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景気と雇用について

インターネットニュースで、 アメリカの景気回復は、雇用の回復が鍵というような記事を 見かけました。 それって本当でしょうか? 通常、景気が悪化⇒雇用の悪化という構図であって、 景気が回復⇒雇用の回復って言うことだと思うのですが、 違うのでしょうか? 全ては、景気ありきだと思うのですが・・・。 企業側が儲かってないのですから、 つまり、仕事がないので、雇いたくても雇えない状況の中で、 雇用が回復すれば~って、なんか本末転倒ではないのでしょうか? もし、よかったらお話を伺えたらと思います。 どうぞ、よろしくお願い致します。

  • 経済
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回答No.5

 もう出揃っているような気もしますが…  景気とは経済活動の状態を指します。此処で言う経済活動とは消費、生産、雇用などになります。  経済活動は消費が拡大することで生産を拡大する必要性が出てきます。生産するために投資が促され雇用に繋がります。雇用は所得増加に繋がり消費拡大になります。このように互いに刺激しあい、経済活動が拡大します。  しかし所得増加に関わらず消費拡大しない状況が出てきます(バブル崩壊)。消費が拡大しなければ生産は過剰になります。生産が過剰になれば投資は減少しますので雇用も縮小します。雇用が縮小すれば所得も減少し消費減退をもたらします。そして消費が減退すれば生産は過剰になり…という悪循環が発生し経済活動は縮小します。  経済活動はお金に支えられており、お金の流れも指しています。不景気になると取引が不活発になるのでお金の流れる量と流れる速度が落ちます。つまりお金は民間や企業で滞留してしまいがちになるということになります。  この状態になるとお金が流れることで税収を得ている政府は困ります。なのでお金の流れを増やそうとお金の量を増やしています(金融緩和)。しかしお金が滞留している理由が失業を一因とする先行き不安にたいしての貯蓄なので消費は増加せず、当然生産も雇用も増加しない状況になっています。  民間の先行き不安に対してに政府ができることは何でしょうか。それは政府が企業に事業を依頼することや企業が投資しやすい環境を整えて雇用を増やすことです。雇用が増えれば失業率は低下し所得が増えやがて消費は拡大するという思惑です。  ただオバマ大統領が率いる民主党の支持母体が労組なので雇用問題を重要視しているというのもあるのだと思います。また世界恐慌時に高い失業率を記録しておりその時のトラウマを引きずっているのもあるかもしれません。  いずれにしてもオバマ大統領は雇用創出を重要課題とし道路や橋梁の整備計画により公共事業を増やし建設企業を潤しつつ、輸出倍増計画などを昨年そして今年初めの一般教書演説でもぶちあげています。  しかし政府の財政赤字が拡大している状況なので様々な抵抗が生まれており(ティーパーティーなど)、オバマ大統領の一般教書演説の内容が実現されるかは不透明だと思われます。

Yorozunokotonoha
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 難しい話を、噛み砕いて、説明して下さり、 本当に恐縮致します。 >消費が拡大しなければ 結局は、そこなのですね! よく、国が仕事を用意すれば~みたいな話があり、 いわゆる、公共事業というのでしょうか、 道路を作る、建物を作るなどするってあると思うのですが、 仕事がいくらあっても、 消費(いわゆるみんながお買い物をするってことでしょうか)が 拡大されなければ・・・ってことなんですね。 やはり、日本人は、超好景気であった、 バブル景気を体験してしまっているために、 今もなお、あそこを目指そうとしている気がしますし、 自分もあの時代に対して、強い憧れがありますが、 あれは異常であったということなのでしょうかね。。。 戻れるものなら、あの時代に戻りたいものです。。。(涙) そうすれば、震災の復興なんてあっという間な気もしますしね。

その他の回答 (4)

回答No.4

>全ては、景気ありきだと思うのですが・・・。 全ては「未来」ありきです。 その国・その都市の未来があれば外から投資があつまります。 その外部からお金・自前のお金で、人を雇い、収益をあげ、投資家に還元します。 自前のお金だけで人を雇い、収益をあげ、次年度の運転資金を確保するためには 内部のどっかの誰かからお金を取らなくてはいけません。 みんなが富むためには 外部からお金を集めなくてはいけません。 内部だけだと誰かが儲ければ誰かが損をしなくてはいけません。 もちろん外部というのは将来の収入を担保とした借金でも構いません。 しかしアインシュタインは「人間の発明した仕組みで最も驚くべきは複利である」と言ったそうです。 借金による景気回復策は、驚くべき金利を生み出します。 倹約しそれを他国や他都市に貸し出して驚くべき金利を受け取る方がいいのか 借金してでの消費も奨励し驚くべき金利を払う方を目指すのか それは貴方の損得の意識よるのでしょう。 ぶっちゃけていえば 日本は新商品の寿命が短すぎるので、投資して、雇用して、販売するのは損。 今あるお金は倹約してインドなり南米なりに貸し出して複利の金利を得る方がいい。 それが今とこれからの日本の経済でしょう。 貿易収支は減り続け、とうの昔に受取利息などの収支がそれを上回っています。

