放射能測定器 ガイガーカウンター お奨め

質問

お奨めのガイガーカウンターを教えてください。
私は、武田先生のブログを読んで、放射性物質を除去するために部屋の掃除などをしようと思っています。そのチェックとしてガイガーカウンターを購入しようとしています。
食物（野菜などに）も使える物ならなお良いですが、相当高いのでどれは購入しようか検討しています。
どうかお奨めを教えてください。

回答No.5

nama777 · ベストアンサー

色んな意見があるとは思いますが、ガイカーが欲しいと思われるなら、どれでもいいから買ってみたらと思います。検討機種が２つあるなら最初の方でいいんじゃないですか。間違っているかもしれないが、失敗しても勉強代です。失敗せずに賢くなろうというのは虫がよい望みです。

あと、ガイカーのような高い買い物をするときには、自分の中で購入目的をはっきりさせること。　あれもこれも欲張ると迷います。精密なデータをとりためて学術論文でも書かれたいのですか？　違うでしょ。質問者さんの場合ですと、知りたいことは究極的には、今のまま水戸市内に住み続けていいのかどうか、それだけ。　遠くへ越した方がもちろんいいに決まっているが、それでは今の生活を捨てることになるので、やるなら自分を納得させてくれる判断材料が欲しい。５万円は高い買い物だが、１回余計に引っ越しすることを思えば安いもの。これは理に適った行動だと思います。

あと理化学的な測定をする際の心得としては、おおまかな結果予測を自分なりに立て、それに対する対応まであらかじめ大体イメージしてから作業にかかるとよいです。いわゆる仮説検証型の実験というやつですが、それをしてないと、膨大なデータ群の扱いに困るだけです。私の予測では、たとえば素人が安い機械で水戸と東京で放射線レベルを計ったら、たぶん有意な差は出ないと思う。というか値がひどく暴れて、あるときは0.5、あるときは0.1、あるときは0.01と値が乱れて、有意な傾向を認めることができないと思う。でも、それでよいのです。なぜなら関東平野の中で何十キロか移動しても意味のある違いはないんだなということが自分の目で確認できたわけだから、「引っ越ししない根拠」 が得られたことになります。あとxxミリシーベルトという値に一喜一憂すること自体に意味がないと気づくかもしれない。すなわち５万円の買い物をすることで、余計な引越を１回減らせたことになります。

なお、それ以外の質問については、むしろガイカーはいらないと思います。たとえば野菜。　もし近所のスーパーの野菜を計ったら全部0.1とか値が出たら、何も野菜を食べないのですか？　微量の放射線を怖れて栄養不足で死んだら本末転倒では？　ガイカーで計ろうが計るまいが、一日に何かしらの野菜を食べるしかないのでなら、最初からガイカーいらない。その日に近所のスーパーで売っている一番安全そうな産地の野菜を買えばよいことです。
つまり、「ガイカーで測定して仮にこういう結果が出たらば自分はこうしよう」 という腹案なしにガイカー使うのは全くの無駄ということです。漬物石にでもしたほうがましです。

あと掃除。　掃除をする前とした後で、計測値が有意に変わればよい。もし有意に変わってくれなかった場合、貴女はどうするのですか？　掃除が不十分だったと解釈する？　でも元から室内に放射性物質がなかったから値が変わらないのは当然で、この場合は掃除をし直す必要はない。つまり掃除が充分かどうかの判断に、ガイカーは影響しない。ならば最初からガイカーいらない。できる範囲内で掃除をやったら後はあきらめることです。それが生理的に譲れないなら引越という話になります。

