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【古文】 「ずなり」の「なり」ってなんでしょうか?

kimosabeの回答

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  • kimosabe
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回答No.4

ラ行四段動詞の連用形です。だからこそ、下に丁寧の補助動詞「侍り」を付けることができるわけです。 格助詞「に」+「なら・なり・なる・なる・なれ・なれ」 格助詞「と」+「なら・なり・なる・なる・なれ・なれ」 形容詞本活用連用形+「なら・なり・なる・なる・なれ・なれ」 ナリ活用形容動詞連用形(「~に」)+「なら・なり・なる・なる・なれ・・なれ」 タリ活用形容動詞連用形(「~と」)+「なら・なり・なる・なる・なれ・なれ」 打消の助動詞「ず」の連用形(~ず}+「なら・なり・なる・なる・なれ・なれ」 上記の場合の「なら・なり・なる・なる・なれ・なれ」は、ラ行四段動詞「成る」の各活用形と覚えておくと便利です。 ご質問の「え答へずなり侍りつ。」は、「答えることができなくなってしまいました」とでも現代語訳できるところです。 ちなみに、助動詞「ず」+伝聞推定の助動詞「なり」の組み合わせは、  「~ざんなり」 または、  「~ざなり」 の形をとります。

heygibson
質問者

お礼

動詞の「なり」を完全に見落としていました! わかりやすい解説までつけていただき、ありがとうございました!

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