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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:都内から一時避難を考えていますが…)

都内から一時避難を考える理由とは?

bladder77の回答

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  • bladder77
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回答No.10

こんにちは  貴女がとても放射線被曝をご心配しておられるので私見ですが、述べさせて頂きます。 私はある時期とある国の原子力関連施設で業務をしていましたが、その頃の経験から拙い知識をひもときながら、思い出しながら書いています=誤っているところがありましたらご容赦下さい。 今回の原発事故により核反応生成物はかなりの種類が生成され飛散していると考えています。 通常、235Uに対して遅い中性子(熱中性子と言います)を照射して核反応を起こさせますと、それによって生じる核分裂片は殆どが放射性核種ですが、この生成された放射性核種は下に述べるような改変形式を取って安定します。その一例を示しますと。 例として 140Xeが生成された核分裂片としますとこの 140Xe(質量数 140のキセノン)は  140Xe  →  140Cs → 140Ba → 140La → 140Ce(安定)        β‐      β-     β-     βー というように、β崩壊を繰り返しながら、安定のCeとなるのですが、この様な事象を放射性壊変と言います。 熱中性子による235Uの核分裂では、凡そ70種類余のこのような壊変系列が知られています。 どう言うことかと申しますと,例としてヨウ素の131を例に挙げますが 原子炉内でウランUに中性子nを当てますと、U( n  f )と書きますが生成される核種はその一つが 131Te です。 即ち U ( n  f ) 131Te となります。 すると実は 131Te は放射性なのですね、ですから Te は安定したくてβ線を出してヨウ素 131Iになっていきます。この131Iも同様に不安定ですからβ線を出してXeになります。するとキセノンも不安定ですので、今度はγ線を出して安定しようとするのですね。これを壊変系列で書きますと 131Te → 131I →131mXe  → Xe と書けます。 つまり、ヨウ素と言ってもそのまま          β線    β線     γ線     終わってくれず、次々と放射線を出して安定に向かうのです。 で、放射性のキセノンとなり、崩壊を継続すると言うことです。 要するにヨウ素の半減期は凡そ8日でキセノンに変わります、キセノンは凡そ12日で安定化しますという意味です。何を言いたいかと言いますと、放射性同位元素は、ただ一回分裂すればお終いというものではないと言うことです。色々な書き込みを見ますが、その殆どはこの程度なら安全であると言うものです。私も、成人であれば何ら問題となる線量ではないと考えています。しかし、放射性同位元素を少しかじったり、放射線生物学をある程度学んでいればどのレベルでどのような固体が危険に晒されるかは凡その方が理解できていると思います。 1 西日本が原発由来の放射線量が高いのですか?私は初めて知りました。   勿論既に地球を何周りもしているでしょうし、拡散はしているでしょうが、東に比較し高濃度で存在していることは無いと思いますが?、寧ろ西が安全なのではないでしょうか。 2 あなたの仰るとおり、自然放射能と今回の放射能を纏めて考えてはいけません。 事故前のバックグラウンドは自然に存在する放射性核種からのものが殆どでした。殆どと言いますのは、核実験やその他の人工の放射性同位元素の存在を無視出来ないからです。 今回問題にすべきはこれまでのバックグラウンドを除外すると余計に被曝する線量はどの程度かと言うことですね。良く書き込まれているのが自然放射線と同レベルと書かれているのを見ます。 事故前が年間1mSvで、現在も年間1mSvならば何も問題有りませんね。 では西日本と東日本について考えてみましょうね。 外部被ばくと内部被曝ですが、放射性同位元素が存在しますと当然それから放出される放射線を体外から被ばくすることとなります。外部被ばくですね。これは東日本も西日本も関係なく同じものです。ホットスポットの少ない西日本はそれは東日本と比較しても外部被ばくの危険性は少ないと思いますが、空気中に拡散していますのでゼロとは言えないでしょう。未だ九州や沖縄の線量や放射性同位元素をみていませんので何とも言えませんが、拡散しているのは確かでしょう。が,極めて少なくてそれこそ問題にならないであろうと思います。 ゼロでなければ内部被曝の確率もゼロでは有りません。勿論前述の通り東日本よりも圧倒的に少ないでしょう。外国で核実験を行った際、勿論日本においても測定はされていますが、現在国内で測定されている量は桁違いに大きいですよ。 昔の方が高かったと言うことは無いと思います。敢えて言うなら、地球が形成され始めた頃未だ人類もその先祖も姿を見せなかった頃は高い放射線量だったとは思えます。 私は、政府の定義する安全基準値なるものを信用していません。何しろ根拠がないのですから。 中でも今までも放射性同位体は食物に入っていたよとか、500Bq/Kg以下なら食べても安全だよとの断言が信じられませんから、出来るだけ避けています。 余り考えすぎてストレスで倒れてもいけませんが、今後のことを考えますと 乳幼児及び妊娠可能な婦人については 可能な限り被爆を避けること。 飲食物はできるだけ汚染されていない物を選択すること。が大切ですね。 政府は直近に障害が認められる線量ではないと言っています。急性障害は起こしません!それ程の量ではありませんから、 晩発性の障害については言及を避けています。にもかかわらず基準値が高すぎるでしょうと言うのが私の感想です。 極端に恐れる必要はありませんが、と言っても安全な線量であると言うことは絶対にないと考えています。 安全で有ることを説明し得る絶対的な根拠がないですから、やはり可能な限り被曝量を低く抑えることでしょうね。あなたが西日本に行くことが可能であって、不都合がなければ私は子供さんが居られるのでそうする方が良いと思いますね。 この様なことを言うと、むやみに危ないと言いふらしているとか、風評被害の大元締めのように表現されることがありますが、気楽に移動できるなら西日本かな、外国でも

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