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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:都内から一時避難を考えていますが…)

都内から一時避難を考える理由とは?

HAL2(@HALTWO)の回答

回答No.1

>近くの公園とかはかなり放射線量が高い(地表で0.5μSv) まず 0.5μSv とは 0.5μSv/h、つまり 1 時間当たりの量だと思われますが、それだけで「かなりの」と考えるのは早計です。 日本に於ける自然放射線量は 1.5mSv/年と世界平均の 2.4mSv/年よりも低いのですが、そのうちの半分は核爆弾や原発などなかった大昔から大気中に含まれるラドンを呼吸で吸入することによって受ける内部被爆であり、1 割強ほどはそのラドンやラドンが核分裂して生じるラジウム及びセシウムを吸収した植物を食べることによって受ける内部被爆です。(それ以外は地中のラドンや宇宙からの放射線による外部被爆) さて、0.5μS/h ほどあると思われる自宅近辺を歩く時間は 1 日あたり何時間ほどですか? 仮に 2 時間とした場合、年間 365×2 時間ですから 1 千時間にも満たず、0.5μSv×千時間/年=0.5mSv/年にも満たない被爆量となり、地球上の何処に逃げようとも大気中のラドンを呼吸して得る被爆量よりも少ないものです。 0.5μSv/h という観測値が大気放射線量であって自宅近辺であろうと屋内であろうと変わらないものであったとしても、その年間被爆量は (睡眠中の呼吸量減少を考慮して概算しても) 世界平均の 2 倍程度にしかなりません。 ちなみに「世界平均の 2 倍」ですから世界には同程度の自然被爆を余儀なくさせられる地域が幾らでもあることになりますし、ラジウム温泉に浸かる以外にも飛行機で海外旅行する際の高空域やレントゲン照射その他、通常よりも高い放射線を被曝する要因は幾らでもあります。 放射線の健康障害は総量数十mSv/年という値になって初めて甲状腺癌などとの因果関係を指摘できる程度になるものであり、年間十mSv 程度ではストレス障害の方が遙かに大きな問題になるものです。 (1) についての御質問ですが・・・ 同じものです。 放射線とは何かを Wikipedia 等で御調べください。 どの物質の放射線であろうとアルファ、ベータ、ガンマの 3 種類しかなく、その 3 種類はプルトニウムだろうと炭素 (C14) であろうと、どの物質から放射されようとも同じものです。・・・ちなみに C14 は遺跡から発掘されたものの年代測定に使われるもので、もともと大気にあるものですので、身の回りの殆どのものが C14 放射能を含んでいます。 >そもそも西日本のそれは外気被曝であって、内部被曝ではないですよね。 外気被曝の意味するものが判らないのですが、大気中に放射能があるのであれば、呼吸によって内部被爆を起こします。 地表や物の表面に放射能が付着している場合は風で舞い散らない限りは呼吸による内部被爆を起こすものではなく、靴底を介した被爆となりますが、アルファ線のような紙一枚で遮断できるような放射線は無視できますし、大気に舞い散る放射能の量も極めて少ないものですので、直接肌に触れる砂遊びのようなことでもしない限りは心配する必要もないでしょう。 ただし、幼児の砂遊びは地面に直接触れるものですし、鼻や口から体内に入る可能性も高い所作ですので、福島市が学校校庭の土を剥ぐ除染措置を行う決定をしたのも無理からぬことでしょう。 (2) についてですが 残念ながら昔は精度の高い放射線測定器がなかったこともあって、あくまでも推定値でしかないとも言えます。 しかし、爆発させて地球大気に撒き散らした放射能の総量は判るので、それが地球大気圏に拡散して消滅していくまでの過程をシミュレーションすることによって、どの地域にどの程度の放射能が残るかを推測することができます。 世界平均では非常に低いものですが、当然のことながら原爆実験地域や核爆弾 (核燃料) 製造地域では極めて高い放射能濃度を示すものであり、「安全地域」とされた海域で被爆した第五福竜丸事件のように当時の科学知識では予測不能であった琴も数多いことと思います。 ソースに関しては下記参照 URL など様々な文献がネットに公開されており、海外文献も含めれば膨大な数を見出すことができます。 結論として「都内からの一時避難」は全く意味がありません。 避難しようとしまいと被爆量に大差はありませんし、既に「多少精神的にも参っています」と仰られているように「避難した方がよいのではないかという不安から生じるストレス」の方が遙かに大きく健康を害している筈です。 実際、都内から避難してみたものの環境の変化に起因するストレスで逆に身体を壊したり、避難後の対人関係でストレス性障害を負ったという例が報道されていますので、避難のために移転を考えるのはストレスを増やすだけのマイナスにしかなりません。

参考URL:
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-01-06

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