高校化学の気体の分圧や物質量に関する問題

このQ&Aのポイント
  • 温度と容器の関係において、気体Aと水の溶液中での気体Aの物質量を求める問題です。
  • 気体Aの分圧を様々な変数を用いて表す問題です。
  • 気体Aの分圧を物質量とモル濃度を含まない式で表す問題です。
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高校化学の気体の分圧や物質量に関してです。

I 次の文章を読み、問1~問4に答えよ。ただし、気体Aと気体Bはそれぞれ異なり、いずれも理想   気体としてふるまうものとする。  温度T[K]で、物質量x(mol)の気体Aと水の入った体積V1(L)の容器1と、気体Bが入った体積V2  (L)の容器2を図のようにバルブを閉めた状態でつないだ。平衡状態で水の体積はv(L)であった。 このとき、水に溶けている気体Aのモル濃度m(mol/L)は、気相における気体Aの分圧Pa(Pa)と、 定数Ka[mol/(Pa• L)]を用いて式(1)のように表されるとする。       m=KaPa (1)  問1 溶液中に溶けている気体Aの物質量x’(mol)を、Pa, v, Kaを用いて表せ。  問2 Paをx , x’, v , T , V1 および気体定数 R[(Pa• L)/(K• mol)] を用いて表せ。  問3 Paをx’, m を含まない式で表せ。  問4 バルブを開放して平衡状態に達したとき、気体Aの分圧Pa(Pa)は、開放前と比べ1/2であっ     た。 V2をV1, v, Ka, R, T を用いて表せ。 ただし、気体A とBは反応せず、バルブの体積は無     視でき、水の体積は変化しないものとする。また、気体Bが水に溶解しても式(1)が成り立つも     のとせよ。

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  • gohtraw
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回答No.1

(1)  水溶液中のAの濃度(mol/L)がKaPaで与えられるので、これに溶液の体積をかけるとAの物質量がでます。x’=vKaPaですね。 (2)  水にとけていないAについては気体の状態方程式が成り立つので Pa(V1-v)=(x-x’)RT これをPaについて解いてください。 (3) (2)の式のx’に(1)の結果を代入すると Pa(V1-v)=(x-vKaPa)RT Pa(V1-v+vKaRT)=xRT あとはPaについて解くだけです。 (4) Aの分圧が半分になるので、水溶液中に溶けているAの物質量はvKaPa/2です。したがって水溶液に溶けていないAの物質量はx-vKaPa/2です。また、気相全体の体積はV1+V2-vなので、Aについての状態方程式は Pa(V1+V2-v)/2=(x-vKaPa/2)RT V1+V2-v=(2x-vKaPa)RT/Pa V2=(2x-vKaPa)RT/PaーV1+v これに(3)の結果を代入して式を整理すれば宜しかろうと。

gestapoone
質問者

お礼

どうもありがとうございました。おかげで助かりました。 これは北海道大学の過去の問題ですが悪戦苦闘していました。

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  • KURUMITO
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回答No.2

問1について x' = m v = Ka Pa v 問2について Pa V1 = ( x - x' ) R T ですから Pa = ( x - x' ) R T / V1 問3について 問1の解を問2の解に代入すると Pa = ( x - Ka Pa v ) R T / V1 Pa V1 = x R T - Ka Pa v R T Pa ( V1 + Ka v R T ) = x R T Pa = x R T / ( V1 + Ka v R T ) 問4について V1 + V2 になったとき Pa は2分の1になったのですから Pa/2 = x R T / (V1 +V2 + Ka v R T) Pa = 2 x R T / ( V1 + V2 + Ka v R T ) 問3の解を代入すれば x R T / ( V1 + Ka v RT ) = 2 x R T / ( V1 + V2 + Ka v RT ) 1 / ( V1 + Ka v RT ) = 2 / ( V1 + V2 + Ka v R T ) V1 + V2 + Ka v R T = 2V1 + 2Ka v R T V2 = V1 + Ka v R T

gestapoone
質問者

お礼

どうもありがとうございました。おかげで助かりました。 これは北海道大学の過去の問題ですが悪戦苦闘していました。

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