以前テレビで遺伝子を調べれば

質問

その人はどんな病気や癌に　なりやすいかがわかるというのを見ましたが　どのように運用されているのでしょうか?

回答No.2

remonpakira · ベストアンサー

まず、遺伝子診断の費用ですが

どんどん下がって現実的になってきています。

人の体の遺伝子をすべて読んだのは2003年で、日本も参加した国際プロジェクトで
15年の歳月と1兆円のお金がかかりました。
遺伝子を調べるということは全遺伝子を読むということですので、ちょっと前まで
このくらいの費用がかかっていました。

それが翌年にこの業界では有名人のベンターさんが自分の全遺伝子を読んだときは
200億円でした。だいぶ下がりました。

それが昨年はアメリカで200万円でできるようになっています。
たった7年で1兆円が200万円になるというすごい進歩です。

そして10年以内に10万円まで下がると予想されています。
現実的な値段ですね。

倫理の問題もあり、今は基本的にアメリカで200万円で遺伝子を調べることが
できます。

癌に関しては、遺伝的な要因は数%だというのが今の医学の定説です。
ですので、遺伝子検査で癌にどのくらいなりやすいかは推察できません。
もちろん、リフラウメニ症候群という、先天的に癌になりやすい遺伝的な
病気もあるのですがリフラウメニ症候群であると、20歳までに何回も多発的な
癌になります。

また、遺伝子検査にも問題があります。

遺伝子の検査でかかりやすさが予想される病気は遺伝的なものだけです。
そして

「遺伝子が原因の病気は、診断ができても予防法、治療法がない」

というのが現状です。

実際、アメリカで社会問題になっています。

ハンチントン病という病気があります。
体が勝手に動き、記憶力が低下、精神も病むという病気ですが
これは遺伝子が問題の病気で、遺伝子を調べることにより

何歳で、発症するかまで診断できます。
しかし予防法、治療法がないんです。

遺伝子検査をして

「あなたは42歳ごろ、ハンチントン病にかかります。治療法も予防法もありません」

と診断されたらどうでしょう？
よし、42歳までがんばろう！って思う人も中にはいるかもしれませんが
ほとんどの人は知りたくない結果だと思います。

ですので遺伝子検査が決してばら色の未来を約束するものではありません。

回答No.1

noname#141243

遺伝子は凄い神秘的です。
遠い遠い過去のご先祖さまから受け継いできた遺伝子については、Wikiなんかで調べてみると良いんでは。
私は医学的なことに詳しくないんですが、すれ違う親子とかよく観察します。
特に祖父母、両親、子供、曾孫と思われる集団を見掛けると観察してます……。
似てるんですよ、やっぱし…。

私の父は糖尿病（障害者手帳持ち）を患ってますが、私にもその要素（遺伝する）があるようです。
母方の祖母が子宮筋腫で子宮を摘出しましたが、母（３姉妹）達には筋腫（遺伝的かどうかは未だ不明らしい？）はなく、私は将来的に子宮を摘出しなければならない程のたくさんの筋腫があります……。かなり不安です。
癌も遺伝的なもののようですが、詳しくは分かりません……。Wiki見てみたら興味わいて人間観察するようになっちゃいました…