• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:環境放射線と福島第一からの放射性物質)

福島第一からの放射性物質が地球環境に与える影響は?

Postizosの回答

  • ベストアンサー
  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.7

海水の総量、検索ですぐわかると思いますが念のためこちらです。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&site=&q=%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E3%80%80%E3%80%80%E7%B7%8F%E9%87%8F&oq=%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E3%80%80%E3%80%80%E7%B7%8F%E9%87%8F&aq=f&aqi=g1&aql=&gs_sm=e&gs_upl=8619l22890l0l23582l26l24l1l0l0l0l254l2873l9.13.1l23l0 今回溶けてしまっておそらくどこか下の方に溜まっているであろう以前燃料棒だったものなどの放射性物質の量はこういう推測が出ています。 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6341 この石川先生というのはごりごりの推進派で有名な方ですので少なめに見積もっている可能性がありますが。 1キューリーは3.7×10の10乗ベクレル。 いくら海水が大量でもこんな量を捨てたらバックグラウンドが変わってしまいますね。計算してみてください。これまでの原水爆での放出とは桁が違います。(原水爆実験が盛んに行われていた頃の降下物を含む地層というのは遠い将来もし地球上に観測をする知的生命体がいるとしたらはっきりわかる指標となるものですが。) http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kid/safety/csproduc.htm なお、核実験と乳幼児の死亡率について疫学的に研究した「数字」がありますのでご参考に。 http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/ 「低線量被曝にはしきい値が無い」という研究結果が出ています。 http://www.cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=3 数値で出ておりますので紹介しておきます。 どういう影響が出るか、これまでの地球の地学的な歴史では例が無いので正確なところは誰にもわからないでしょう。でも日本がそういう取り返しのつかない実験台に世界を使用していいと考える人が世界にどれだけいることでしょうか。 いろいろの国際的な取り決めからも脱退しなくてはならなくなります。 またそのようなことをする国が放射性物質を大量に保有を続けると表明したら世界はどのような対応をとると思われますか? せっせと薄めた液をどうやって世界にばらまくのでしょう。福島現地から何百年も流していれば世界に同じ濃度で平均化して行くなどという事はありえないのは自明です。全世界分のタンカーでの計算の一例を前の回答に書きました。あれでも「これまでに流してしまった分をもし薄めたら」という計算です。 海洋投棄などという計画は全く実現性が無いものと思って良いでしょう。 「子孫のために」という発想でしたら少なくとも全く無害であるか(残念ながらそうではない)、消滅させることが可能な技術があるかがまず第一ではないでしょうか。「たぶん大丈夫であろう」とかいう主観的な推測で不可逆的な人体実験を一国が全地球的なレベルで行う権利はないように思います。実際大丈夫ではないという研究結果が出ています。 幸い今回大気に放出されている放射性物質はセシウム137と134がほとんどなので、134で20年、137でも300年ほどすれば1/1000ぐらいになるはずですから、セシウムに関しては高い場所に近づかないようにしていれば地球や生物種の歴史の中ではそう長い間といえないうちに影響が弱まるのです。だから作業者の危険をおかしてまで無理な作業をするのは現実的選択ではないと思われます。(今元原子炉だったあたりで水漬けになっている物の中にはセシウム以外のものがたくさんあります。はるかに長期のもの、人類《百万歳》から見れば永久といっても良いものがありますのでこれは閉じこめておくしかないでしょう。) 石油ストーブを例としてあげていらっしゃいますが、石油ストーブが正常に燃えていればCO一酸化炭素は出ません(出たら中毒してしまいます)。CO2二酸化炭素が出ます。これを自然界に放出してもある量まではバランスが取れているのは植物が光合成によって炭素を取り込んで酸素を出すからです。日光がありCO2が増えれば植物も繁茂します。ところが放射性物質は自然界の中でそのように分解してくれるメカニズムが無いのです。このことが決定的なのです。半減期に頼る他は出すだけ増え続けて行くのです。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

Wikipediaのリンクありがとうございます。 海水の総量が349.9百万立方Kmですね。 国際的な原発からの排出限度90ベクレル/lまで薄めるには52兆l=520億立方m(トン)が必要とのことですから、単位を立方Kmにあわせると、52,000立方Kmでしょうか。 海水総量を分母、必要な海水量を分子にすると、52,000/349,900,000ですか。 約0.00015、すなわち海水全体の0.015%程の水で希釈すると国際的な原発からの排出限度90ベクレル/lまで薄まるわけですね。 海水量の一万分の1.5ですか。 以前は漠然と海水の百分の一でも足りないぐらいぐらいかと想像してましたが、お蔭さまで、はるかにインパクトが少ないことが分かりました。 やはり、科学的なアプローチというか、数値化してみるのは重要ですね。 どうもありがとうございました。

関連するQ&A

  • 2.4 mSv の自然放射線ってのが分かりません

    wikiに 1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線の世界平均… 2.4mSv(宇宙0.4、大地0.5、ラドン1.2、食物0.3の合計) 1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均… 1.5mSv ってのがあるのですが 新聞なんかに日本各地の放射線量出てますけど だいたい0.05マイクロシーベルト/時ぐらいです これは0.4msv/年ぐらいですけど、この0.4は何に当たるのでしょうか? 大地+ラドン(空気中のってことだろうか?)にあたるのでしょうか?

