母親の自己破産申告の際の事前準備について

質問

現在、田舎の介護施設に入所中の母（８９歳）の自己破産申告を現実問題として抱えている東京在住の二男（６６歳）です。
２０年前、父が他界後、母は長男と一緒に会社、マンション経営、自宅管理に携わってきました。４－５年前からは入退院を繰り返し現在に至っています。
その長男が経営不振に嫌気がさしたのか、この８月に妻子の住むフィリピンに行ったまま帰ってきません。従業員である四男が四苦八苦して切り盛りしていますが会社のほうも思わしくありません。
そんな状況下、母の自己破産申告問題が浮上し、その際の事前準備をどうしたらよいか、なるべく傷口を抑える準備として、口座はまとめたほうが良いのか、現金化して保管したらよいのか、また、申告した場合、マンションや自宅家屋の処理は誰がやるのか、親族への波及はどうなるのかなど聞かれますが皆目見当がつきません。
素人にも理解できる言葉での適切なアドバイスを切に希望いたします。よろしくお願い致します。

回答No.1

noname#143662 · ベストアンサー

お母様だけでの自己破産申告は出来ないのではないかと思います、簡単には。と言いますのは、会社やマンション経営に携わって来られたと書かれておりますが、どの経営に、どの位の割合で携わっておられたのかと言うこと。
それに、長男が海外でしたら、会社やマンションの整理が大前提であり、大問題だと思われます。
長男が戻られない限り、更には、会社やマンション経営からの完全なる脱却が必須条件ですし、お母様の財産などの処分もまた必須条件だと思われます。処分して債務が高額残った場合のみ、自己破産となります。
そのあとに、やっと、自己破産手続開始になるかと思います。
無論、自己破産となれば、お母様のご自宅や現預金などは、ほとんどが自己破産での保証金などとなり、手元にはごく僅かしか残りません。
今後は、預貯金や建物や自動車などなどの名義変更は厳禁行為です。
ただ、お母様や素人だけでの自己破産開始手続きは、質問文の場合には、全くできないと痛感致します。
全て弁護士へ依頼しての手続き等などが必須です。

お礼

早速の懇切丁寧なご回答ありがとうございました。長男の帰国の問題、会社・マンション経営からの脱却、母の会社・マンション経営へのかかわり度などを含めて検討しながら弁護士に相談しながら進めていきたいと思います。