• ベストアンサー

陰関数と偏微分

1)z^x=y^zで表される陰関数zx,zyを求める上でどうすればいいのか分かりません。 2)以前x^2+y^2+z^2+2x+2y+2z=0で表される陰関数のzxを求めなさいという問題での疑問を出したところz^2をxで偏微分したときに2・z・zx 、y^2をxで偏微分すると0になると返ってきたのですが、どうして0になるのでしょうか? 2y・yxとなるならわかるのですが。またz=の形にしてからという答えもあったのですが、それは(z+1)^2に平方完成してから√にしてやれって事でしょうか?答えがぜんぜんちがったものですから。 3)x^2+y^2+z^2=a^2,x^2+y^2=2ax で陰関数のdy/dx,dz/dxをもとめさせるもんだいがあったのですが、dy/dxをもとめるうえで、fyとfxをもとめたわけなんですが、後の式を使えばでますが、前の式は何に使うのでしょう。dz/dxをもとめるうえで、fz、fxを求めようとしたのですが、fz=2z fy=2yとやってはいけないのですか?しかも答えにはaがでてきました。

noname#6780
noname#6780

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.3

(1)では、偏微分zx, zyを求めろ、という注文から以下のことが推測できます: z(x,y)という関数を問題にしていて、xとyが独立変数である。そして、z(x,y)は z(x,y)^x = y^z(x,y) という式を満たす。正確に書けば z:X×Y→Z ∀x∀y((x∈X ∧ y∈Y) ⇒ z(x,y)^x = y^z(x,y)) ここにX,Yはzの定義域、Zは値域です。冪乗を使っているところを見ると X⊂C, Y⊂C, Z⊂C (Cは複素数(あるいは実数)の集合) ってことでしょうね。 zxてのは(∂z/∂x)のことですから、yを定数として上記の恒等式の両辺をxで微分してみれば良い。 冪乗の肩に乗ってる関数の微分をやるときに両辺の対数を取ってみるのは、「対数微分法」って言います。 (2)も、偏微分zxを求めろという注文から、以下のように考えられます: z(x,y)という関数を問題にしていて、xとyが独立変数である。そして、z(x,y)は x^2+y^2+z(x,y)^2+2x+2y+2z(x,y)=0 という式を満たす。正確に書けば z:X×Y→Z ∀x∀y((x∈X ∧ y∈Y) ⇒ x^2+y^2+z(x,y)^2+2x+2y+2z(x,y)=0 ) ってことでしょう。 で、yをxで偏微分するというのは「yを定数にして、yをxで微分する」ということであって、yは定数なんだから∂y/∂x=0です。 さて、∂z/∂xを計算するには、試しにとりあえず両辺をxで偏微分してみますと、 ∂(x^2)/∂x+∂(y^2)/∂x+∂(z(x,y)^2)/∂x+∂(2x)/∂x+∂(2y)/∂x+∂(2z(x,y))/∂x=∂0/∂x yを定数として計算するんですから、 ∂(y^2)/∂x=0 ∂(2y)/∂x=0 であり、 2x+2z(x,y)(∂z(x,y)/∂x)+2+2(∂z(x,y)/∂x)=0 ゆえに 2x+2(z(x,y)+1)(∂z(x,y)/∂x)+2=0 だから (z(x,y)+1)(∂z(x,y)/∂x)=-x-1 を得ます。つまり z(x,y)+1≠0の場合には∂z(x,y)/∂x=-(x+1)/(z(x,y)+1) です。 一方、この問題ではzを陽関数として表せます。すなわち z(x,y)^2+2z(x,y)+(x^2+y^2+2x+2y)=0 なんだから、 z(x,y)=-1±(1-(x^2+y^2+2x+2y))^(1/2) =-1±(3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2) である。これは z(x,y)=-1+(3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2) も z(x,y)=-1-(3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2) も元の恒等式を満たす、ということです。 すると z(x,y)=-1+(3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2) であるのなら、 ∂z(x,y)/∂x=-(x+1)/((3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2)) =-(x+1)/(z(x,y)+1) ですし、 z(x,y)=-1-(3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2) であるのなら、 ∂z(x,y)/∂x=(x+1)/((3-(x+1)^2-(y+1)^2)^(1/2)) =(x+1)/(-z(x,y)-1) =-(x+1)/(z(x,y)+1) というわけで、いずれにしても、先の結論と同じく z(x,y)+1≠0の場合には∂z(x,y)/∂x=-(x+1)/(z(x,y)+1) となります。 (3)はちょっと話が違うようです。 x^2+y^2+z^2=a^2 x^2+y^2=2ax 二つの式が連立されています。第一の式は、(x,y,z)が原点0、半径aの球面上に限定されている、ということを言っていますんで、微分を考える以上はa≠0でなくては意味がありません。(a=0なら、第一の式を満たす(x,y,z)は(x,y,z)=(0,0,0)の一点だけですから。) さて、二つの式はx^2+y^2の部分が同じですから、第二の式はa≠0として x=-(z^2)/(2a)+a/2 と書き換えられます。つまり第二の式は(x,z)が(z軸を対称軸とする)放物線であると言っています。第二の式にyが出てこないということは、(x,y,z)は放物線をy方向に捜引した雨樋みたいな形の面上にある。 それぞれの式が示す曲面が交わるところにできる曲線が(x,y,z)の集合という訳です。 (1)(2)では、x,yが好きな値を取ってよくて、どんな(x,y)についてもzが定義されました。つまり三次元のグラフとして描けば曲面である。それでzxやzyが考えられる。けれど、(3)では三次元空間中の曲線です。(x,y)が勝手な値を取ることは許されないので、yxやzxは意味を持ちません。 それで、今度は偏微分(∂y/∂x)ではなくて、dy/dxを計算します。zを消去した上でdy/dxを計算する。これは、上記の曲線をz=一定の平面に投影した2次元曲線についてdy/dxを計算するのと同じ事です。実際にzを消去してみると x=(x^2+y^2-a^2)/(2a)+a/2 です。 また、dz/dxを計算するとなりますと、今度はyを消去した上でdz/dxを計算する。これは、上記の曲線をy=一定の平面に投影した2次元曲線についてdz/dxを計算するのと同じ事です。実際にyを消去してみると z^2=a^2-2ax ですね。 なお、答にaが出てきたって全然おかしくはない。