回答No.6

fisker

No.4です。
私は原子力分野の技術者ではありますが、放射線防護の専門家ではありません。原子力に携わる者が最低限知っているべき常識的な知識はあり、応援で現地に行って放射線モニタリングや住民の方のスクリーニングをしてきたので一般の方よりは正しく判断できると思います。
私が「圏外」と言ったのは福島第一発電所から20km以内の警戒区域と、その外側で計画避難地域に指定されている地域ではない場所、という意味です。水戸であればまず汚染の心配はありません。
内部被曝についてですが、放射性物質が空気中に漂っていて呼吸器から吸収する可能性があったのは3月下旬から4月上旬にかけての限られた期間です。その期間で、水戸は言うに及ばず、例えば飯舘村の住民でも呼吸器から有意な（ホールボディーカウンターで検出できる）被ばくをしたとは考えにくいでしょう。桁違いに高い線量、濃度の空気を吸っていた発電所内の人でも今のところ事故当時中央制御室にいた社員以外有意な内部被ばくは見つかっていません。食品から消化器を通して吸収する分についても、敢えて規制の掛かった食品を取り寄せて毎日大量に食べるなどしていない限り、普通の食生活では仮に統計的に考えられる期待値の10倍程度の頻度で放射性物質が付着した食品を採ったとしても、有意な被ばくは有り得ません。
GM計数管ですが、私は電力会社が原子力発電所で使用している機材を使ってスクリーニングをしていました。1台数十万円の機械だと思います。この機械を使って専門家が水戸市内の部屋をサーベイしたとして、科学的に何か意味のある結果が得られることはまずないでしょう。つまり、どうせ気休めにしかなりませんのであまり高価な物はお勧めしません。
最後に蛇足ながら、中部大学の武田邦彦氏についてですが、彼の専門は確か材料系だったと思いますが、放射線防護や原子炉物理についての理解は素人以下です。原子力産業のように高度に専門化された分野では自分の専門以外のことは何も知らないということもよくあるのですが、知らないことをきちんと調べもせずに「専門家」として発言するのは著しく科学者の良識を欠いた態度です。原子力安全委員会の名誉のために付け加えると、大多数の委員の方は自分の専門以外についてもよく勉強されていますし、本来の専門家に確認を取らずに委員会の外で勝手に発表したりすることもありません。

補足

武田先生は正しいことをおっしゃっています。
またこれから、福島県内、またその県近郊の市民相当内部被曝していることがあきらかになっていくと思います。東電、政府、原子力保安員は殺人組織だと言っても過言じゃないでしょう。
武田先生の批判は受け入れられません。

回答No.4

fisker

GM計数管（ガイガーカウンター）で放射線をカウントするだけなら説明書通りにやればそれほど難しくないでしょう。得られるのはcpmで示される計数値です。そこから線量率（μSv/hなど）を得るには既知の線源を使った校正が必要で、それをせずに表示している市販のメーターの値はごく大ざっぱな参考程度にしかなりません。
尚、部屋の掃除については普通に一般的な掃除をすれば十分です。現在福島県で行っている住民のスクリーニングでは、13kcpm（13,000cpm）未満であれば問題なしとしてそのまま帰って頂き、13kcpm以上100kcpm未満は「部分除染」を行います。具体的には、ウェットティッシュで拭く程度です。衣類であれば洗濯を勧め、髪の毛なら洗髪を勧めます。スクリーニングレベルはあくまでも100kcpmなので、それ未満であれば証明書は発行します。100kcpmを超えると待機している自衛隊にお願いして全身除染をしてもらいます。今のところ例がなく、具体的にどうやるのかは知りません。車両についても基準は同じですが、除染には高圧水で洗浄しています。
人の場合、一番落ちにくいのは靴の底です。ウェットティッシュで拭いてもまず落ちません。この場合、有効なのは梱包用などの粘着テープを貼り付けて剥がすという方法です。原子力発電所では人の皮膚についてもこの方法を使います。毛深い人だとかなり痛いです。
ちなみに、住民の方から質問されることも多いのですが汚染サーベイでの計数値から被曝線量を換算することはできません。実際の所、20km圏内の警戒区域に一時立入して来られた住民のスクリーニングでも1kcpmを超える汚染はまず見られないので、圏外の方が身辺の汚染を気にする意味はほとんどないと思います。

補足

素晴らしくかつ親切なアドバイス本当に心からお礼を申し上げます・・・学者などの専門家の方でしょうか？素人ながらに物凄い知識と情報量をお持ちのように感じました・・・（圏外の方が身辺の汚染を気にする意味はほとんどないと思います。）とのことですが、私は茨城県水戸に在住しています。ひたちなかにも近い場所で結構被曝（内部被曝も含め）してしまっている状態にあると思います。しかし私の今の状態でも武田先生のブログや動画を見て、部屋の掃除と食物を選ぶのが有効だと聞いて部屋の掃除に乗り出そうとしていますが、圏外だとあまり掃除もそれほど効果が無いということでしょうか？
また、お奨めのガイガーカウンターの機種、もしご存知でしたらアドバイスお願いしたいのですが・・・今検討しているのが、
http://item.rakuten.co.jp/auc-taiyou-sya/31346?s-id=browsehist_top_02
http://item.rakuten.co.jp/madamfox/10003497?s-id=browsehist_top_02
の二つなのですが・・
どうでしょうか？