  • 放射線でよく意見がわかれているのを見ます。

    自然放射線において微量でも害であるか否かと高自然放射線地域の害の賛否もあり、人工と自然放射性核種でも意見が割れていますね。 原発に反対だとヨウ素やストロンチウムなど、人体は自然にある放射性がなく体に必要なそれらを選ばないで蓄積するというものがほとんどで、原発側は自然と人工のものは違わない、自然にも放射線がある、自然放射性物質でも大量に摂ると危険、などという説明が大多数です。 また原発側は、炭素14やカリウム40、トリチウムなどは自然にもあり体内に蓄積するものではなく迅速に体外へ排泄するものだとあるのですが、(人工放射性である)ヨウ素やストロンチウムになると、自然放射線の何十万分の一であるとなって、蓄積の是非ではなく数値の問題にかわり、無害ですという言い方になっているため、それを我々一般人が見ると、ああ無害レベルであっても蓄積はあるのだな、と思う事もできます。 そこで、人工の放射性物質であるヨウ素は甲状腺などに蓄積するというHPが多いのですが、事実はどうなのかという疑問。 結論ですが、自然レベルの放射性物質では人体に蓄積はないのであれば、一番低い神奈川県産の物でも西日本の花崗岩地域産、ラドン温泉卵や温泉水などを摂っても不安はないが、出来るだけ低い地域産の物を選ぶ必要があるのか。排泄するから関係ないのか。 また、人工レベルの放射性物質では、人体に蓄積があるのであれば、(半減期が何千万年も先の核種など死ぬまで体内にあるのかと一般人が見たら単に恐怖だが半減期が長くても体外に出せるものであれば不安はない。)原発(事故などない平常時)地域産ものは避けるべきか。 専門で一般レベルの気持ちもわかる方に聞けたら幸いです。

  • 放射性物質と半減期と放射線量

    セシウム134は半減期2年  カリウム40は 半減期12億年  なので 同じ放射線量でも、セシウムの方が影響は大きい と主張している方がいます (両方が同じ100ベクレルでもセシウム134の方が生体に与える影響が大きい) この主張に非常なる疑問を感じているのですが、ご存知の方は教えてください 核種による放射線の特性とそれによる生体への影響の違いは、とりあえず無視するとして(この前提についても教えてください) 例えば 同じ500ベクレルなら、影響は同じだと思うのですがこのことについて 同じ放射線量を発生するのに、半減期の長い物質の方が半減期の短い物質より(その瞬間には)多量に存在しているだけのことだと思います、このことについて (同じ放射線量を発生している場合、カリウム40はセシウム134の12億/2倍存在している) よろしくお願いします

  • 放射能物質を無害なものに変える

    福祉原発の事故で放射能物質による汚染が激しいのですが、放射能物質を例えば何らかの化学変化によって無害なものに変える研究というのはなされているのですか?

  • 放射性物質はセシウム137だけじゃないでしょう

    原発事故以来セシウム137やストロンチウム90などの放射線が問題になっていますが、放射性物質はそれだけではないでしょう。他の物質は問題にならないのでしょうか。 ウランの核分裂によってセシウム137が出来たと言うことは、それと等量のルビジウムが出来たはずですよね。どうしてそれは問題にならないのでしょうか。 またストロンチウム90が出来たと言うことはそれと等量のキセノンが出来たはずじゃないのかな。 そのほかいろいろな物質が出来たはずなのにどうして問題にならないのかな? いずれも強烈な放射能を持っているのではないかと思うんですが……。 半減期が短いからかな?半減期数秒とか。 どなたか教えてください。

  • 放射能、放射性物質が半減するときに何が起きている?

