セックスしたくないから離婚したい 〜夫との関係に悩む妻〜

質問

• セックスしたくない理由や夫婦の関係について悩んでいる妻の話です。
• 夫婦共に30代半ばで、娘二人をもつ4人暮らしです。
• セックスに興味を持てず、眠気や夫の言動にも嫌気がさしているようです。離婚を考えている妻の相談です。

回答No.20

Kowalski_Japan

>セックスだけが愛情表現ではないと思っていますが、男性はセックスが最大の愛情表現なんですね。

それは違います。
男性に取って愛情表現の場合も有りますが、基本的には愛情と関係ないです。
お腹が空いたら何か食べたくなるのは当然では無いでしょうか。
それと同じで、目の前に魅力的な女性が居てOKが出れば、例え名前すら知らなくても「いただきまーす」となってしまうのです。
これが大方の男性と女性の違いです。
ですから貴女の場合、御主人に食べさせていない状態と、ほぼ同じなのです。

法律では夫婦のことを次のように規定しています。
「夫婦は性生活を基本とし、同一の家計を営み・・・・・」。
つまり下世話に言ってしまえば、「セックスをしないなら夫婦としては認めないよ」と言っているわけです。

体の具合が悪くて出来ないというような正当な事由の無い限り、セックス拒否は離婚の正当な事由になります。
貴女の場合は、自分から離婚したいとのことですが、有責配偶者からの離婚の請求は法的には無理が有りますね。
しかし、無理が有ると言っても裁判を起こすことは出来ます。
夫が不倫相手と同居して、夫婦としては２０年も別居していた場合ですが、有責配偶者の夫からの離婚請求が裁判で認められました。
２０年も別居したという事実が、「もはや夫婦としての実体をなしていない」と判断されたからですが、もちろん夫は多大な慰謝料、その他を払いました。

貴女の場合は別居すらしていないわけですから、貴女から離婚を求めるには御主人の同意が必要だと思います。
その際に、貴女のした約束が空手形になると御主人は大変な目に遭いますので、御主人に取っては、それが不安で同意できないでしょう。
そこで、調停を求めると良いと思います。

家庭裁判所で行われますが、裁判ではなく、話し合いの場です。費用は非常に安く済みます。
調停委員を交えての話し合いの場ですが、地域によっては裁判官も同席します。
この調停で合意に達した事項は、裁判の確定判決と同じ効力を持つので御主人も安心でしょう。

まず、貴女から条件を提示してください。
1、離婚に際して慰謝料を払うこと(★貴女が御主人に払うのです)。
2、子供は貴女が養育し、養育費を御主人に求めない。
3、御主人の年金の分割を求めない。
4、婚姻中に出来た財産の分与を求めない。

この条件なら御主人が同意する可能性が有ると思います。
はっきり言うと貴女は、シングルマザー(未婚の母)と似たような環境になるわけです。
それでも「バツ有りマザー」としての法的な支援は有りますから、シングルマザーほどの不利は無いものと思われます。

　話しは変わりますが、貴女がセックスを嫌がらなければ全てが解決すると思われます。
そのような方向で考えましょう。「マグロ」と呼ばれる女性が居ます。
全裸になってドタッと横たわるだけで、ほとんどリアクションが無い女性のことです。
語源は定かではないのですが、魚河岸に並べられている冷凍マグロの様から来ているらしいです。

男が勝手に女性の全身を触ったり舐めたりキスをしたりして、その後挿入して射精すると云う一方的なセックスで、まるでダッチワイフの代わりを人間の女性が務めるみたいな、そんな感じです。
私も２・３度、マグロの女性に当たってしまったことが有りますが、これはこれで味が有って良いと思いました。
もちろん夫婦でしたら、いつもいつもマグロでは精神的に満足しませんが、無いよりはずうっと益しです。
貴女は御主人に話して、マグロでも良いでしょうかと理解と許しを得たら良いかと思います。
もちろん濡れませんからローションを使用するなどの工夫も必要かと思います。