回答No.3

noname#252929

測定する。と言う事をとても簡単に考えられている様です。

野菜に含まれている放射性物質を測るってどうやってやるおつもりでしょうか？
機械を適当に近づければ測れるなんて思われて居ないですよね。

そんなのは測ったと言う事にはなりません。
野菜などに含まれている物を調べるのであれば、その検体をキチンとした秤(０．１％位の誤差の物)で測って、それを溶液で粉砕し、均一化させてからきちんとした基準を持って測らなければまったく意味の無い物になります。

放射性物質から発せられる放射線と言うのは、たとえて言えば、石油ストーブや電球の熱なんです。

同じ力で熱を出している状態ですが、離れれば熱くならなくなりますね？
距離の２乗で減っていくのです。

ですから測定物が葉物野菜なら、均一じゃなく隙間などもありますし形も凸凹ですので、その距離がまちまちになるのです。
そんな状態で測った物では意味がありません。
だから規定の重量を溶液に入れて粉砕して、均一化した物から測らないとだめなんです。

部屋なども同じです。
きちんと床から何センチ。、ガイガーカウンターによっては、その向きが出て来たりもしますので、それらも毎回同じ状態で測らなければ意味がありません。

そうやっていても、昼間になると、太陽の光と一緒に降り注ぐ放射線がありますからその分測定値は大きくなり、夜は減ります。
雲が出れば太陽からの放射線は減ります。
また風が吹くと風に乗って地面から舞いあげられた土埃の様な状態の物が上がって来て数値を上げたりします。

それで正しい値がいつでも測れると思いますか？
とっても難しいのです。

私自身、何か所かで測ってツイッターに載せたりして居ますが、一日の間で同じ場所に設置しておいて、いつも測って居る所は、今の通常時で0.16μSv/hですが、少ない時で0.09μSv/h～0.37μSv/h位まで簡単に放射線量は変化します。

気にしている人にはノイローゼになる様な変化をしますよｗ
これが現実なんです。

また、貴方が居る場所がどれくらいか判りませんが、福島原発事故とは縁の無い香港でこの前は買った所、0.4μSv/hの値が測れました。(普段は買って居る物を持ってきているので、機種が違うなどの為に起こる誤差では無いです。)
で、原発から80km程度の所で0.33μSv/h位です。

どうせやるなら、きちんと測られてくださいね。
野菜などの分析でしたら、百万は簡単に超えてしまうと思いますが、信念を持たれてやるのであれば、それはそれでよい事だと思いますので。

中途半端な物を使って、中途半端に惑わされて余計に混乱などするよりは、きちんとした物を使用して、本当にそれだけ違いがあると言う事を実感される方が精神的には良いかもしれないと思いますよ。

今中国居ますが、ここで測って居ても面白いぐらいに放射線量は変わります。
0.02μSv/h～同じ場所で0.37μSv/hまで変化して居ますからね。

誰かが何月何日にその時点で測って、「この数値だった！」。
私がいろんな所を測ってみた経験から行くとまったく無意味な数値になります。
少なくとも定点観測で１週間以上１時間おき位に天気や気温風の状態なども混ぜて記録してやっと意味が出て来るような物だと思いますよ。

大変でしょうが、それ位やって見て、測定して判断する材料になる。と言うレベルの話です。

機械をちょっと向けて、「あーいくつだぁ。」あんまり意味を持ちません。
実際にやって経験して見てわかる、意味の無さが出てきます。

回答No.2

eroero1919

ええっと、食べ物のチェックにはガイガーカウンターは意味ないそうです。なぜなら、その中身に放射性物質が入ってしまうので、ガイガーカウンターではチェックできないらしいですよ。
あと、仮に部屋の一角から濃度の高い放射能が検出された場合は（まあそういう可能性は低いでしょうけどね）、なるべくそこからすみやかに遠くへ逃げるしかないらしいです。掃除機かけて取れるようなものではないですからね。
だからチェルノブイリでは四半世紀がたった今でも住めなかったりするのです。

武田先生は、私は「環境問題になぜウソがまかりとおるか（題名違ったかも）」なんかも図書館で借りて読んだことありますが、こと原発問題については「正しいこともあるけれど、間違っているところも少なからずあるな」と感じています。ちょっと極論になってしまっているところはあります。ただ、武田先生の茶目っ気があるところは好きですよ。

回答No.1

misawajp

このような質問をする程度では　おもちゃとしてしか使用できませんよ

意味ある測定を行うためにはどのような準備が必要かや、測定値の信頼性・意味について解釈できる知識・技術が必須です

おもちゃレベルであれば、安くて入手しやすいのがよろしいでしょう

補足

その程度と言われましても・・
どのような準備や測定の信頼性などを勉強できるサイトはありますか？