その他の回答 (2)

  • wolv
  • ベストアンサー率37% (376/1001)
回答No.2

z^x=y^z の左辺の微分(偏微分)はわかりませんので、両辺のlogをとってみます。  x log z = z log y ・・・(*) xで偏微分すると、  1・log z + x・∂(log z)/∂z・∂z/∂x = log y ・∂z/∂x これを解くと、∂z/∂x が求まります。(たぶん。) (*)をyで偏微分すると、 x ∂(log z)/∂z・∂z/∂y = ∂z/∂y log y + z ∂(log y)/∂y これを解くと、∂z/∂y が求まります。(たぶん。) logの引数は、正でないといけないので、log をとるにあたって正・負の場合わけが必要かもしれません。

  • wolv
  • ベストアンサー率37% (376/1001)
回答No.1

x偏微分する、とは、x以外の独立変数が定数だと思って微分するようなものです。 y^2はxがないので、xで偏微分する際には定数扱いです。定数を微分すると0になります。 考える途中で 2y (∂y/∂x) としてもいいですが、x、yを独立変数として考えているときは、∂y/∂x =0なので、結局2y (∂y/∂x)も0になります。

noname#6780
質問者

補足

ではなぜzxが0にならないのですか?

関連するQ&A

  • 偏微分(2変数関数)再質問

    先日偏微分について質問したものです。先日は有難うございました。質問内容に誤りがあったので、再質問させてください。 g(x、y)=0(1)について、両辺をxで微分すると、合成関数の微分法より、gx+gyy‘=0 z=f(x、y)(2)の両辺をxで微分すると、dz/dx=fx+fy×(dy/dx)とあります。 (1)についても(2)についても2変数関数なのに、xで偏微分するのではなく、普通にxで微分できるのかがわからないです。また、どうして、(1)gx+gyy‘=0 や(2)dz/dx=fx+fy×(dy/dx)のようにxで微分したらなるのかがわかりません。 いちおう全微分まで、勉強したので、(2)についてはdz=fxdx+fydyをdxで割った形かなと思いましたがよくわかりません。どなたかわかる方教えてください。

  • 2変数関数の微分法

    g(x、y)=0について、両辺をxで微分すると、合成関数の微分法より、gx+fyy‘=0 z=f(x、y)の両辺をxで微分すると、dz/dx=fx+fy×(dy/dx)とあるのですが、どうしてこうなるのかがわかりません。教えてください。

  • 陰関数とは?

    x^2+y^2+z^2+2x+2y+2z=0で表される陰関数のzxを求めなさいという問題についてですが、zがあるのでなんだか分かりません。陰関数の定義が、-fx/fyとばっかり思ってました。

