情報公開とMEDUSA

このQ&Aのポイント
  • 米国陸軍省がマイクロ波を用いた幻聴装置の実用化を情報公開
  • シエラ・ネバダ・コーポレーションがMEDUSAという商品名で幻聴装置を公表
  • 日本の防衛省情報公開室がマイクロ波幻聴装置の情報公開を予想
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情報公開とMEDUSA

 2006年12月13日に、米国陸軍省情報公開プライバシー局(日本の防衛省情報公開室に対応する)スーザン J.バターフィールド局長は、極秘事項を機密解除し、カリフォルニア州ナッパに住んでいるドナルド・フリードマン氏に対して、マイクロ波を用いて幻聴を発生させる装置が実用化されている事実を情報公開しました。情報公開された文献は、下記サイトで閲覧できます。 http://www.freedomfchs.com/usarmyrptonmicrowavefx.pdf  上記の情報公開後、米国ネバダ州に本社があり、軍用通信システムを製造、販売するシエラ・ネバダ・コーポレーションがMEDUSAという商品名でマイクロ波を用いて幻聴を発生させる装置を公表しました。日本語では、米軍の軍事技術を始めとして技術関連に強いwired.jpのサイトのアーカイブにMEDUSAの記事が掲載されています。  ところで、日本の防衛省情報公開室が、マイクロ波を用いて幻聴を発生させる装置が実用化されている事実について機密解除して、情報公開するのはいつになると予想しますか?

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  • shou1
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回答No.1

紹介された文献にも書かれているように、この装置の原理はRF auditory effectです。 この原理は数十年前から知られている既知のもので、ぶっちゃけた話、現行の電磁波基準を定める際にも取り入れられています http://grouper.ieee.org/groups/scc28/sc4/Auditory%20effects.pdf http://www.inchem.org/documents/ehc/ehc/ehc137.htm#SubSectionNumber:8.1.3 つまり機密以前の問題。 特にIEEEの文書に詳しいですが、 対策)側頭部をアルミ箔で覆うだけでOK 傍受)単なるアナログ現象なので、周波数帯さえあわせれば誰でも傍受可能。 妨害)単なる電波なので、簡単に妨害可能 戦場や、(妄想をたくましくするなら、自動車の運転を妨害するなど)暗殺には使えるかもしれませんが、幻聴を聞かせ続けるような用途では、まったく役に立たない、つか、すぐ足がつく、ダメダメな装置でしょうねえ。

patent123
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、モトローラ・フロリダ研究所の文献があるので、機密情報でなく、一般に公開されている情報ですね。モトローラは、米国株のダウ平均に採用されている企業なので、技術レベルが高いのが良く分かります。 米国モトローラ及び日本モトローラも、ラジオ波聴覚効果ないしマイクロ波聴覚効果を利用した製品を販売しているのでしょうか? 他にどの企業がこのような製品を販売しているのでしょうか? 日本国内でラジオ波聴覚効果ないしマイクロ波聴覚効果を利用した製品を購入している組織は防衛省だけなのでしょうか? 他の組織もあるのでしょうか?

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  • 有形力の行使と、立証及び因果関係

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  • マイクロ波聴覚効果を応用した通信システム

    第二次世界大戦中にレーダー施設に勤務する兵士が、 レーダーのパルスが聞こえるという現象を報告しました。 これをマイクロ波聴覚効果といい、 1961年にコーネル大学のフレイ教授がマイクロ波聴覚効果について 応用生理学ジャーナル(J. Applied Physiology)に論文発表しました。 世界保健機構(WHO)の下記のサイトにも、 電磁界と公衆衛生:「レーダーと人の健康」 という報告書、4ページにマイクロ波聴覚効果が記述されています。 http://www.who.int/peh-emf/publications/facts/radars_226.pdf 軍事レーダーのようにある程度、出力が大きくないと、 マイクロ波聴覚効果は発現しません。 さて、マイクロ波聴覚効果を応用した通信システムが実現されています。 具体的には、米国ネバダ州に本社があるシエラ・ネバダ・コーポレーションが MEDUSAという製品を開発しました。 MEDUSAは、マイクロ波パルスを発射して、脳内に音声を認識させる兵器です。 「マイクロ波 脳内 兵器」で検索すると、MEDUSAの記事がヒットします。 皆さんは、マイクロ波聴覚効果を応用した通信システムが 製品となっていることを信じますか? この通信システムは、米国の陸軍、海軍などが使っており、 日本では、自衛隊が使っています。