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長文の分析3
日本語を勉強中の中国人です。下記の文が長すぎて意味がよく理解できません。分解して構造を説明していただけないでしょうか。 「多くの建築学者や歴史家が、国際的な機関に対して、保存と修復のための援助を求めて活動しているのも、この都市が単にイタリアだけのものでなく、さらにはイタリアの一都市の価値をはるかに越えた、かけがえのない独特なそして徹底した人工環境であることを、ここを訪れたすべての人びとが理解してしまうからではないだろうか。」 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- awayuki_cn
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質問者が選んだベストアンサー
今回の長文は今までの中で一番整っている文だと思います。一番簡単であるのは間違いありません。構造と呼ぶほど大層なのものは何もありません。 「建築学者や歴史家が、保存と修復のための援助を求めて活動しているのも、ここを訪れた全ての人びとが(その都市は世界的な遺産である事を)理解してしまうからではないだろうか。」 という趣旨の文です。人工環境であることを理解してしまうから、維持する為には、自然に任せることなく、人が活動しなければならないのです。 論理としては不自然な文です。観光客でさえ理解してしまうから、建築学者は活動しているという論理です。この文は都市の景観保存活動の背景を語っているだけなので、建築学者がそうする理由の説明になっていません。 観光客でさえ保存活動の必要性を理解しているから建築学者が国際機関に働きかけるのだ、という事以外何も説明されていません。この長文からこれ以上の説明を回答するのは想像になってしまうので出来ません。 建築学者の活動動機が結局はっきりしない文です。その動機を知らない作者が説明の真似事をした証拠です。あるいは、説明できていないのに説明した気になっているのです。好意的に読解すればそこまで説明しなくても伝わったはずだ、という作文なのでしょう。 日本語としてダメというよりもこの作者の論理が全然ダメなのです。論理がダメな人の文は文としてもダメである相関性が見られます。 話は変わります。質問者さんのプレゼント開封に関する、以前のご質問で、私はお礼を要求するような文面の回答をしましたが、「(笑)」が示すように「冗談」ですので、淡雪さんがご負担に感じられる事はありません。 日本人は世界で一番冗談好きの民族かもしれません。外人はマジに受けとめる人が多いです。私はそういう外人の直線的な態度は、風流ではないが、真剣さを感じて好ましく思っています。日本人は、言葉だけ見ると実にいい加減ですから、日本語の文の論理構造に囚われ過ぎない方がいいと思います。大層な表現をすれば、どういう趣旨かどんな人物かを言外に洞察するのです。普段、日本人は適当に言葉を交換して勘を働かせています。日本語は論理的ではありません。日本人の関心が別のところにあるからです。 ご質問をされるのは結構ですが、自由主義世界には著作権・知的所有権という財産権があります。長文でも短文でも他人の文を引用をする時は、最低でも、著者名と書名を明示しなければいけませんよ。 私の回答文に不自然な日本語があると思いますが、どうか見逃してやって下さい。実は言葉遣いに五月蝿い日本人が大嫌いなのです。
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- thegenus
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悪文を出来るだけ変えないように最小限の編集をしてみます。 『多くの建築学者や歴史家が、保存と修復のための援助を国際的な機関に求める活動をしています。 この都市を訪れたすべての人びとが、イタリアの一都市の価値をはるかに越えた、かけがえのない独特な都市である事、そして徹底した人工環境である事を、認識するに至るのであれば、専門家ものんびりはしていられないでしょう』 原文はそもそも悪文なのですが、機械的に指摘できる問題点としては、次の部分が重複的な表現になっています。 >「この都市が単にイタリアだけのものでなく、さらにはイタリアの一都市の価値をはるかに越えた、」 もとより説明文としての価値はなく、中身のない事を盛り上げようとしている拙い作文です。理由を説明せずに、疑問形で終わっていますから、この盛り上がりに共感するかしないか程度の文として解釈してやる以外に救いようがありません。 この手のナンセンスな説得文は日本社会のいたるところで見られます。日本人が好きな、気分のやり取りに過ぎません。 ですから論理的な中国人?の質問者さんには二重に判りにくい日本語になると思います。 機械翻訳された文に似ていますが、原文のままの日本語なのでしょうか。
お礼
再びありがとうございます。日本人著の本を読んでおります。大変助かりました。本当にありがとうございました。
- kentaulus
- ベストアンサー率60% (1064/1746)
