• 締切済み

狂気に浸れる本

もうどうしようも無い位、救いようがなく、 絶望・破滅的で、読んでいると自分までが その世界に酔ってしまい、非常に後味が悪く、 重い塊を読者にのこしていくような、 そんな小説はご存知の方、いらっしゃいますでしょうか。

みんなの回答

回答No.12

他の方もおしゃっていますが平山夢明の本がオススメです 読む度に鬱々としてしまいます 上記の本より程度は軽めですが坂木司の「短劇」はいかがでしょうか 世にも奇妙な物語のようなユーモラスで歪んだ感じがします いつもの作風からは想像もつきません そして三浦しをんの「天国旅行」なんか暗く嫌な読後感が印象的でした 後は谷崎潤一郎でしょうか 他の回答者の方に比べると薄味が多く物足りないかもしれません^^; 参考までにどうぞ

  • male_bd
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.11

No.10です。 ブログ名を忘れていました。 「華と蜥蜴」

  • male_bd
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.10

団鬼六巨匠の「花と蛇」男性版を目指すという凄いブログです。 ”ハンサムな男性を捕獲監禁し、ハード緊縛・厳重猿轡のうえ折檻・拷問により泣く泣く屈服させる”と管理人が仰る、救いようのないS女小説が数多くあります。 その中でも私のオススメは「鉄格子の中の貴公子」と「美中年縄飼育」! そりゃあもう、期待を裏切りません!!

参考URL:
http://plaza.rakuten.co.jp/malebondage/
noname#540
noname#540
回答No.9

平山夢明著 「メルキオールの惨劇」(ハルキ文庫) なんてどうでしょう。ご希望に添える内容だと思うのですが。

noname#8665
noname#8665
回答No.8

みなさんの回答を見ていて気がついたことは、 挙げられている作品の作者が壊れた人であるものが多いということ。 んでは、壊れた人の代表格といえば、 ウィリアム・バロウズ「裸のランチ」 (文章が破掟していて、作者の狂気がまるだし。) P・K・ディック「ヴァリス」 (さまざまな奇想の数々が連発されグッタリ。) ジョルジュ・ヴァタイユ「マダム エドワルダ」 (エグくてグロい性描写の数々にげんなり。) とまぁ、こんな感じで。 なお、頭よすぎる人は壊れて見えるともいいますから、 あちらが壊れているのか、こちらが壊れているのかわからないということは 言うまでもありません(笑)

  • baian
  • ベストアンサー率39% (276/696)
回答No.7

ユイスマンス「彼方」(ジル・ド・レエを描いた作品) ジャン・ジュネ「薔薇の奇跡」(タイトルとはほど遠い汚濁。これをモチーフにしたトッド・ヘインズの映画「ポイズン」も、かなりつらい) 種村季弘「謎のカスパール・ハウザー」 W.ヒョーツバーグ「堕ちる天使」(映画「エンゼルハート」の原作。最後のシーンがうなされる)

  • kiyoto
  • ベストアンサー率31% (63/197)
回答No.6

皆さん、かなり濃い作品をご存知で。 ところで、マルキ・ド・サドの作品はどうでしょうか? 「悪徳の栄え」「新ジェスチーヌ」「ソドム120日」等、感動とは程遠い世界です。

reika636
質問者

お礼

「悪徳の栄え」は題名だけ聞いたことがあります。 なるほど・・。 情報をどうもありがとうございます!

  • tanipa
  • ベストアンサー率30% (18/60)
回答No.5

ラヴクラフトの 「クトゥルー神話」シリーズ あたりはいかがでしょう? 救いの無い話しばかりです。

noname#8665
noname#8665
回答No.4

沼正三「家畜人ヤプー」はいかがでしょうか? SF的設定のSM小説ですが、グロすぎる描写でホントやになります。 J・G・バラード「殺す」 少年犯罪をテーマにした小説です。 荒廃した精神の描写がキツイったらありゃしません。 石牟礼道子「苦海浄土 わが水俣病」 水俣の現実を鋭くえぐったドキュメンタリー。 土地の言葉で語られる怨みの言葉はどうしようもなく絶望的です。 後味の悪いことこのうえないです。 

reika636
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 「家畜人ヤプー」は以前、読んだことがあります。 あれはグロいですね。グロ好きなつもりでしたが、 気分悪くなってしまいました。修行不足です。 さて、他2作品は初めて知りました。 調べてみますね。

  • eggchoco
  • ベストアンサー率63% (7/11)
回答No.3

ジャン・ジュネの泥棒日記などは読んだことがあるでしょうか? 結構気が滅入ります。 わたしはあまりに滅入ったので途中でやめました。 だから内容はなんとも。 あとは大江健三郎の「死者の奢り」も一冊で結構まいりました。 監禁状態をテーマに重い世界が続きます。 阿部公房の一連の作品も狂気というよりねじれた世界が楽しめます。 後期のエッシャーの絵画のような世界は変な快感があり 「人間そっくり」は狂気ではないにしろ楽しめました。

reika636
質問者

お礼

ジャン・ジュネの泥棒日記・・読んだことはありません。 面白そうですね。 なるほど、なるほど。 皆さんに教えていただいた本は、まとめて図書館で借りるつもりです。 どうもありがとうございました。

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