも、ANo.1&2さんも有難う御座居ました、又の機会に宜敷く御願い申し上げますね。