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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:質量作用の法則??)

質量作用の法則とは?

htms42の回答

  • htms42
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回答No.9

#2、#4です。 「logっている」という判断を踏まえた回答が#8に出ました。 反応速度を用いた議論がエスカレートして来ていましたので、やはりある程度の事を書く必要があるかなという気持ちになっていました。 エントロピーや自由エネルギーは確かに分かりにくいです。 でもこれだけ方向違いの議論が出回るようであれば、部分的にでも、省略した形であっても、持ち込むことを考えた方がいいのではと思うようになりました。 「自由エネルギー」という名前自体が分かりにくいです。 ある種のエネルギーに付けた名前です。平衡状態判定関数Gで構いません。(仕事をどれだけ取り出せるかに由来するような名前を使っているので訳が分からなくなるのです。) 関数Gは物質ごとに決まっています。濃度や温度によっても変化します。 A+2B → 3C という変化が起こるとしたら 左辺のA+2Bに相等する関数Gの値よりも右辺の3Cに相当する関数Gの値の方が小さくなっているだろう、 もし逆に A+2B ← 3Cという変化が起こるとしたら 左辺のA+2Bに相当する関数Gの値の方が右辺の3Cに相当する関数Gの値よりもちいさくなっているだろう と考えます。 左辺の関数GLは成分のA,Bについての1モル当たりの関数GA、GBを用いてGA+2GBと表すことができます。右辺の関数GRは3Gcです。 GL>GRであれば、すなわち GA+2GB>3Gc であれば A+2B→3C の変化が起こります。 GL<GRであれば、すなわち GA+2GB<3Gc であれば 3C→A+2B の変化が起こります。 これを踏まえると「平衡状態ではGL=GRだろう」という判断が出てくるのです。 GL、GRは別個に決まる量です。GA、GBを個別に求めて加えているのですから反応も前提にはなっていません。 反応機構も時間の要素も一切含まれていません。 反応の次数も反応中間体も関係がありません。 ここまではGの関数形には一切関係がありません。 Gの中の濃度に関係する部分がlogになっているということから係数がベキに変わるというのはその次の話です。 よく使われる「平衡状態では自由エネルギーが最小」という表現にも関係がありません。 どちらの状態でのエネルギーが小さいかということで変化の向きを判定しようとしているのですから 「平衡状態と非平衡状態を比較してエネルギーの大小は?」なんてことはやっていないのです。 平衡状態での熱力学の範囲です。 (この表現は「平衡状態ではエントロピーが最大」の裏返しのものです。この表現が可能であるためには平衡状態のエントロピーと非平衡状態でのエントロピーの両方が決まっていなければいけません。平衡状態での熱力学である限り、非平衡状態でのエントロピーは定義されていないのですから比較のしようがありません。上の表現は「誤り」だと言ってもいいでしょう。) 力学で出てくる「右回りのモーメントと左回りのモーメントが等しいと釣り合う」というのと同じ発想です。 右回りのモーメントと左回りのモーメントは個別に求めています。 釣り合っていない時にどういう運動が起こるかを具体的に解こうとはしていません。 (解こうとすれば慣性モーメントを含んだ運動方程式を立てる必要があります。これは静力学の範囲では出てきません。) GL>GR の時に「右向けの反応が確かに起こる」とは言えません。可能性について言っているだけです。 実際にどういう変化が起こるのかはエネルギーの比較だけからは分からないのです。反応機構が効いてくるのはこの部分です。どういう中間状態があるのかが効いてくるのもこの部分です。

hallomajesty
質問者

お礼

たくさんの方々に考えて頂いて感激してます! 僕自身浪人生なので時間の無駄は出来ないと思い、 期間を区切って平衡定数について調べる事にしてました。 「logった」に関してですが、僕は今まで僕達が考えてきた化学反応式はあくまで簡単な係数比で表された一次方程式に似たようなものだと認識していました。しかしここに来て化学反応式の係数がいきなり冪乗の指数として組み込まれている事には違和感を禁じえませんでした。wikipediaを見ると、反応速度を数学を駆使してモデル化することを試みているようだったのでLogかも知れないと思いました。 みなさんの意見を踏まえて、高校範囲では理由を考えるべき ではないという結論に至りました。僕は、昔から公式や定理を 疑うような生産的でないことばかりしていたので浪人してしま ったのだと反省しています。けれどもやっぱり意味の分かってない公式を駆使して自分が今何をしているかも分からないような答案も作りたくありません。 「この公式は高校範囲では難しくて例外もたくさんあるけど、今はこれをとりあえず覚えて、大学につながる勉強をしよう」と言ってくれればなんの疑いもなく暗記してみせますが、そういってくれる先生方はあまり多くありません。 今回の質問で、いい意味でこの疑問に対して妥協することが出来ました。大学で詳しく勉強できることを楽しみにしたいと思います! 反応次数が2以下のようなごくごく簡単な平衡においては 化学平衡の法則は反応速度式で説明できるという事でよろしいでしょうか。 お礼をまとめてしまってすみません! みなさんありがとうございました!!!

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