Yorozunokotonoha
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 「ヒロシです。 視力はいいのに、未来は見えません。」 そんな感じですよね。 今の日本は。。。 未来にどんななんの期待をすればいいのかと、 本当に切なくなってきますね。 >みんなが富むためには 外部からお金を集めなくてはいけません。 内部だけだと誰かが儲ければ誰かが損をしなくてはいけません。 だからこそ、アメリカは日本に圧力をかけて、 TPPを推し進めているのですね。 日本はますます、やせ細っていきそうですね。。。

  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.3

本来回復すべきは、景気でも、雇用でもなく、「消費」ではないでしょうか。 アメリカは世界一の消費大国です。借金してでも消費を起こす国ですから。 リーマンの倒産以降、この「消費」が低迷している事がアメリカの景気低迷の要因だと思いま す。 これは日本でも同じ。確かに小泉政権時代、小泉氏が郵政を民営化し、さらに外国人が日本で お金を借りやすいような状況を作り上げたことから、低金利の日本金融機関にたいして、海外 投資家が借り入れを起こし、このことがけん引役となって日本の景気が上向いた時期がありま したが、本来日本の経済システムはそのようにアメリカの経済事情に左右されるような性質の ものではないと思います。 流れ的には、「消費の低迷」→「利益の低下」→「雇用の悪化」→「景気の悪化」ではない でしょうか。 日本にしろ、アメリカにしろ、この消費が回復しない限り、雇用の回復にもつながりません し、まして景気回復など、と言うことになろうかと思います。 「消費」つまり「仕事」を作り出すことが何よりも急がれることです。 「仕事」を創出することが企業に従業員を雇うメリットを生み、やがて企業が儲かって、日 本全体の景気回復へとつながるのです。 そういった意味でいえば、「景気回復」には「雇用回復」が大切ですね。そのインターネッ トニュースの記述は間違っていないと思います。

Yorozunokotonoha
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 分かりやすく、丁寧な回答、 すごく納得できました。 私の中で、「消費」という概念が抜けていました。 物が売れなくなるから、結果、景気の悪化になるわけですね。 だからこそ、政府が、「エコポイント」なるものをやったのですね。 (もちろん、その政策程度では、景気回復には至りませんでしたよね。。。 それぐらい、この大不況、大不景気は根深いものだということが、 つくづく分かりましたが。。。)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ke/keiki_dosi.html 景気が回復するだろう という予測に基づき、新規雇用が拡大するので、新規求人数は「先行指標」のひとつになります。 新規雇用は即座に新規消費になります。 ※ 雇用に伴い引っ越したり、諦めていた家財道具などを購入します。 新規雇用は即座には生産の拡大にはなりません。

Yorozunokotonoha
質問者

お礼

回答ありがとうございます! なるほど。 企業側が、予測をして 人を雇うのですね。 自分は、儲かってきたから、 人を雇う余裕が出てくるのかと思っていました(恥)。

  • G500
  • ベストアンサー率27% (512/1849)
回答No.1

「鶏が先か卵が先か」と同じ感じですね タイムラグはありますが雇用も景気も一緒に良くなりそして悪くなると思います。 不安と言う物が先にあるから企業は無駄な人件費は出したくないし個人的には無駄な買い物も出来ないと考えています。 無駄な買い物って景気を良くするためにも必要だと思うのですが消費させるって難しいなぁ~と思います。 政府はエコポイントという奥の手を出しましたが不安の方が先に立ち一時的に景気が伸びた格好にになりましたがエコポイントが終わったとたん元に戻ってしまったのではないでしょうか? 難しいね~ほんとに

Yorozunokotonoha
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 本当に国側ができることって、 一時的なことらしいですよね。 よく、総理が何度も変わるから。。。って 言いますが、景気をよくするのって、 違うと思います。 日本の場合は、アメリカが良くならないと、 日本もよくならないようになっているので、 アメリカの景気がよくなる⇒アメリカの雇用が回復する そして、そして、そして、やっと、 日本の景気がよくなる⇒日本の雇用が回復する っていうのが正しいですよね。。。

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