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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:有機合成にお詳しい方、お願いします!)

有機合成においてアニリンの縮合収率が低い問題と解決策の選択

noname#143207の回答

noname#143207
noname#143207
回答No.5

 こんばんは、 > MA法は目を付けていましたが、まずは縮合剤をふって試行を繰り返していました。  決して間違った方向性ではなかったと思われます。 > ポルフィリンの再結晶は、どんな溶媒をお使いですか? トルエン/アセトニトリルでやったことがありますが、再現性はとれませんでした。  実を申しますと、愚生の場合、シリカゲルカラムにて精製できてしまいました。  なお、ご参考になるかどうかは分かりかねるのですが、C18シリカ充填剤を、従来のシリカゲルカラムのようにつめ、流してやるという方法もございます。  C18シリカの場合、少し値段が高くなりますが、やるだけの価値はあろうかと思われます。知人もこれで、水溶性のものを精製していました(いったん自分で充填してしまえば、再利用可能です。ただし、従来のシリカゲルよりも、幾分充填剤の量がいるようでした)。また、C18 TLC platesもアルドリッチ等で市販されています(扱いかたは、従来のものと同じです。ただ、それが逆層式になり、展開溶媒が異なるという点のみ、違いがあるだけです)。  以下に、TLC platesの紹介をさせてもらっています(なお、愚生は何らアルドリッチとは関係はありませんので、別段、他のメーカーでもよろしいかと思われます)。  また、イオン交換樹脂を用いた場合ですと、これも再利用可能ですし、塩基性のものを除去、もしくは保持したい場合にも用いることが可能です(洗浄が幾分厄介ですが。因みに、これで非天然アミノ酸ペプチドを精製したことがございます)。  C18等の充填剤につきましては、業者さんに詳しく聞いてみればよろしいかと存じます。  どちらにしましても、水を飛ばさなくてはいけないのが、しんどいところですが。 参考:TLC用ガラスプレート:C18シリカ担体 http://www.sigmaaldrich.com/analytical-chromatography/analytical-products.html?TablePage=9657015  参考:陽イオン交換樹脂 IR-120B(もちろん、陰イオン交換樹脂も市販されています) http://www.tech-jam.com/items/kn3315785.phtml   ご参考になれば、幸いです。

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