  • 偏微分、合成関数の微分法

    数学を進めているのですが、偏微分が絡んだ合成関数の微分法がわかりません。 大学数学のテキストは高校のと比べて、読み進めずらいです。助けてください。 (質問本文) 「」は私の理解の仕方と思ってください。まず、公式の理解から私の偏微分の考え方は正しいでしょうか? (1)関数z=f(x、y)にさらにx=x(t)、y=y(t)という関係がある時、「実質1変数で」、dz/dt=(∂z/∂x)×(dx/dt)+(∂z/∂x)×(dx/dt)(「それぞれxとyでzを偏微分して、x、yを今度は1変数なので、微分する」) (2)関数z=f(x、y)にさらにx=x(u,v)、y=y(u,v)という関係がある時,今度は変数が2つuとvがあるので、「どちらか片方で微分して」、∂z/∂u=(∂z/∂x)(∂x/∂u)+(∂z/∂y)(∂z/∂u)(「それぞれ片方の変数x、yでzを微分して(偏微分)さらに、そのx、yを関係式があるuで片方を選んで、uで偏微分する」) 次に、教科書の文章で、f(x、y)=0によって、xの陰関数y=f(x)が定められているとき、y‘=-Fx/Fyをxで微分すると、(dFx/dx)=Fxx+Fyy×dy/dx,dFx/dx=Fyx+Fyy×dy/dx(★)とあるのですが、★の微分はどのように考えて実行しているのでしょうか?(上の教科書の公式では全く上手くいきません)

  • 陰関数の微分法

    陰関数の微分法 方程式(x^2/4)ー(y^2/9)=1で定められるxの関数yについてdy/dx、d^2y/dx^2をxとyで表せ。 (解答) (1)(x^2/4)ー(y^2/9)=1の両辺をxについて微分すると、 2x/4-2y/9×(dy/dx)=0 y≠0のときdy/dx=9x/4y (2)d^2y/dx^2=9/4×{(1×y-xy´)/y^2} (2)についてxを定数として扱ってはならないのはyはxの関数だからと書かれているのですが、 このようにyを定数として扱ってはならないものの例がほかにあれば教えてください。 初心者なので他の例(陰関数の微分法以外の例)を知りません。

  • 陰関数の極値を求める方法について。

    ある問題で、 (x^2+y^2)^2 = a~2(x^2-y^2) のとき、yをxの関数とみて極値を求めよ。x>0とする。 という問題があるのですが、陰関数f(x,y)=0のとき、yをxの関数とみて極値を求める方法として、 1). f(x,y)=0かつfx(x,y)=0を満たすx,yを求める。 2). 1)の解(x,y)=(x0,y0)について   fxx/fy > 0 → y=y0は極大値… という手順を踏むのですが、なぜ1)でfx=0を求めるのでしょうか? 陰関数といっても、普通にyはxの関数としてみるのならば、dy/dx=0を求めればいいような気がするのですが…。その次は、なぜ、d^2y/dx^2を求めるのでしょうか?こっちは、普通に2階微分してるのが、よく分かりません。 かなり頭がこんがらがっている気がします。よろしくお願いします。

  • 多変数の陰関数定理について

    こんにちは。f(x,y,z)=0,g(x,y,z)=0という2つの方程式であらわされる曲面で、y=φ1(x),z=φ2(x),という陰関数がある点の近傍において存在するためには、その点でfy×gz-fz×gy=/=0( fyはfをyで偏微分という意味で=/=0は0でないという意味です。)が成り立たなければならないのはなぜですか?おしへてください。    

  • 合成関数の微分

    z=f(x、y) u=x+y v=x-yのとき、Z[u]、Z[v]をf[x]、f[y]を用いて表せっていう問題です。 z[u]=(dz/dx)(dx/du)+(dz/dy)(dy/du) x=u+v/2 だからdx/du=1/2 y=u=v/2 だからdy/du=1/2 よってz[u]=dz/dx(1/2)+dz/dy(1/2)      =1/2f[x]+1/2f[y] あってますか??答えは一致したんですけど、dz/dxをf[x]、dz/dyをf[y]にしてもいいんでしょうか?? 間違ってたら教えてください!!!

  • 陰関数についての計算

    陰関数:f(x,y) = x^2 + xy + y^2 - 36 = 0 があって、 導関数:dy/dxを求める問題なのですが、 途中でつまづいてしまっているので質問させていただきます。 計算途中で2変数関数 の全微分df (x, y)を求め、それぞれdxとdyについてまとめることが小問としてあるのですが、dxとdyについてまとめろとはどういう計算をすれば求まるのでしょうか? 全微分はdf = (2x+y)dx + (x+2y)dyとなりここから どのように展開すればdxとdyについてまとめたことになるのでしょうか? 書籍では、全微分を求めた後、df=0として全微分を展開していき、 dy/dxを求めていて、途中でdx、dyについてまとめる過程は出てきていないので、書籍を参考にできずOKwaveで質問させていただきます。 よろしくお願いします。

  • 陰関数の微分について

    陰関数の微分についてよくわからないところがあるので質問します。 R^2の開集合U上で陰関数f(x,y)=0 (f:R^2→RでfはU上C^1級)が与えられているとする。 両辺の微分を取ると、(∂f/∂x)dx+(∂f/∂y)dy=0となる。という記述がありますが、いまいち理解できません。なぜなら、f(x,y)はU上定義されている関数で微分を取ることはわかりますが、右辺の0はここでは U上恒等的に0、すなわち関数として0という意味ではないので, 右辺の微分を取って等式とするのは変だと思ったからです。 ここを納得するにはどう考えればよいのでしょうか。