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日本が置かれている状況下で大学が果たすべき役割とは

noname#232424の回答

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noname#232424
noname#232424
回答No.3

あなたが提案しているのは,まあ社会通念的(=珍しくもないこと)だと思いますが,経団連や政治家のような教育のド素人がいうようなことですね。あなたの誤りをやや抽象的にいうと,以下の点だとぼくは考えます。 ・教育という行為は,「個人の向上」のためにあります。その社会的効用として,まともな社会人が増えれば,まともな社会(ヒト集団という意味であって日本という国家ではありません)も実現するでしょう。このことは,小中高校でも専門学校でも大学でも,すべての教育機関でいえることです。大学では向上の内容に,高い教養や専門的知識・技能が加わるでしょう。いままでヒトが積み上げてきた「知」を吸収し,あらたな「知」(従来の定説や社会通念ではない)を積み上げていくことが,大学でやるべきことです。いま多くの若者が大学を就職予備校としてとらえているようですが(この質問コーナーにもその趣意の質問は頻発してますね),それが脆弱な脳味噌が認識しうる限界なんでしょう。 ・いろいろな効用は「結果」であって,それを「目的」として組織が構成・運用されてはいけません。結果と目的とを混同しがちだということは,ヒトが陥りやすい脳の欠陥じゃないかとぼくは思います。歴史のたとえでいえば,フランス革命とか明治維新というのははたして目的だったのか? 「目的だった」と説明するほうが,「社会システムが老朽化した反動の暴動で偶然にそういう結果になった」と説明するよりも,ヒトの脳味噌には受容されやすいですよね。また,「社会は常に向上していく」という進歩史観のほうが,受容しやすいですよね。ぼく個人はそれらを根本的に疑っています。

geter
質問者

お礼

passersby2様 遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。ご回答有難うございました。 参考にさせて頂きます。

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