淡雪さん、こんにちは。 この文章の構造は、2つの文章を1つに接続したもので、 日本の国語授業では悪い文として教えられます。 ですので、淡雪さんは真似ないようにしてくださいね。 (ただし、日本語文の読解力、理解力を判定するために、 国語試験などでは多用されます。 読解力は高校レベルです。) この文章は、 文章Aの前半部分 + 文章B + 文章Aの後半部分 で書かれています。 文章Aの前半部分 多くの建築学者や歴史家が、国際的な機関に対して、 保存と修復のための援助を求めて活動しているのは、 文章B この都市が単にイタリアだけのものでなく、 さらにはイタリアの一都市の価値をはるかに越えた、 かけがえのない独特なそして徹底した人工環境である 文章Aの後半部分 この都市が人工環境であることを、 ここを訪れたすべての人びとが理解してしまうからではないだろうか。 ですので文章Aの全文は、 多くの建築学者や歴史家が国際的な機関に対して、 保存と修復のための援助を求めて活動しているのは、 この都市が人工環境であることを、 ここを訪れた全ての人びとが理解してしまうからではないだろうか。 と、なります、 でも、まだ文章の意味が不明瞭ですよね。 文章Aを整理、要約すると、 多くの建築学者や歴史家が国際的機関に援助を求めているのは、 この都市が人工環境であることを観光客が理解してしまうからだ と私は(著者は)思う。 [ なぜなら(その理由は)、人工環境の都市は老朽化が早く保存と修復が必要だからだ。] 文章Bを整理、要約すると、 イタリアに有るこの都市は、一都市の価値をはるかに越えた、 (世界的歴史遺産・世界的文化遺産として)特別な人工環境の都市である。 ----------------------------------------------------------- 私が同じ意味の文章を書くなら以下のようにします。 イタリアに有るこの都市は、一都市の価値をはるかに越え、 世界的歴史遺産・世界的文化遺産として特別な人工環境の都市である。 (故に、) 私を含めた全ての人たちが、 人工環境の都市は老朽化が早く保存と修復が必要なため、 多くの建築学者や歴史家が国際的機関に援助を求めていることを理解するだろう。 どうでしょうか? 理解できましたか? では、また。再見。
お礼
kentaulusさん、こんにちは。ご丁寧に教えていただきありがとうございます。よくわかりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
1. この文の骨格は、 「多くの建築学者や歴史家が、国際的な機関に対して、保存と修復のための援助を求めて活動しているのも、この都市が【】人工環境であることを、ここを訪れたすべての人びとが理解してしまうからではないだろうか。」 です。 「保存と修復のための援助を求めて活動しているのも」の「のも」と、 「ここを訪れたすべての人びとが理解してしまうからではないだろうか。」の「から」は、対応しています。 「○○のも、~から」は、 「○○という結果になるのも当然で、(なぜかというと)~という理由があるからだ」という意味です。 「お腹が痛くなるのも、一度に5個もケーキを食べたからだと思う」 「成績があがったのも、毎日夜遅くまで勉強したからだろう」 のように使います。 原文の場合は、 「多くの建築学者や歴史家が、国際的な機関に対して、保存と修復のための援助を求めて活動するという結果になっているのは当然で、 (なぜかというと)この都市が【】人工環境であることを、ここを訪れたすべての人びとが理解してしまう(という理由)からではないだろうか。」 という意味になります。 まず、この骨格を把握されると意味はわかりやすくなるでしょう。 2. 中間の【単にイタリアだけのものでなく、さらにはイタリアの一都市の価値をはるかに越えた、かけがえのない独特なそして徹底した】はすべて「人口環境」の説明になっています。 ・単にイタリアだけのものでない人口環境 ・さらにはイタリアの一都市の価値をはるかに越えた人口環境 ・かけがえのない独特なそして徹底した人口環境 をまとめた表現です。 ご質問文の日本語に問題はありません。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。理解できるようになりました。本当にありがとうございました。
- 徳島 太郎(@oyajitokushima)
- ベストアンサー率9% (8/85)
日本人としても理解できません。 文章が悪いです。 こんな文を理解しない方がいいですよ。 例題が、悪すぎます。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。この文は読まなければならないので、意味が知りたいです。ありがとうございました。
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ご親切に教えていただきありがとうございます。ご意見は大変参考になりました。申し訳ありませんが、事情があり、著者名と書名を明示することができません。これから引用文を最小限に留めることに留意いたします。本当にありがとうございました。