母親になったから性欲が無くなると云う事例は有るようですが、一種の心の病気ですね。
大きな声では言えないのですが、友人が人妻専門で、５年間の不倫が、不倫相手の御主人にばれて裁判で５００万円の判決を受けてしまいました。
それは、今どうでも良いのですが、この友人が産後１週間ぐらいの人妻とやったことが有るそうです(両者共にとんでもない人ですね)。
出産した直後は、膣が緩んでいるから楽だと思ったら逆で、とても痛がったそうです。
医学的にも出産後は痛がる女性が多くて、それがきっかけでセックス拒否になる事例が多いようです。
そして、その人妻ですが、「痛い、痛い」と言いながらも「もっと、もっと」なのだそうで、性欲は十分以上に有ったそうです。
妊娠後期にセックスが出来なかったから性欲が貯まっていたそうです。
タバコが好きな人が悪性の風邪を引いて一服しただけでも大変に辛いのに、それでもタバコを吸ってしまう・・ことに良く似ていると思います。

さて私も心の病気にかかったことが２度ほど有ります。３５歳ぐらいのときでした。
いつもは会社の帰りに家の近所のコンビニに寄って、弁当などを買うついでにエッチな雑誌を立ち読みしていたのですが、あるとき、ふと気づいて、「そう言えば、この３ヶ月ぐらい全然エッチな雑誌を見ていない」と思ったのです。
試しに意識的に見てみたのですが、何も感じませんでした。
エッチな写真を見ても、「肌が綺麗だな」とか「プロポーションが美しい」と云うような、芸術作品を見ているような感慨は有りましたが、ただそれだけでした。
こんな状態が更に３ヶ月ほど続いた頃に、在日韓国人の不良グループに襲われて喧嘩になり、多勢に無勢でボコボコにやられてしまいました。
脳挫傷、顎関節骨折、腎臓と肝臓破裂で瀕死の重傷を負い救急車で病院に運ばれて、医師の第一声が「一歩間違えれば死ぬところだった」です。

ところが、その後の精密検査の結果、「極めて重度の脱水症状で危険な状態」と云うことが分りました。
これは、不良グループとは何も関係ないです。
思い返してみると、半年ぐらい前から、一日にお茶を一杯飲む程度で水気は満足していて、トイレに入ってもオシッコが、チョロッと１０ｃｃ程度出て終わりでした。
しかし気にならなかったのです。もし不良グループと喧嘩しなければ脱水症状で死んでいたはずなのです。
もちろん怪我の治療と共に脱水症状の治療もされました。
そして退院する頃には、エッチな雑誌を見ると興奮するようになっていました。

次に起きたのは、１０年後ぐらいです。
野菜をほとんど食べなくなり、栄養失調になり、そのせいで性欲が完全に無くなりました。
これも、野菜を努めて多食することで治りました。

どうですか。性欲は食欲と並んで、人間の本来持つ欲求です。
食欲不振が昂じて拒食症になれば、もうれっきとした病気として認識されますが、拒食症の手前ですと未だ認識されないことが多いです。
性欲不振も病気の一種だと思います。
原因は様々でしょうから病院に行っても「原因不明」とされてしまうかもしれませんが、「心療内科」などを受診してみてはどうでしょうか。

貴女の性欲不振が治れば、夫婦の仲も円満になり、お子さんから父親を奪うことも無く、全ての歯車が上手く回るようになると思うのですが、どうでしょう。
長くなりましたが、どうぞ御自愛ください。

お礼

丁寧にご回答いただきありがとうございました。
御礼がおそくなり申し訳ありません。
男性からのご意見もとても参考になります。

私のセックスに対する関心が戻ればみんなが幸せになる・・
その通りですね。
その関心をどうにか戻したいのですが。

性欲がなくなるのは一種の心の病・・そうかもしれません。
もしくはただ今は子育てモードになっているのか。

いずれにしても今すぐに離婚を口にする必要はないかなと思いました。

こちらに相談させていただき、皆さまから様々なご意見を聞くことができて良かったです。
思いつめて離婚を言い出すところでした。

自分の気持ちもだいぶ落ち着いてきましたので締め切らせていただこうと思います。
ご意見をくださった皆様、本当にありがとうございました。
家族のために頑張ります☆