    原発から出た放射性物質の半減期という言い方を良く聞きます。 そもそも半減期とはおよそ下記のページで理解できました。 半減期とは、放射性物質が放射線を出す能力(放射能)が元の半分になるまでの期間を意味する。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110326/dst11032600390003-n1.htm ●質問 実際にはミクロのレベルで、何が起きていて放射線が半減しているのでしょうか? 減ったエネルギーはどこへ行ってしまうのでしょうか? 乾電池の自然放電みたいな感じでしょうか? それとも空気中の何かと反応してエネルギーを使っているとか? 物理を知らない、素人でもなるべく分かるように教えて下さい。

  • 放射性物質から放射線を出さなくする方法は無いですか

    今原発事故で騒がれている放射性物質について疑問に思ったのですが、 一度放射線を出すようになってしまった放射性物質を、半減期を待たずに放射線を出さないようにする方法は無いのでしょうか。 汚染水処理装置や除染も放射性物質を移動させているだけで、放射性物質の総量は変わってないですよね? あんまり詳しい原理はわかってないのですが、今騒がれているセシウムやヨウ素などの放射性物質も元々は放射性物質ではなくて(というか別の元素?)、原子炉の中で化学反応を起こして放射性物質になった・・と解釈しています。(合ってますでしょうか・?) もともと放射性物質でなかったものが放射性物質になるなら、化学反応を起こすことによりその逆もできないのかなと思いました。 そういうことは重力があっても反重力が無いように不可逆で、できないことなのでしょうか? それとも効率であったり、技術的に確立していなくてできないのでしょうか。 放射性物質を非放射性物質にするという視点のニュースや記事を一度も見たことが無かったんですが、それが技術的に少しでも可能性のあることならそういう方向の技術も発展してほしいなと思いました。 この分野に詳しい方教えて下さい。

  • 放射性物質の種類と人体への影響

    福島原子力発電所の事故の報道で「放射性物質」として、セシューム、ヨウ素、等の報道がされますが、 今回の事故に関連して、空気中に放出されている放射性物質は、何種類ぐらいあり、それぞれの物質の人体への影響力、又、放射性物質の半減期とは如何なる意味なのかを教えてください。

  • 福島原発からの放射性物質が地球を2周

    福島原発の事故による放射性物質が、現段階で少なくとも地球を2周したそうです。これは恐ろしいことですか? 3月25日には、沖縄に到達したそうです。

  • 人工放射線核種、自然放射線で意見がわかれるのはなぜ? 

    どっちが本当かがわからないんですが、自然放射線において微量でも害であるか否かと、高自然放射線地域の害の賛否もあり、人工と自然放射性核種でも、よく意見が割れています。 検索結果で、人工放射性の物は体内蓄積、害あると言う下記と、 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1795/datugenpatu/991223genpatuQA.htm http://sky.geocities.jp/nuclear_faith/kaku-14.html http://www2.gol.com/users/amsmith/koen.html 原発付近のものは摂るなという下記博士や、 http://www.e22.com/atom/page08.htm 自然放射線は微量でも害だという下記が、害があるという方々で、 http://ng-nd.hp.infoseek.co.jp/matuo/matuo17.html それとは反対なのが、下記(一つである理由は、検索を続けても原発のHPばかりでほとんどこれと同文で、害があるという方々みたいにたくさんありません。)です。 http://www.jnfl.co.jp/monitoring/memo/memo11.html 原発反対側な方が言うにはヨウ素やストロンチウムなど、人体は自然にある放射性がなく体に必要なそれらを選ばないで蓄積するというものがほとんどで、原発賛成側な方は自然と人工のものは違わないという方が多く、自然にも放射線がある、自然放射性物質でも大量に摂ると危険、などと続ける方が大部分です。 また原発賛成側な方は、炭素14やカリウム40、トリチウムなどは自然にもあり体内に蓄積するものではなく迅速に体外へ排泄するものだとあるのですが、人工放射性であるヨウ素やストロンチウムになると、自然放射線の何十万分の一であるとなって、蓄積の是非ではなく数値の問題にかわり、無害ですという言い方になっているため、逆に無害でも蓄積はあるのか、と疑っても見れます。 自然レベルの放射性物質では人体に蓄積はないのであれば、一番低い神奈川県産の物でも西日本の花崗岩地域、岐阜県などの高レベル地域産の物やラドン温泉卵や温泉水などを摂っても排泄できるレベルで変わりないのか。それなら不安はないが、出来るだけ低い地域産の物を選ぶ必要があるのか。 自然放射性核種、人工放射性核種において、高自然放射線地域産の物や原発地域産の農・畜・海産物を食べ続けてもその程度は微量で、人体に蓄積などないのか、誰が言っている事が本当なのか、わかりません。 半減期が何千万年も先の核種が蓄積するなら、寿命で死ぬまで人体内にあるのかと言う恐怖がありますね。半減期が長くても体外に出せるものであれば不安はありませんが。 高自然放射線地域産や事故がない平常時の原発地域や青森県六ヶ所村再処理工場地域産のものも別に食べ続けても(無害な事は売っているのだからそうだと思いますが)人体蓄積なんかない、と考えていいのですか?