韓国と断交→メリットとデメリットどちらが大きい？

質問

• 韓国との国交断絶のメリットとデメリットを考える
• 韓国との国交断絶の影響とダメージの予測
• 在日韓国人の強制送還による治安の向上を提案

回答No.14

issaku

国交というのは第一義として、戦争を回避するために行うものです。
だから、「戦争はしないけど国交は断絶したい」というのは「国は守りたいけど武装はしない」というのと同じくらい難易度が高い（現代のところは事実上不可能）です。

国交と友好は違います。
お互いが利害を主張する場を設定するのが国交です。これにまつわる友好的なイベントなどはほとんどが演出で、周辺国に対して「我々は多少の利害が対立したからといって即座に戦争を開始するような危険な関係ではない」という文明国としてのアナウンスであり、むしろ自他認める友好国同士は露骨なアピールをしません。
そして、それすら行わないのが断交です。
つまり、利害の対立があれば交渉せずに即実力行使に訴えるということ、個人で喩えれば「肩が当たれば即殴り合い」という関係、第三国の仲介がなければどちらかが降伏するか政府が消滅するまで戦争を継続するという関係です。
また、ほとんどの周辺国は断交した一方の国に肩入れをしません。一触即発の危険国と認知して距離を置くだけですし、いずれかの友好国も国交回復を努めて勧奨します。
多少の国際貢献度など、戦争当事国となった時点で帳消しです。

だから、どんなに嫌いな国でも、むしろ仲が悪い国同士ほど武力紛争回避のために国交が必要なのです。

戦争という究極のデメリットを回避するのが国交なのですから、戦争抜きでメリットとデメリットを比較しても意味がありません。
国際関係が国家運営に必要なかった鎖国時代とは違います。
現代において隣国との断交が是とされるのは、戦争状態であるか、戦争準備状態であるか、そのいずれかの場合だけです。
つまり、戦争がしたいとき、しなければならないときにするのが断交です。
まともな交渉すらせずに安易に断交カードを切るような国は、よほど戦争が好きなクレイジーな国だと世界から評価されることでしょう。

もし、嫌いな国だから断交したい、だから断交する場合の損得勘定を、などという考えだとすれば、それはあまりにも世界の現実を知らない、甘くて幼稚な考え方です。

このようなことを考える国民が多いとすれば、たしかに戦後日本の主権教育はおろそかであったというべきでしょう。

お礼

米ソの冷戦時代は国交はなきに等しく、一触即発だったけど戦争には
なりませんでしたよね？

例え国交が断絶しても即戦争には決してなりえません。
戦争するには相当の覚悟が必要です。断交と戦争とではデメリットの度合いが
違いすぎます。

そもそも、日本と北朝鮮は国交はないけど戦争には至っていませんよね？

＞嫌いな国だから断交したい、だから断交する場合の損得勘定を、などという考えだとすれば

ただ好き嫌いだけであれば、私は中国も大嫌いですが、中国とは断交すべきではないと
考えます。韓国のような小国に領土を侵害されて、大人の対応よろしく抗議だけで済ませる
のは、どうかと思います。

貴方の断交が戦争へ直結するような書きっぷりは、中東のような発展途上国ならともかく、
先進国の日本では極めてありえないと断じます。