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ブローオフバルブとウエストゲート
noname#2748の回答
ともに過給圧の制限に用いられる装置ですが、ブローオフバルブはコンプレッサの出口側に取り付けられ、過給がされている状態でスロットルバルブを閉じた場合など、コンプレッサーからスロットルバルブまでの間で、急激に圧力が上がった時に動作して、規定圧力になるまで空気を逃がします。これは、規定以上に圧力が上がって吸気経路に負担をかけないためと、コンプレッサーが過負荷になり回転数が急激に低下するのを防ぐために設けられています。これによりシフトアップの際などのレスポンスの向上をとっています。ウエストゲートバルブはタービン側に取り付けられ、高負荷運転時に過給圧が必要以上に上昇しないように排気の一部をタービンを通さずにバイパスさせてタービン回転数を制御しています。一般的にこのバルブの動作は吸気管内部の圧力により動作するアクチュエーターに行われます。 ブローオフバルブはコンプレッサからスロットルバルブまでの間の取り付けれており、多くは直径5cm~7cm程度の円筒形の形状をしています。ウエストゲートバルブはターボチャージャー本体に取り付けられ、タービン側の通路に設けられたバルブをリンクを介してアクチュエーターにより動作させている物が一般的で、吸気管(スロットルバルブよりエンジン側のサージタンクやマニホールド)と配管で接続されています。
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