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『デフレの正体』を読んでの疑問点 失業率に関して

藻谷浩介著『デフレの正体』を読んでいてわからない所があります。 P.128、129に、「90年から95年の5年間で、完全失業者は191万人から288万人に増えている(97万人増)。一方で、同じ時期には、就業者数が246万人も増えている」 と書いてますが、就業者数が246万人増えたのに対し、失業者数が97万人しか増えてないのなら、失業率は下がりますよね? 完全失業率は、「完全失業者/労働人口(=完全失業者+就業者数)」で求められるはずなので。 でも、実際は失業率は上がっているのですよね? これは、どういう事なのでしょうか? 回答お願いします m(_ _)m

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bara2001
  • ベストアンサー率30% (647/2111)
回答No.3

比率の話です。 >完全失業率は、「完全失業者/労働人口(=完全失業者+就業者数)」 という式から分かるように、完全失業率は労働人口に対する完全失業者の割合です。 ここで90年から95年まで、完全失業者も就業者数も同じ比率で増加していたら完全失業率は変動しません。 ところがこの期間、完全失業者は191万人から288万人の1.45倍。 90年代の就業者人口が大雑把に言って6500万人として、246万人程度増えた程度では倍率として1.038倍。 分子の増加率よりも、分母の増加率が少ないので、結果的に数値は上昇します。

_micky
質問者

お礼

僕が求めていた完璧な回答です! 要するに、数学、いや算数レベルの問題ですね。 僕は数学が大の苦手なもので(^_^;) 回答ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • szk9998
  • ベストアンサー率45% (1024/2232)
回答No.2

その本を読んでいないので、データの出典がわかりません。 計算方法によって、いくつか数値があるのですが、簡単に言うと 伸び率の違いです。 就業者数に対して、失業者数は圧倒的に少ないということです。 わかりにくいので、実数でいうと、 総務省統計局データベースから、季節調整値・男女計・年平均のデータを 抜き出してみました。 http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/03roudou.htm#hyo_2 就業者 1990 1月 6249 1995 1月 6457 完全失業者 1990 1月 134 1995 1月 210 完全失業率 1990 1月 2.1 1995 1月 3.2 計算してみてください。 分母の変化に対して、分子の変化が大きいからですね。

  • yamm916
  • ベストアンサー率55% (102/184)
回答No.1

話をわかりやすくして、90年の労働力人口を1000万人とすると、 191÷1000=0.191 95年には労働力人口は1000+97+246=1343万人 288÷1343=0.214 たしかになぜか上がっていますね。 誰かうまく説明してください。

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